ドキュメンタル、下ネタ規制の先は

※明確なネタバレは避けてますので、こちらから見ても楽しめると思います。

ドキュメンタル観ました。どうしても、う〜んと思ってしまった部分があったので記します。

冒頭で「前回があまりにも下ネタが酷すぎてお蔵入りになった」という話がありました。その牽制と自粛もあるのか、今回全裸になったりする人もなく、そこまで過度な下ネタもありませんでした。

それによってどうなったかというと、「痛み」の芸ばっかりになってしまいました。

通常の笑いではもちろん笑わないので、その先が「下ネタ」。それも封じられたら人は「痛み」に走るんですね。勉強になりました。

下ネタも特に好きな方ではないので、その改変は歓迎かと思いきや、完全に改悪でした。

個人的には痛みのリアクション芸は笑いより引く気持ちの方が強いので、そういうシーンは飛ばし飛ばしになってしまいました。

それならまだ下ネタの方が、そこから発生するアクシデントが多く、笑いに繋がるケースがあったような気がします。下ネタはフリにもなりえますが、痛みはゴールが痛みになってしまいますから。

あとは、番組としてのエースストライカーが明らかに1人しかいなかったこと、吉本の同世代ばっかりだったことで内輪になってしまいチョコプラ松尾が可哀想だったこと。あたりが他に良くなかった点かなと思います。

それでも面白い部分はもちろんあり、松尾vs庄司の所は激熱でした。個人的には藤田の異様な存在感が好きでした。

ドキュメンタルは本当に流動的だなと毎回感じます。それによって面白い回と面白くない回が出てしまいます。これはしょうがない事です。

でも、パッケージのワクワク感はめちゃくちゃ好きですし、ある意味マンネリが無い競技になっているので、これからも追っていきたいと思います。

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