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アップフロントグループ121人テレワーク大合唱の考察と感想
まーちゃろです。
昨日YouTubeにてアップフロントチャンネルからコロナ支援の一環としてこんな動画が上がりました。
アップフロントグループテレワーク合唱「愛は勝つ」「泣いていいよ」「負けないで」
冒頭ではアップフロントグループ所属のアーティストやタレントが様々な職業従事者に対して感謝の意を表す映像が流れました。
医療従事者の方やホームセンター・ドラッグストアで働く方、ごみ収集される方への感謝の意はメディアでもよく伝えられますが、第一次産業で働く方や通信業で働く方への感謝は今までなかったような気がします。感染病ということで医療現場がピックアップされるのは当然ですし、医療関係者がいなければこの現状を打破することも出来ません。しかし食に携わる方がいなければご飯を食べることは出来ず、通信環境がなければSNSや動画サービスなどは手に入りません。
この状況下であらゆる職業に敬意を表すアップフロントワークスさん、一生ついていきます。
愛は勝つ
アップフロントの強みって90年代にブレイクしたアーティストの宝庫であると思う。KAN、森高千里、相田翔子(wink)、シャ乱Q。何と言ったって90年代は古さを感じさせない歌い継がれる超名曲がそろっているんですよ。その筆頭でもあるKANの「愛は勝つ」。
ぶっちゃけKANは最近アップフロント系列の番組で流れるポップミュージックのCMで陽気に踊るおじさんのイメージしかない(失礼)のですが、この曲は紛れもない名曲。「愛」を歌った曲は星の数ほどあるけど恋愛をテーマにした曲が多くを占めます。しかし、求めて奪われて 与えて裏切られ 愛は育つものという歌詞は恋愛だけではなく対人関係全般や夢への努力、周りからの評価など生きていくうえで直面する壁全般に言えることだと思います。そしてまさにこのコロナ禍も生きていくうえで直面する壁の一つです。せっかく夢をつかんだはずなのに思い通りにいかず自分自身を悔やむこともあります。私も4月から仕事を始める予定が延期になり、周りが社会人として成長していく中取り残されたような気分になることもあります。しかし人生でずっとうまくいくことなんてないし、逆に言えば失敗し続けることもない。この曲中の中での「愛」は愛情という意味よりも、「努力」「成長」「挑戦」という意味も当てはまります。
信じることさ 必ず最後に愛は勝つ。ここでの信じることは、「自分を」信じること。モーニング娘。の『I WISH』も「誰よりも私が私を知っているから誰よりも信じてあげなくちゃ」と歌っています。アップフロントは長きにわたって「自分自身が自分を信じることの重要性」を伝えています。
そして動いてるなっちと梨華ちゃんをめっっっちゃ久しぶりに見た。梨華ちゃんの自宅の壁に飾ってある天使の絵が気になった。すごいいい家住んでそう。何よりもつんくパパがギター弾いてる!!!それだけでもうこの動画に課金できる。ただKANはなぜ羽を背負っているのだ…。
泣いていいよ
こちらはJuice=Juiceのシングル曲を現役ハロメンが歌い、あゆみん・ちぃ・まりあ・まなかん・うーたん・莉佳子・かえでぃ・美葉ちゃん・結・まおぴん・りこりこ・佳林ちゃんはダンスも披露しています。ちなみに個人的にはうーたんの気品溢れるダンスが好き。実はちゃんと聴くのは今回が初めてでした。つんく作詞ではないな、と思っていたら大森祥子さん作詞だそう。調べてみたらまさかの『おジャ魔女カーニバル!』の作詞を手掛けたそう…。え?幅広くない?
「泣いていいよ」なんて言っても人は成長する過程で「泣くな」と言われ次第に喜怒哀楽の哀の感情を表現することが下手糞になっていきます。でも泣かない人が強いわけでも、心が弱いから泣くわけでもない。哀しい出来事があった時、自分の意志があるからこそ泣くのだ。強く生きているからこそ涙は流れる。
いつかそんなことあったと一緒に笑おうよ。こんな日が来るまで世界から夢や未来を捨てないでほしい。
蛇足だけどアンジュ人数減ったな…。グループごとに切り替わるときアンジュとジュース一瞬分からなかった。
負けないで
アップフロントグループ所属の女性アーティスト・タレント、勿論現役ハロメンが歌唱。どう考えても名曲。幸せで輝いていた過去があって、今はその時よりも輝きは薄れてしまっているかもしれないけど、それでもずっと諦めずにやるべきことを続ければ夢は叶う、と強く信じている。政府は「この現状に勝つこと」を目標と掲げているが、勝つ=負けないではない。現れる壁をただ破壊して勝つことよりも、その壁に向き合って乗り越えて負けないことの方が大事である。
『愛は勝つ』は2011年の東日本大震災でも歌われていたが、この『泣いていいよ』『負けないで』を選曲したのは、コロナ禍において無理して勝つのではなくこの逆境を味方につけて「負けない」ことを伝えたかったのだと思います。1曲目に「勝つ」って入ってるのに…(笑)
この時のメンバーとは大きく異なりました。入るメンバーもいれば去ったメンバーもいます。あやや、まこっちゃん、愛佳、小春、ベリキュースマメン…。あと吉澤ひとみ推しとしてやっぱり梨華ちゃんがいて辻ちゃんがいてそこによっすぃ〜がいないのはやはり寂しい。『負けないで』とかよっすぃ〜がオーディションで歌った曲だから違う意味で泣きそうだったわよ私。
歌は魔力であり、歌い手は強い影響力を持つ。私はこのアップフロントグループのアーティストの歌によって救われてきたし、これからも救われる予定。「負けない」ようにコロナ禍を闘い、早期に終息させ、新しい時代を生きていきましょう。