鬼怒川でワーケションホテルを体験してきました
この記事は6,460文字です。
ご覧いただきありがとうございます。
3月の上旬に鬼怒川にある「ホテルサンシャイン鬼怒川」にワーケーションホテルプランを利用して宿泊して来たので記事にしたいと思います。
まず、ワーケーションホテルを利用した経緯については以下の記事に書きましたのでよろしければそちらもご覧ください。
簡単に書くと完全に仕事というわけではなく合宿という形が近いです。
ただ、この記事ではなるべくワークを考えながら体験をしてきたので皆様の参考になれば幸いです。
また、利用したサービスに関しては「Otell」さんのワーケーションプランになります。
家から鬼怒川温泉駅までの道中
当日はお昼ごろ出発して鈍行を乗り継いで鬼怒川温泉に向かいました。
私の家から3時間かからないくらいで駅に到着したので、遠すぎて疲れるなどは無さそうです。
特急などを使用すれば都内からでも2時間程度で到着すると思います。
私が普段あまり外に出ないのと普段乗らない電車の乗り継ぎが得意ではないのもあるとは思いますが、鈍行のみだと少し複雑でした。
平日の午後に移動していましたが、思ったよりも混んでいました。
ひとまずは特急を利用することをおすすめします。
「下今市駅」というところから東武鬼怒川線で鬼怒川温泉駅にたどり着けるのですが、ここから乗る人がそこそこの人数いて短い車両ではあったのですが、座席がすべて埋まっていて立っている人もいました。
ワーケーションでどれだけ荷物が多くなるかは人によると思いますが、私が今回の2泊3日で持っていた荷物でもそこそこ大きかったので移動するのも大変でした。
Otellのおすすめの日数が4泊5日なので荷物の量も考えると特急を利用したほうが楽だと思います。
鬼怒川温泉駅に到着からチェックインと部屋の様子
15時30分くらいにホテルにチェックインをしました。
元々のチェック時間は16時だったので早すぎるかなと思いましたが、何事もなくチェックインできました。
到着したときのホテルですが、そこそこ混んでいてチェックイン待ちが出来ていました。
ただ、ロビーで案内されてゆっくりと座って待っていられたのでそう言ったところの気遣いがありがたかったです。
その日のチェックインを待っていた客層ですが、家族連れや学生さん?の団体などで全然いないという訳ではなくて観光地らしい方々が多かったです。
無事にチェックインが終わったあとに部屋へと行きました。
部屋の写真をいくつか貼り付けておきます。
ワーケーションで一番大事だと思われるデスクとチェアです。
メインデスクは十分な大きさがありノートPCとサブモニタを置いてもまだ広さがありました。
本を広げるのでこの大きさは助かりました。
実は、スタンディングデスク台というのをOtellの公式LINEから申し込んでいたのですが、思ったより小さかったです。
結局のところこれは使用しませんでした。
ノートPCだけなら十分な広さがあるのでノートPCのみで作業する方は利用できると思います。
このホテルではモニタがレンタルできるのでお願いしました。
大きさは21インチくらいで解像度はフルHDでした。
モニタを借りたときに同時にHDMIケーブルと確かVGAケーブルを借りれました。
画質などはあまりこだわらないので気にはなりませんでしたが、環境を求める場合は自分でモバイルモニタを持っていったほうが良さそうです。
電源タップを持っていったのですが、部屋にすでにありました。
ノートPC、貸出のモニタ、貸出のモバイルWiFiルータ、貸出のデスクライトで使用しましたが、十分でした。
きちんとした写真は撮るのを忘れたのですが、デスクライトがついていて、暖色、寒色が点けられてワイヤレス充電もできるそこそこ高機能なデスクライトでした。
これに関しては読書のときにかなり役立ちました。
客室にもWifiは通っています。
ただ、同時にモバイルWiFiルータも付いてくるのでそちらも利用できます。
ものとしてはドコモの5GモバイルWiFiルータでした。
速度に関しては上の画像通りでそんなには速くありません。
今回は会議などネットをフル活用した作業はしなかったので特に不満点はありませんでしたが、ZOOMやTeamsを使う場合は少し厳しいと思います。
デスクの後ろ側には冷蔵庫とコップが入った棚があります。
冷蔵庫の大きさはホテルのよくある冷蔵庫を想像していただければその通りの大きさだと思います。
私は作業中にずっとコーヒーを飲んでいるので紙パックで買ってきてずっと置いておきました。
冷え具合も想像通りです。
寝る場所に関しては布団です。
到着したときにすでに敷かれていました。
布団については過不足なく、常に睡眠薬を必要とする私でも問題なく眠ることが出来ました。
トイレに関しては想像以上に綺麗でした。よく清掃が行き届いていると感じられます。
外の景色に関しては非日常感があります。
