気になっている技術者倫理
ご覧いただきありがとうございます。
技術者倫理という言葉が少し気になったので記事にしてみたいと思います。
技術者倫理というのは建設や機械関連に携わる方々には教育課程に組み込まれているようで馴染みのある言葉のようです。
技術者倫理という言葉自体はかなり前からあるようですが、私が知ったのは臨床倫理の勉強をし始めて少し経ってからでした。
つまりどういうことかと言うと臨床工学技士の養成校ではその言葉に触れてこなかったということです。
技術者倫理の大きな柱としては7つあるようでそれぞれ上げると
・公衆優先原則
・持続性原則
・正直性原則
・有能性原則
・真実性原則
・誠実性原則
・専門職原則
の以上になります。
まだしっかり読めてないので一つ一つは解説できませんが、私が気になったのは一番はじめの公衆優先原則です。
発展し続ける科学技術の潜在的リスクに対しての予防や業務上で生じた予見できるリスクに対して最優先に対処するということがこの原則のようです。
この点について今書いていて気づいたのは以前に読んだ「失敗の科学」という本で挙げられていた事例です。
別でまた記事にするつもりですが、予見できた事故に対して技術者が進言していたのに執行部が続行してしまったことで大事故に繋がったという事例でした。
技術者に求められる倫理というのは技術者だからこそ知ることができる技術的、科学的な情報を解析してリスクがあれば伝えるという姿勢だと思われます。
臨床倫理と比べることができるかなと思いましたが、次の記事でゆっくり書いてみます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
CEねこやなぎ
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