「고」と「서」の使い分け(日本語:「~て」)
会話の中でよく使う「~て」。
これ、韓国語は2つあるんです。
なので、状況に合わせてこの2つを使い分けなければなりません。
両方使える場合も多く、その場合若干ニュアンスが変わるので、会話の中で瞬時にどちらかを判断して使う必要があります。
この「고」と「서」の違いについて見ていきましょう!
①「서」:前後関係あり
「서」:「~て」でつながれた前件と後件の文章に関係がある場合、こちらを使います。
例えば、
「プレゼントを買って、(それを)友達にあげます。
「友達に会って、(一緒に)映画を観ます。
「ソウルに行って、(そこで)ショッピングをしました。」
このように、前件の行為が後件の行為と関係していますよね。
この場合、「서」を使います。
それぞれ韓国語ではこうなります。
「선물을 사서 친구에게 줘요.」
「친구를 만나서 영화를 봐요.」
「서울에 가서 쇼핑했어요.」
②「고」:前後関係なし
「고」:前件の行為が完全に終了し、その次に後件の別の行為に移る場合こちらを使います。(行為だけではありません。下の3つ目の例参照)
例えば、
「テレビを見て、シャワーを浴びて、勉強して、寝ます。」
「友達と映画を観て、買い物して、食事しました。」
「ユナはきれいで、頭が良くて、性格が良いです。」
前件の行為と後件の行為がそれぞれ独立していると考えるとわかりやすいと思います。
それぞれ韓国語ではこうなります。
「TV를 보고 샤워를 하고 공부하고 자요.」
「친구랑 영화를 보고 쇼핑하고 식사했어요.」
「유나는 예쁘고 머리가 좋고 성격이 좋아요 .」
✔︎ 「숙제를 해서 왔어요」:前後関係あり
「宿題をやって、(それを)持って来た」というニュアンスになります。
*使用する場面例☟
宿題をやって来たので先生に見てほしいときなどは、このように「서」を使って話します。
✔︎ 「숙제를 하고 왔어요」:前後関係なし
「宿題を終わらせて、(その後)来た」というニュアンスになります。
*使用する場面例☟
「ちゃんと宿題を終わらせてから遊びに来たよ!」と言いたいときなどは、このように「고」を使って話します。
このように、日本語は「~て」と1つしか言葉がないものを、韓国語では状況に合わせて「고」か「서」かを使い分けなければなりません。
意味は理解していても、いざ会話でこれを使いこなすのはなかなか難しいものです。
間違えて使うと、意味が伝わらなかったり、意味は理解できてもニュアンスが変わってしまいます。その場合、コミュニケーションに支障をきたします。
きちんと意味を理解して、使いこなせるよう練習もしてみてくださいね♪
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