大学編入体験記(VS岡山)
岡山大学工学部、数理データサイエンスコースの3年次編入試験を受けたので体験記を書きます。(2024/6/15に受けました)
岡山の数理、体験記とか情報が少ないんですよね。
当日朝
朝8:30集合でした。
津山線の福渡行きに乗って行きました。バスでもいいのですがよく分からなかったので。
学校に到着
クソ暑かったので、ジャケットは着ずにシャツとネクタイで面接まで受けました。
数理コースの受験者は8人でした。
おそらく各コースの中で一番少なかったと思います。機械系は1コースに30-40人くらいいました。
数理の8人の中には、東大を受ける人とか大学生とか色々な人がいました。
筆記試験
数学2時間です。
解析
・微分しろ
・不等式の証明しろ
・面積求めろ
・微分方程式解け
線形代数
・線形性の証明
・imfの基底求めろ
・固有値求めろ
・対角化できない条件
・直交行列の行列式が±1の証明
・行列式の問題
確率統計
・4つの値が与えられていて、平均を求めたり分散を求めたり
でした。出来はまあまあです。対角化できない条件(=固有ベクトルが3本取れない)が分かりませんでした。統計の問題の平均値が123.5みたいに小数に.5が付く値になって、二乗するのに苦労しました。
これまで時間を決めて過去問を解いたことがなかったので、早く解く練習しないと時間が足りなくなるんだなということが分かりました。バカ。
問題用紙は終わった後回収されますが、受験者同士で話し合って問題を復元しました。欲しい方は連絡ください。
面接
面接官4人でした。
・志望動機を教えて
・高専で夢中になって取り組んだこととかある?
体験記にあった併願校や自己prを聞かれたりはなかったです。こちらが言ったことに対して、質問を返してきたりはありませんでした。
口頭試問
英語
ローレンツの方程式がなんとか~みたいな文でした。ローレンツの方程式が何かは分からなくても大丈夫でした。
問は、空所補充が二問、下線部を英訳しなさいが一つの三問でした。空所補充の一つは前置詞を選ぶもの、もう一つは熟語を選ぶものでした。
緊張して全然英文が読めなくて空欄穴埋めは適当にやりました。英訳は、「ローレンツの方程式の研究が16xx年から沢山の研究者にされてきた~」みたいな感じだったと思います。
どっかにTOEIC500点って書いてあったけどもうちょい高い気がします。空所補充は文法から推測できれば良かったのですが、知識ゲーでした(多分)。
数学
・関数f(x)がa点で連続であるとはどういうことですか。
・関数が微分可能であるとはどういうことですか。
・平均値の定理とはなんですか。
死にました。平均値の定理だけちゃんと書きました。数理だし確率の問題とかが出ると思っていたのですが、定義を問うものでした。
連続が何かくらいちゃんと分かっとけと言われればその通りです。
平均値の定理のa≦c≦bと書いたところで、「その等号いるの?」と聞かれました。(必要です。)なのでちょっと意地悪?かも。質問する人は機械的なことしか言わず、ヒントとかはくれないです。もうちょっと人間的な会話がよかったな(は?)
その他
天気がよかった。暑かった。津山線のキハ40がかっこよかった。
学力試験受ける事自体初めてなので甘えたことを言ってる気がしますが許してください。