ひとりPOG 2024-2025 〜全員競馬で〜

今年もPOGの季節がやってきました。

今シーズンは夏からリストとにらめっこの変な日々を過ごし、なんとか厳選した10頭です。
その前に、昨年の反省点ですが、G1馬を出したものの、勝ち上がりが6頭。
それを踏まえて、今年のスローガンは全員野球ならぬ「全員競馬」です!
1頭も走らない馬、勝てない馬を出したくないので、去年の未勝利組の良くなかった所を洗い出し、なるべくマイナス点が少ないようにしました。

自分が特に重視しているのは「母の競争成績」と「兄弟から活躍馬が出ているか」です。
それに加え、今年は「母の若さ」にこだわりました。
初仔は傾向が掴めないので嫌なのと、高齢すぎても成績が芳しくないので。
若すぎず、高齢すぎず、母+兄弟の活躍、と欲張ると本当に見つけられません。

あとは個人的に縛りというか、兄弟にG1馬がいる馬はリスト除外しました。理由は、勝ててもダサいし、負けたらもっとダサいからです。
これは縛りを作ったつもりではなかったですが、種牡馬が全頭違います。7〜8頭決めてから、行けるかもと思って被らないようにしました。

今年の10頭はこんな感じです!

・インザスカイ
・シルバーレイン
・リアライズオーラム
・オリオアルセーリオ
・ミスティカルボンド
・ジャンプオーバー
・ヴィジョンメーカー
・エルドジュリエーネ
・トロピカルレイン
・リンゲルブルーメ

それでは1頭ずつ紹介していきます。

インザスカイ

牡馬
父 キタサンブラック
母 ダイヤモンドディーバ
友道厩舎

母はアメリカで重賞勝ち、G1で2着。
姉にシャドウディーヴァ

この馬は全然情報が出る前から「今年のキタサンブラックはこの馬だ!」と決めていたんですが、
友道先生が「お願いして買ってもらった」とベタ惚れという情報を聞いて、好みと評判が完全一致!という事で1位指名です。
友道厩舎ということもあり、ダービーしか見えてません。
マイナス点を挙げると、母がやや高齢、シャドウディーヴァ後は成績がパッとしていないという所です。


シルバーレイン 

牡馬
父 エピファネイア
母 ノームコア
萩原厩舎 

母は香港カップとヴィクトリアマイル覇者。
母の妹に名牝クロノジェネシス。

大好きなノームコアの子!という所で速攻リストアップした馬。
初仔なので不安いっぱいでしたが、評判もよく、ゲート試験も早めにクリアしたので、文句なしの指名です。
個人的なマイナス点なんですが、クロノロジスト系と相性が悪く、今まで3頭選んで、全て未勝利。4度目の正直です。


リアライズオーラム

牡馬
父 オルフェーヴル
母 オリヒメ
須貝厩舎

母は地方2勝。
母の兄にアメリカG1勝ちが2頭。

自分は須貝厩舎と抜群に相性が良く、POG初重賞勝ちのプルパレイも、初G1馬のドルチェモアも須貝厩舎。
なので須貝先生のオススメには乗っかるようにしてるんですが、今年以上に評価されているのがこの馬。
全く知らなかったんですが、よく見ると血統も悪くないという事で、指名しました。

マイナス点はお母さんの競争能力と、あとはダートっぽすぎる所です。ダービーを狙ってるので。ただ芝から行くとは言われているそうです。


オリオアルセーリオ

牝馬
父 レイデオロ
母 リナーテ
木村厩舎

母はG2やG3で何度も馬券内の短距離馬。
母の兄にG1馬 サトノダイヤモンド。
兄に昨年東スポ杯1番人気のフォルラニーニ。

フォルラニーニが重賞決まった時から、今シーズンはこの馬と決めてました。POG本出るまではドラ1予定でした。
昨年は3頭選んで全て勝ち上がった木村厩舎なのもありがたい。
母、近親、兄弟と活躍できているので期待大です。

マイナス点は情報が少ない所。POG本にも載らないのは何かあったのか?
あとはシンプルにレイデオロ牝馬があまり走ってないのは気になる部分。


ミスティカルボンド

牝馬
父 キズナ
母 ミスティークⅱ 
須貝厩舎

母の半兄にオーストラリアG1馬。
姉にクイーンC,フローラSで3着のジョディー。

自分の好みと冷静さの2軸で考えているんですが、この馬は好みがかなり強いです。
キズナ産駒の牝馬でマイラーを探してた時に、見つけちゃいました。しかも好きだったジョディーの妹で、なおかつ須貝厩舎!

