あんこ食パンと出会う
日付が変わる前に数時間眠りにつき、1時ごろに目覚めてから一夜が明けてしまった
6時ごろから仕事をはじめたので、お昼過ぎには一通り終わり解放される
普段ならばこの時点での体感は夕方ごろなのだけれど、この余裕がとても有意義に感じられた
久しぶりだ..
まあ寝ていないので少し違う気もするけれど、どの道早起きは三文以上の徳があることは間違いない
ルーティンも早起きも苦手なわたしにはなかなか続けられないのだが、たまにこういう日があると何だか良い気分になる
少し前に近所に人気の食パン屋さんができた
Le mitron pains (ル・ミトロン)というらしい
フランス語は目に止まりやすいため、おや?とは思ってはいたのだけれど、ほぼ近所を出歩かないわたしにはパンのための訪問の機会がない
2時間おきくらいに焼き上がるようでタイムスケジュールが書いてあるのだが、すぐに売り切れてしまいいつもパンがないように見えていた
しかし!
本日は早起きのお陰で、いくつか種類がある中から、遂に手に入れることができた
あんこ食パン..!
マーブル模様にあんこが練り込まれている食パンだった
とにかく美味しそうで迷わずそれにした
いい香りだ
カットは贅沢に2枚切り
尋ねたところ、どうやらそれよりも薄くすることはお店のポリシーに反するようで、なんと厚さが5.6cmほどある
中はふわっふわ
あんこ食パン.. 気になる..!
パリではパン屋さんで焼きたてのバゲットを買うと頭の方を千切って食べているのをよく見かける
わたしも何度かやってみた
千切ったバゲットはそのしなる音がわくわくと家路へ急がせる
なんだか久しぶりにその感覚を思い出した
食パンは断然日本のほうが美味しい
パリにも日本の食パン屋さんが何店舗があるがとっても人気がある
日本の高級食パンブームは遠いフランスにまで及んでいるのだ
帰宅して、すぐに袋を開くとまだ温かく、香ばしい小麦の香りがあっという間にリビングに広がっていった
美味しい
ふわふわのほわほわ
マーブル状に分散されたあんこ、小麦は香ばしくて甘みがある、満足度高めの食パンでした
今は一口にしておき、明日の朝の早起きのためにわくわくを残しておく
早起きができますように