#2 振り返れば"まる"がいる
筆者こと猫砂嵐は、リモートワークをしている。
月のほとんどは在宅で仕事をしており、たまに会社に出社しているのだが、おかげで良くも悪くも猫達と一緒にいる時間が増えている。
仕事しながら、猫と遊べるのだから、猫好きにはたまらない環境なのだ。
我が借家は古い家なので、仕事部屋は引き戸になっている。
仕事中は戸を閉めているのだが、引き戸なので猫の手でも簡単に開けることが出来てしまうので、ふとした瞬間に猫が、そっと入ってくる。
"まる"は、何も言わずに、さっと戸を開ける。
仕事している机の横辺りに陣をとって、ドサッ。と横になる。
気がつくと、いつも隣に"まる"が寝ている。
寝てくれている分には無害なので、とても可愛い。
「ずっと寝てていいんだよっ」て気持ちになる。
実際問題、仕事中はずっと寝てて欲しい。
リモート会議で、私が人と会話を始めると、"まる"は急に目を覚ます。
ぴょんと、軽くジャンプして机の上に乗ってくるのだ。
それから、ミャーミャーと軽快におしゃべりが始まる。
どうやら、"まる"もリモート会議に参加しているらしい。
まる:「今日のご飯は、まぐろ味のちゅーるが良いと思います。」
とか、何とか言ってるんじゃないかと推測される。
当然、無視したいのだけど、リモート会議の相手も猫が話してることに気が付くので、「そこに、猫いるんだ?」みたいに言われる。
そうすると、"まる"の人付き合いの良さも手伝って、わたし居ますよアピールが更に強くなのだ。ニャンニャン、ミャーミャーと鳴き出して手が付けられなくなるので、結局、部屋から追い出すことになる。
そうこうして、一通り仕事を終えて、ほっと一息をつく。
コーヒーブレイクし振り返ると、横で"まる"が寝ている。
おまえいつのまに・・・。と、いつも思うのでした。
■今回の、まるみろプチ情報
"まる"は、リモート会議が好き。