行ったのが冬なので緑が完全に広がっているというわけではないですが、普段は見ない山々が広がるので少し外を見ているだけでも気分転換になります。
1日目の夜
チェックインして部屋をひと通り見て、滞在して作業するのに必要そうなものを買いに出ました。
ちなみにですが、この段階では食事に関しては最終日の朝食バイキング以外は未定でした。
なので夕ご飯と必要そうなものと探しに出ました。
ホテルの周辺に関してはコンビニは徒歩で10分程度にセブンイレブンがあります。
私は今回利用しなかったのですが、ドラッグストアを少し探したところ歩いて15分くらいのところにツルハドラッグがありました。
さて、夕ご飯に関してですが、この日と次の夜も含めてこちらのスーパーを利用しました。
観光地でスーパーと聞くと普通のスーパーを想像しましたが、このスーパーは土地のものを使った惣菜があり、なぜかお魚が美味しいです。
魚に関しては私の住んでいるところより美味しかったです。
一番のお気に入りは川魚?の煮付けで身が柔らかく味付けもバッチリでした。(名前を覚えようと思いながら結局覚えていませんでした)
チェックイン後にセブンイレブンで常飲するコーヒーと甘いものを買って、初めての利用でしたがスーパーで夕食を買いました。
このとき買ったものの写真を取り忘れたのですが、川魚の煮付け、コロッケ、牛すき焼みたいなものなどでした。
どれも美味しくて値段も高くないのでかなり満足度は高かったです。
18時半くらいに早めの夕食を食べたあとに大浴場に向かいました。
なぜこのタイミングなのかと言うとほかのお客さんの夕食の時間だと思い狙ってこの時間にしました。
予想通りほぼ貸切状態でした。
ホテルサンシャイン鬼怒川のお風呂はスーパー銭湯によくある複数種類のお風呂があったりとバラエティに富んだものではなく内風呂、露天風呂、洗い場、サウナの4ヶ所です。
初めて浴場に入ったときに内風呂の大きさに驚きました。
よく「浴場で泳がないでください」という張り紙を見ますが、ここは本当に泳げる勢いの広さでした。
多分、修学旅行など団体旅行でも十分に問題なく入れる大きさだと思います。
露天風呂は内風呂に比べれば小さいですが、それでも普通の旅館の露天風呂よりは広かったです。
以下がホテルサンシャイン鬼怒川の温泉のページです。
お風呂から上がって19時半くらいから作業を始めました。
夜になってくると冷えるかなと思いましたが、空調の強さがそこそこ強くて、窓際に置かれたデスクにいても全く問題ありませんでした。
23時を過ぎたあたりで一旦休憩して寝る準備を始めたあたりで初日は終わりました。
2日目の朝
この日は7時に起床して朝風呂に行きました。
布団で寝ることなんて久しぶりだったので寝れるか心配でしたが、全く問題なく目覚めもよかったです。
朝風呂に行ったあと、私は朝食がついていないので朝食を手に入れる必要がありました。
このときはホテルの目の前に「遊ingPLAZA」という飲食店やお土産屋さんなどのお店がいくつか入った施設がありました。
ここに入っているハンバーガーが美味しそうでテイクアウトしようと思い、開店時間まで待っていました。
待っている間に読書をしていたのですが、朝の光に照らされる山の光景を見ながらという優雅な読書経験でした。
開店時間近くになってお店の前まで行くとイートインのみの営業のようで少し迷いましたが、断念することにしました。
どこか良いところはないかとGoogleマップで調べていたところ少し歩いたところに「ギャラリーカフェPaintoE」というカフェを見つけました。
以下にリンクを貼り付けておきます。
テラス席などもあって私は普段はあまり入らないおしゃれな感じのカフェです。
内装もきれいで朝早くに行ったのですが、お客さんがいました。
テイクアウトでお願いして、アイスコーヒーとクロワッサンサンドを頼みました。
これが本当に美味しかったです。
次回も鬼怒川に来る時は必ず朝食にすると思います。
値段はしますが、正直なところ次の日の朝食ビュッフェより満足度が高かったです。
大きさもかなりあって実はもう一つ買おうかなと思ったのですが、一つで大満足でした。
2日目の昼から夜まで
少し遅めの朝ご飯を頂いたあとから作業を再開しました。
作業を進めていくうちにちょっと疲れたなと思い顔を上げると窓から見える景色がいつもの環境とは異なり、普段は見ない大きな山が見えて気分が上がります。
この日は晴天だったのですが、空調を消しても全く問題ないくらい暖かったです。
寒くなりがちな足元が陽に当たるのでポカポカでした。
お昼を過ぎたあたりでもう一度お風呂に行きました。
日帰り入浴もやっているようで、何人かのお客さんがいましたが、相変わらずあの広いお風呂を使い放題でした。
サウナにも入ってみたのですが、ぬるめでした。
お風呂後に流石に観光らしいことをしようかなと思い、外出しました。
この時はまだお昼ご飯のことをあまり考えていませんでしたが、これが失敗でした。
まずはホテルの裏にある鬼怒楯岩大吊橋に行きました。