マイナス点としては、母の成績自体が調べても分からなかった所と、ジョディー以外の強く推せるポイントがあまり無かった点ですかね。


ジャンプオーバー

父 ロードカナロア
母 ダンサーズデスティネイション
藤岡健一厩舎

母はイタリアのG3勝ち馬。
一つ上の全兄に毎日杯3着のベラジオボンド。

父ロードカナロアに欧州血統、これ、完全にパンサラッサなんですよ。
母の強さを考えると、強化版パンサラッサと言っても過言ではありません。
距離が持ちそうな、カナロア牡馬を追い求めた結果、この馬に辿り着きました。

マイナス点はあまり思いつかないですが、兄弟で勝ち上がれておらず、全く歯が立っていない馬がいることも事実です。

ヴィジョンメーカー

牡馬
父 ルーラーシップ
母 タッチングスピーチ
林厩舎

母はローズS勝ち、G1エリ女3着。
兄のキングズレインはホープフルS3着。

ルーラー×ディープはキセキ、ドルチェモアなど最近のニックスと言ってもいいんじゃないでしょうか。
さっきの好みと冷静の話で言うと、この馬はかなり冷静寄りです。穴がないです。母、血統、早さなど、素晴らしい。

マイナス点は現在球節に腫れが出ているそうです。心配。


エルドジュリエーネ

牝馬
父 ゴールドシップ
母 ソングオブアイスアンドファイア
手塚厩舎

母は北米で重賞2着3着あり。
兄に2勝のマイケルビジョン

今年のゴルシ枠。
ゴルシマイスターを自称しているんですが、ここ2年は重賞まで進めた当たりゴルシ産駒を引けています。
母や厩舎を考えて、今年はこの馬です。
何より、母の名前がかっこよすぎる。

マイナス点ですが、ゴルシ×ロージズのニックスの馬で良い馬がいなかったので、今年は違う馬を選びました、吉と出るか凶と出るか。



トロピカルレイン

牝馬
父 サートゥルナーリア
母 シュガーショック
斉藤祟厩舎

母は米G3ファンタジーS勝ち馬。
兄にきさらぎ賞馬ラーゴムや、ニュージーランドT勝ち馬エコロブルーム。

ここまで牝馬は攻め気味のチョイスをしてるので、かなり安定感が強い馬を選びました。
母、血統、厩舎のバランスも良く、ゲート試験も既に合格しています。

マイナス点というか不安要素は新種牡馬サートゥルナーリア。
ただ初めて生で観たG1の勝ち馬なので、かなり思い入れ強いです。シーザリオの血統なので大丈夫だと思います…!


リンゲルブルーメ

牝馬
父 ドレフォン
母 ブルーメンブラット
池添学厩舎

母はG1マイルCS勝ち馬。
一つ上の兄に東スポ杯勝ちのシュトラウス。

ラストは悩みに悩みましたが、手堅い+早そうなこの馬にしました。
推しポイントとしては、これまで10頭産駒がいまして、そのうちなんと9頭が勝ち上がっています。

マイナス点は母が高齢なのと、芝のドレフォン産駒がジオグリフぐらいしかイメージ出来ない所。


以上です。
今年こそダービー制覇を!
本当は「牡馬はダービー、牝馬は桜花賞」と思ってたんですが、POG馬レガレイラの出現により、そういう訳でもなくなってきました。
個人的に牝馬クラシックに行った事がないので、行ける馬を出したいですね〜

また年末頃に中間報告します!

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