見出し画像

髭 TIKA 第5回 @下北沢SHELTER(2024.8.12.)

髭ちゃんマンスリーライブTIKA、8月。どのような内容になるのか事前情報なしで迎えた当日、1曲目の『虹』にまず度肝を抜かれました。『虹』はライブ終盤の定番で、7月も最後に演奏された曲。いきなりの大団円感。
さらに2曲目が『イノセント』。TIKAではおなじみになってきた、みんなで歌える気持ちいい曲。
2曲だけで満足感がすごくて、髭ちゃん、ど頭から飛ばしすぎです(ありがとう)。


この日の私的ハイライトは、『ハートのキング』→(MCをはさんで)『アルペジア』→『ダイアリー』の3曲でした。

ハートのキング

「確かなモノなど何もない」「信じるモノも何処にもない」って繰り返しつつ「信じるモノよりキミがほしい」って歌う、厭世的だったり愛がつよめだったりどっちなんだいっていうところが髭ちゃんぽくて大好きな曲。

曲前に須藤さんが「物心ついてから今までに、確かなモノはありましたか?」「僕はあると思うんです」という内容のことを言っていて、その言葉にやられてしまって、曲中は涙が止まりませんでした。
あとこの曲やっぱりベースが大好きです。泣いたー。

アルぺジア

聴きたかった曲。
不安や心配に負けてもう頑張れないかもって思ったとき、「世界中のみんなの諦め 逃げだしたらダメよ」という歌詞に助けられてきました。逃げちゃダメだって強い言葉だけど、須藤さんが「ダメよ」って歌うだけでこんなに優しくなるのすごくないですか。
もちろんそれだけじゃなくていろんな文脈とか宮川さんのメロディとかいろいろ込みで、とっても優しい。
聴けてよかったです。

ダイアリー

大好きだけどこれまでは聴くとさみしい気持ちになっていたのですが、この日の『ダイアリー』は全部が優しさに包まれてるみたいでした。泣きすぎてわけがわからんようになりました。

この3曲で張り詰めていた気持ちがすっかり柔らかくなったというかある意味抜け殻のようになってしまったようなところもあったのですが、もちろんそれだけで終わるわけはなく。
8月のTIKAは速め激しめの曲もいっぱいで最高でした。『病ム!病ム!』って拳上げるの楽しかったし、『S.O.D.A.』激しくてかっこよかった! 
(公式さんが動画を上げてくれました。嬉しい。↓)

ほかにも『ロックンロールと五人の囚人』『テキーラ!テキーラ!』『ボニー&クライド』『黒にそめろ』『ギルティーは罪な奴』とか、早くてアガる曲たち盛りだくさんで、そりゃもうぶち上がりました。


あともう1曲、久しぶりに聴けてすごくよかったのが

君のあふれる音

「はじめからわかってたんだ 悪いのは全部僕なんだ」っていう歌詞をめちゃくちゃ優しい笑顔で歌う須藤さん、その顔でそれ歌うの??って動揺しているうちにいつのまにか泣きそうな顔になっているようにも見えて、揺さぶられすぎてたいへんでした。

髭ちゃんのライブではときどき、私の脳内からリクエスト受信してくれた?って思うことがあるのですが(もちろんそんなわけないってわかってるけどそれでも)、この日もまさにそんな感じでした。

最後、みんなに風邪ひいたりしてほしくないって言ってくれた須藤さん、自分も元気でいたいし髭の皆さんも皆健やかにいてくれたらいいなと思います。またライブに行ける日を楽しみにしていきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?