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大いなる細胞分裂〜寒空の下で〜
おなかがいっぱいなのに、欲張ってソイラテをショートじゃなくてトールにしたら、半分も飲めずに放置することになった。
そんな昼下がり(ほとんど夕方)に、これから酷いことをされる知人を思いながら人の流れを見つめる。その酷いことをする女性へも、思いを馳せる。
その間に、いつもお世話になっているハプニングバーの店主さんからのご連絡と、セフレくんからの今夜のお誘いと、バイトしているハプニングバーで店長しない?といわれた記憶と、将来への漠然とした不安(みんなあるやつ)と、これからの予定と、月曜日からの仕事の憂鬱さと、まだ支払っていない払込書が錯綜する。しゅゅん、びゅんんと、どこか遠くへ行けそうなくらい、ゆうせんじゅんいが爆走したToDoリストがびびゅびゅん、と、スピーカーから聞こえるBGMと斜向かいに座る中国人が発する英語と、隣のクソリプ送ってそうなおじさんの独り言と共に、飛び上がる。
私は比較的、世の中で言う「おもしろいこと」をしていると思う。そして私は、物心ついた時からその「おもしろいこと」を、したくてしたくて堪らなかった。「おもしろいこと」をして、有名になって、それでメシを食って、人に求められたいと思うちびっ子だった。
最近、それに関して思うことは、私はまだまだスタート地点にもたどり着いていない、ひよっこだということ。
人の土俵を借りることでしか仕事を作れない、人のふんどし履いてドヤ顔をする、そういう身分だということ。
そして、土俵やふんどしを、快く貸してくださる諸先輩方のお陰でいまがあること。
心から、ありがとうございます。
土俵やふんどしを、貸せるくらいまで成長したいです。
最初は金原ひとみばりの訳の分からない錯乱文にしようと思ったのに、結果的には感謝になりました。それもまた私。
猫背