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【過去記事】代表ブログ:産学連携やり始めた背景とやってみての感想。
**この記事は2018-07-02にフロカレHPにアップされたものを再掲載しております。**
フロカレでは産学連携も頑張っています。
「キャッキャするし成長するし。理念にもあうじゃん」
という大変シンプルな理由です(笑)
詳しい経緯は↓を参照
・「仕事」「学び」に「遊び」の要素をプラスすればモチベーションがあがる!社会人が勉強を続けるための要素とは?
http://work-switch.persol-pt.co.jp/shakaijin_manabi/
ちなみに産学連携を始めた理由、実はこのインタビューよりもっとシンプルで、
「なんとなく大学と研究ってかっこいい」と思ったから。
「あわよくば大学の論文に載ってみたい。なんなら授業してみたい。」
というなんともまあ、俗物的な考えからスタートしています(笑)
でもまあシンプルな欲求ほど推進力があると思っていまして。
ということで、いくつか大学にテレマをしたり、突然友人に
「ねえかっこいいから大学で研究してみたい。誰か紹介して」
と片っ端から連絡してみました。
正直、周囲の反応は冷たく、
「あのねえ、そんなに簡単に研究なんかできるわけないでしょう?」とだいぶバカにされたもんです。
そりゃそうですね。
こりゃさすがに無理だ、と思ったらまさかまさかで、偶然の流れから学生さんと繋がりまして、
「僕の先生と研究してみてはどうでしょう」とおつなぎいただくことに。
この時繋いでくれた友人とこの学生さんが産学連携のきっかけです。あたまあがりません。
そして、あれよあれよという間に、研究は進み、その研究を元に他大学ともつながることになりました。
ちなみに、それでも周囲は「またアイツ変なことやってる」とほとんどが非協力的でした。
大学ではほとんど勉強しなかった自分ですが知識欲は元々強め。
研究室に行くたびにバンバン知識のシャワーを浴びますから、周囲がなんと言おうが異常にキャッキャしておりました(笑)
別にやったところで給料あがるわけでもないんですが、毎日夢中で、もう、雑音なんか気にならないり
メリットデメリットなんて言葉も浮かびません。
いま思えばこの「キャッキャ感」が今の原点なのかも知れません。
と、そんなこんなで、産学連携はこんな感じになりました。
▼共同研究実績
主観的健康におけるストレス信念の影響 竹橋洋毅・大久保慧悟・成田範之・豊沢純子・島井哲志 (2016).日本ポジティブサイコロジー医学会学術集会プログラム抄録集, p.36
MCII (Mental Contrasting & Implementation Intention)による達成促進効果の検証, 尾崎 由佳, 成田 範之, 逢坂 宏子, 沓澤 岳, 深瀬 菜瑛子, 日本社会心理学会第58回大会,(2017)
待望の論文化
うん、こうみるとなんだか賢そうですね。
実際は先生&研究室の皆さんがやってくれて私はあまりなにもしてないんですが(笑)
そして、メディアにも取り上げられはじめます。
前者の研究は足立経済新聞にも掲載いただきました。
https://adachi.keizai.biz/headline/239/
後者の研究はそれを元にさらに発展させたため、より多くのメディアに取り上げていただきました。
・尾崎由佳准教授が産学連携で社員のモチベーション向上を目指す心理学研究プロジェクトをスタート
https://www.toyo.ac.jp/site/soc/112340.html
初の大学での勉強会の模様
あとは、大学ジャーナルや日本の人事部でも取り上げていただきました。
https://jinjibu.jp/news/detl/12207/
この辺からですね、ようやくみんなが「お、すごいね」と言ってくれたのは。
2年くらいかかりました。今思えばよくもまあ飽きずにやったもんですね。
▼現在は産学連携での商材開発&学生キャリア支援に注力
それからご縁があり、現在は東京家政学院大学キャリアバーム様と繋がり、特によくしていただいております。
東京家政学院大学キャリアバーム様に僭越ながらコメント載せていただきました。
https://kaseigakuin-career.jimdo.com/
キャリアバームでは多くの社会人を招いているのですが、
そこでも何度かお話をさせていただき、
ついにはゲスト講師として正式に大学の講義に登壇する機会も頂戴しました。
キャリアバームの皆さんと
▼産学連携で学んだこと
この経緯を自分なりに振り返ると、「よくもまあここまで来たな」という雑な感想(笑)
一方、本気になるといろんな人が助けてくれて、想像もしないところにいくことがあるんだなと。
如何せん「なんとなく大学と研究ってかっこいい」と思ったのがスタートですからね…
巻き込まれた大学関係者の皆様、当時は本当に失礼ばかりですみませんでした…
では、なんでここまでやれたかというと、
「思いついたとき本気で面白そうだと思えたこと」
あとは「そんなん無理でしょ」っていう人はいたけど
「お前らには無理だけど、俺はできる。」という意味不明の自信があったこと。
普段は人の意見を聞いて「だよね、無理だよね。ははは」みたいなことばっかり言ってましたけど、
なぜかこのときは「俺はできる」という確信がすでにあったんです。
そうしたらいろんな友人が助けてくれて、あれよあれよと何とかなってしまった。
でも世の中、おとなになればなるほどできない理由を語るのがうまくなって、人に反対されると
「だよね、無理だよね。ははは」となんとなく茶化してその場を終わる人が多い気がするんですよね。
これはすごい勿体ないなって思います。
一見バカなことかも知れないし荒唐無稽なことかもしれませんが、大抵のことは
おとなが集まれば何とかできちゃったりします。
この経験積んだ人って本当に楽しそうにキャッキャしているから人も集まるし、
どんどん知識も深まり世界も広がっていく。
そうして周囲もどんどんキャッキャして、新しいことが生まれていくんですよね。
少しながくなりましたが、こんな感じで産学連携はスタートし多くのことを学びました。
そして、その経験がこのフロカレの原点になっています。
「やってみたいことはあるけど、どうせ無理だよな」という方いたらいつでもご連絡ください。
どうにもならんかもですが、思っているよりは何とかなります。おとなは意外とすごいんです(笑)
ということで、これからも産学連携頑張ります!
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