学会のオンデマンド参加が楽だった話

ご覧いただきありがとうございます。
ここ数年で学会参加となると演者と座長の先生方が会場に行って通常の参加者がオンラインでリアルタイムもしくはオンデマンド参加であることが多かったと思います。
ここ1週間ほどで医用生体系の学会が2つほど開催されていました。
(私は処方薬が増えた関係で両方とも不参加でした。)
興味のある見たい演題やシンポジウムがあったりしたのですが現地、もしくはリアルタイムオンライン参加がどうしてもハードルではあったりします。
私のここ最近のオンラインでかつオンデマンドの学会参加は日本臨床工学会、日本臨床倫理学会、日本生命倫理学会などがありました。

オンラインリアルタイム参加について

オンラインのリアルタイム参加はどうなのかと言う点では自宅から参加できる分、ある程度余裕があり参加のハードルは少し下がる気がします。
私がここ最近でしたオンラインリアルタイム参加ですが東大の死生学・応用倫理センター研究会やシンポジウム、医療機器学会の研究会などでした。
この辺りは1日で終わるものや開始時間が夕方以降などの遅いものなどで最初からオンラインで開催されることを念頭に置いたものがほとんどだと思います。
時間の制約はありますが、移動時間などがないことやどのような状態でも(よろしくは無いですが寝巻など)参加は出来るという点が大きいです。

オンデマンド参加について

ではオンデマンド参加のことですが、期間中であれば見たい演題を時間に縛られずに見ることが出来る点がとても大きいです。
現地、リアルタイム開催であれば見たい演題などの時間が被ってしまえばどちらかを諦めなければいけません。
実際のところ先日に参加した臨床倫理学会でもいくつか取捨選択をしなければいけない時間があったりしました。
以下はその時のレポートです。(全体的なもので、どれを見たかは特に書いてないです)

オンデマンドであれば、聞き逃したことやちゃんとメモを残したいことなども確実に見逃すことなく見ることが出来ます。
視聴する時間帯も縛られず、なんだか眠れないときの深夜などにメモ書きをしたかった演題を見ていた記憶もあります。

現地開催の良さ

現地開催と比べて、オンラインは本当に楽だったと思います。
気張っていつもは着ていない慣れないフォーマルな格好で朝早くから格式ある会場に向かって・・・ここまででも今の私にはハードルがすでに高いです。
参加したとしても自分が見たい演題とシンポジウムが被ったり、昼食時のランチョンセミナーでの券と席の争奪戦があったり、終了後も帰路にたどり着くだけで一苦労だったりと様々です。
ただし、現地開催の良い点については「学会こそ顔を見合わせて交流を深める場」ということが上げられると思います。懇親会などで気になった演題の演者の先生に話をかけてみたり、普段暮らしている地域以外の参加者の人たちとの世間話やこの機会に色んな人とのつながりを持ってみたいなどなどポジティブな面は多く存在します。

最後に

コロナの影響も明けつつあり、今までオンラインだったところも徐々に現地開催にされつつあります。
実際に人と触れ合って意見交換が出来る点が戻ってきていることはとても良いことだと考えています。
ここ数年のオンラインに慣れ過ぎてしまっているのかもしれないですが、学会参加の新しい形態としてオンライン、オンデマンド型も普及しつつ残していってくれると良いなと思いながらこの記事を締めたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。

CEねこやなぎ


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