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読んで下さった方へのお礼

昨日投稿した父の言動については、何度も読み返し、ためらい、削除しようか迷いながら、どうにでもなれという勢いで投稿した。

スキをしてくださった方、お読みいただいた方へお礼を言いたいと思い書いている。

介護のお仕事をされている方に読んでいただき、この方も日々、高齢者やその家族との間でご苦労をされているのではないかと想像した。

先日、私よりも若い独身の男性が病気を持つ母親と二人で暮らす生活を書いていた。通院や買物や公的な雑務を手伝う。足が不自由な母に「新聞」と言われ「取って下さいとかお願いします」と言ってくれたら、もっと気持ちよくやってあげられるのにと書いていた。

家族だから甘えがある。他人やヘルパーさんなら、「ありがとう」と言えるのに家族にはその一言を省略する。

年を取ったら、そういう想像力も働かず、ただ生きるだけで自分の欲求を満たすだけに精一杯になってしまうのかもしれない。

私やその男性よりも厳しい状況に耐えながら生きている人たちはいる。当事者にしか分からない気持ちを吐き出す場所や受け止めてくれる方がいるのは、非常にありがたい。

そんなことぐらいで弱音を吐くなと言われてしまったら、行き場所がない。誰かに相談しても、何も解決しないけれど、結局自分の力で何とかするしかないと決意することで、どうにかこうにかその場しのぎをしてきた。

苦しいことが永遠に続くと思ってしまったら本当につらい。いつ終わるか分からない老いとの闘いにも、今までなんとかなったから、これからもなんとかなると思ってもらえたら嬉しい。

そう、闘いは続く。その合間に、休んだり、愚痴を言ったり、自分にご褒美を与えたり、ふて寝をしたり、音楽を聴いたり、やけ食いをしたり、ストレスを発散させながら付き合っていくしかない。

読んで下さる方の中には、今まさに闘病中や休職中の方もいるであろう。病気と付き合っていく覚悟を持てたら、一歩前に進める。なんで自分がこんな病気になってしまったのか考えても答えは見つからない。

同じように、なんで親が長生きして苦労しなければならないのかと考えても運命とか宿命なんだとしか言えない。形は違えども、私もあなたも苦しんでいるのだとしたら、孤独じゃないよ。私の書いた文章をあなたが読んでくれることで、私のHPは回復していく。私もあなたのHPやMPが回復するのを祈りたい。

ロールプレイングゲームだと思って冒険しようか。敵が強くて勝てなかったら、経験値を積んで、よい装備を整えて立ち向かおう。疲れたら、宿屋で休んで体力を回復する。ダンジョンで道に迷ったら、リレミト使って脱出する。

若い時、無駄な時間を過ごしてしまったと思っていたドラクエは、今になって貴重な人生経験になったと思える。何もしなかったら強くなれない。

だから、これからも耐えられなくなったら、読んでくれる人を頼るしかない。私のことを詳しく知っている人よりも、何も知らないあなただから言いやすいことがある。ありがとう、これからもよろしくお願いします。