【TRPG入門】どうしてルールブックを買わないといけないの?
どうも、予定がないのに読み物としてルルブを買ってしまう猫柳娘々です。
〇この記事は?
ルールブックの未所持についてどう思いますか?今回の記事はTRPGでトラブルになりがちな、ルールブック未所持問題について書いていきます。
まずルールブック未所持問題とは、TRPGで必要になるルールブックを購入せずにセッションを行うPLまたはGMの問題です。
TRPGを遊んでいる人の多くは「ルールブックは買うべき」という意見で、答えが出ているようにも見えますが、解決していないのが現状です。
そんな様々な要素が絡んで複雑になっているルールブック未所持問題を初心者でも分かりやすいようにまとめたいと思います。
〇そもそもルールブックって?
この問題を語る上ではそもそもルールブックが何かを知る必要があります。TRPGのルールブックはざっと説明すると以下のようなものです。
デジタルゲームに例えると、システムはゲームのタイトル、データはスキルの効果等、世界観はそのまま世界設定、ルールは操作方法です。
つまり、ルールブックの内容を知らないとゲームとして成立しません。ルールブックにはゲームの動かし方と素材がつまっているのです。
本来、TRPGという概念自体にはルールブックがありません。ですが、みんなで共通認識をもってすぐに遊べるようにルールブックがあります。
〇教えてもらえばよくない?
ここで「人に教えてもらえばよくない?」と考える人もいると思います。これに対する答えは「GMは必携、他は任意で概ね問題ない」です。
必携の理由はTRPGが複数人で遊ぶもので、参加者に審判の役割もあるためです。認識にズレがあった時、ルールブックがあれば確認できます。
他が任意の理由はルルブが高価なので、複数所持や初心者に買ってもらうことが難しいためです。ソードワールドの初めに以下の説明があります。
セッションに参加しない人から教えてもらう行為はルールやデータを間違えたり、認識のズレからトラブルになる危険があります。
そもそもデータが少ないクトゥルフ神話TRPGのルールに関するページですら150ページあります。それを完璧に全員が覚えるなんて不可能です。
〇ルールブックさえあればいいの?
中にはルールブックをコピーしてインターネット等で配っている人もいますが、これは純粋に著作権を侵害しています。
「キャラクターシートはコピーしていいのか!」みたいな意見もありますが、これは私的利用(自分で使う、貸した後に回収する)ならOKです。
ネットに公開したり、人に譲渡したりはNGということです。私は法律の専門家でないため、より知りたい人は著作権法第30条等を調べましょう。
〇まとめ
いかがでしたか?ルールブック未所持問題はかなり深刻で、オンラインセッションを主に行う人は特に注意が必要です。
セッションのメンバーが決まっているならルールブックを一冊でも買いましょう。五人分担すれば高価なクトゥルフでも約1200円です。
ルルブは一生遊べる最高の娯楽品です。ぜひどんどん買ってTRPG界に貢献しましょう!最後まで読んでくださりありがとうございました!
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