とても大きい吊り橋で、人2人分くらいの幅があります。
そこからの景色を楽しむというものなのだと思いますが、想像以上に揺れます。
風でも揺れますし、歩いているだけでも揺れます。
ちょっと怖かったです。
吊り橋の先にも遊歩道があり、滝が見れるようなので行ってみることにしました。
滝までの遊歩道ですが上り下りが多少あり、普段動かない分大変でした。
遊歩道を歩いているうちにトンネルに入ってすぐに滝がありました。
山がすぐそこではあるのですが、そこまで高さがないのでそんなに大きくないのかなと思いましたが、想像以上に大きい滝でした。
もう少し先に行くと池があるようですが、流石にそこまで行けないかなと思い、戻りました。
戻ってからそろそろお昼ご飯にしようかなと思い、またGoogleマップ色々と見ましたが、お店自体が少なくてしかもお昼やっているお店がほとんど時間外でした。(この時は確か14時を超えたあたりでした。)
少し気になっていたお蕎麦屋さんがあったのですが、営業しているかわからなくて直接見に行こうと思い、20分ほど歩いて向かったのですが、休業でした。
仕方ないのでもう少し我慢して早い夕食にしようと決めました。
ホテルに戻る途中でコインランドリーを見つけました。
場所としては朝に行ったカフェの近くで歩いて10分かからないくらいの距離でした。
ホテルにはコインランドリーが付いていないので長期の方はこちらを利用することになると思います。
この日はせっかくだから地ビールを飲もうと思い、ホテル前にある遊ingPLAZAのおみやげコーナーで地ビールらしきものを買いました。
味としてはホワイトビールで飲みやすくてスイスイ入っていきます。
おつまみというか夕食は1日目と同じようにスーパーに行きました。
1日目と違う惣菜が置いてあり、お寿司があったので買ってみました。
昨日も美味しかった川魚の煮付けもあったのでそちらも購入しました。
この滞在中の夕食はスーパーだけになりましたが、普段では味わえない味に出会えるのは旅ならではですね。
夕食後は少し作業したあとにお風呂とサウナを頂きました。
サウナは相変わらずぬるめでしたが、そんなにいつも入らない私にとっては入るのが楽で良かったです。
入っている途中で雪が降ってきて露天風呂にずっといました。
このような光景も旅行ならではだと思います。
最終日と帰路
最終日は少し雪景色になった鬼怒川の景色を眺めることができました。
そこまで多く降られたら帰り不安だなとは思っていましたが、少し積もる程度だったので交通は大丈夫そうでした。
滞在最終日は前日に朝食バイキングをフロントでお願いしていたので、朝風呂に入ってからバイキング会場に行きました。
サンシャインホテル鬼怒川のバイキング会場はかなり広く、テーブル席だけでなくて座敷もあったりして、団体対応することが多いのかなと思いました。
8時位に会場に行きましたが、半分くらい埋まっており、家族連れや仕事の出張で来ている方などもいらっしゃいました。
メニューですが、夕食に関してはライブチッキンのようなものがあったり、滞在している間は広島キャンペーンとしてカキフライやカニなどがあったようですが、朝食はいたって普通な感じの朝食バイキングでした。
特筆することがあまりないですが、平日ということで混み合うようなこともなく好きなものを好きなだけ食べられたので満足です。
チェックアウトまで片付けをしつづけましたが、かなり持ってきたものを広げてしまったのでこれには手間取りました。
私の場合は本を大量にもっていったので最後に積み残しがないか何回も確認する羽目になりました。
レンタル品も分かるように端に分けながら出発の準備をしていました。
チェックアウトの時間までに間に合うように前日から片付けをしておくのも大事かもしれません。
チェックアウト時はスムーズに対応してくださいました。
前もって伝えておけば送迎の車に乗ることができるようです。
今回は雪景色になったのでもう少しゆっくり鬼怒川を見てみたいなと思い、歩きで駅まで向かいました。
帰りですが、鬼怒川温泉駅からは特急を使うことにしました。
特急は「リバティきぬ」というのに乗りました。
予約自体がアカウントなどを作らずに東武鉄道のサイトから簡単にできます。
特急はかなり楽でした。少ない乗り換えで電車の中でも読書時間が確保できるので、次も来る時は特急で来ようと思います。
何回も入った温泉に思いを馳せながら自宅へと戻ってきました。
ひとまず以上になります。
写真をもっと取っておけばよかったですが、ある程度の文量に放ったのでこのくらいにしておきます。
紹介したいところは一通りできたと思いますが、この記事を読んで気になる点があればお気軽にコメントして下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました。
CEねこやなぎ
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