大谷翔平と中田翔のノーステップ打法の違い

大谷翔平選手はメジャーにいってからノーステップ打法に変えて打撃を進化させた
大打者プホルスなどもおこなっている打法である
メジャーの速い球にタイミングを合わせるためにメジャーのバッターはノーステップ打法のバッターが多い

巨人の中田翔選手も10年くらい前の日本ハム時代にノーステップ打法だった時期がある

しかしよくよく観察してみると大谷と中田の前足の使い方には大きな違いがある

中田のノーステップは前足はあまり動かさない
いっぽう大谷はタイミングをとる段階で前足を内側に捻転させている
捻転させた前足を回転させて踏み込みインパクト手前~インパクトのときにつっかえ棒のようにつかっている

大谷は下半身を体重移動させて力を伝えるためにこの動作をおこなっているのだろう
前足で体重移動のパワーを受け止めてインパクトに伝えている

インパクト手前ですでに受け止めているのでそこから変化球などに対応できるようになっている
当然プホルスも前足を捻転させて振る動作にあわせて回転、その後体重移動を受け止めてインパクトに伝えている

こうすることで足をあげたときと同じように体重を前足で受け止めることができている

大谷のバッティングフォームは学ぶべきところが多いので今後も観察していきたい

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