【TRPG入門】キャラメイクを一緒にしよう! ソード・ワールド2.5編
どうも猫柳娘々です。ファンタジーTRPGの設定を考えるのが楽しいです。
〇この記事は?
この記事はソード・ワールド2.5でのPCの作り方を、筆者が一緒に作りながら解説するというものです。ぜひ最後までお付き合いください。
ソード・ワールドについては以下の記事で解説しているのでそちらもチェックをお願いします。それでは早速作っていきましょう!
〇レギュレーション
ソードワールドはシナリオに必要なレベルに合わせてキャラメイクができるシステムがありますが、今回は初期作成で作ろうと思います。
ルールブックは基本ⅠⅡⅢのみです。作るキャラクターは初心者に勧められがちな戦士にします。考えることが少なく、活躍しやすいですからね。
〇種族と生まれ
ソードワールドの魅力の一つである種族ですが、多すぎてどれを選べばいいのか分からないこともしばしば。まずはこの選び方を解説します。
種族と生まれはPCの方向性を決定づけるものです。選び方としてはビジュアル(設定や見た目)で選ぶか性能(能力値や種族特徴)で選ぶかがあります。
今回は戦士にするのが決まっているので、種族はドワーフ、生まれは戦士にします。これで基礎能力値と初期技能が決まりました。
基礎能力値はこの後の能力値に使用し、技能は判定で使用したり、戦闘で使うスキルになったりします。また、経験値は2000点になりました。
〇能力値
次に能力値を決めます。ソードワールドでは基礎能力値と種族毎のダイスを合計して各能力値の値を決定します。私は以下のようになりました。
技4 体11 心5
器用度17 敏捷度8 筋力21
生命力15 知力8 精神力18
能力値は主に器用度が命中、敏捷度が回避、筋力が物理攻撃力、生命力がHP、知力が魔法攻撃力、精神力がMPと関係します。
私は筋力がかなり高く、器用度と生命力が高いのでやはり戦士向きでしょう。精神力があるのでエンハンサーを組み合わせるのもありですね。
〇技能と戦闘特技
次に技能を決めます。技能はABの二分類があり、Aの方が今後の成長に必要な経験値が高いです。一番高い技能の値が冒険者レベルになります。
まず私はファイターを1Lv上げます。ファイターはAテーブルで次が2Lvなので表を見て1000経験値払います。これで冒険者レベルが2になります。
同じ要領でBテーブルのエンハンサーとレンジャーを習得。500×2経験値で丁度使い切りました。次に、エンハンサーを取ったので練技を選びます。
練技は1Lvから1つ取れるので、【マッスルベアー】を取ります。理由は攻撃特化にしたいと考えたためです。これで攻撃性能が高まりました。
そして、戦闘特技です。戦闘特技は冒険者レベルが奇数になる度に獲得する能力で、常時と宣言の二種があり、宣言は1つ取ることを推奨します。
今回は先程攻撃特化にすると言ったので《全力攻撃Ⅰ》にします。これは回避力を下げて攻撃力を上げるものです。
〇所持品
次に所持品です。初期作成なので1200G使えます。まずは武器です。武器のカテゴリは最初は剣をオススメします。一番バランスがいいです。
しかし今回は、攻撃特化でドワーフということもあり、〈メイス〉の〈モール〉にします。命中と威力が高く、クリティカルしにくいです。
防具は〈スプリントアーマー〉。金属鎧で一番安いです。その他〈冒険者セット〉1つと〈救命草〉を4つ買っておきます。残り所持金は20Gです。
〈冒険者セット〉は松明など必需品が入っていて、〈救命草〉はレンジャー技能で味方を回復するのに使用します。どちらも重要です。
〇データと背景
最後に細かい項目を埋めていきます。生命/精神抵抗とHPやMPは冒険者レベルと生命力か精神力で計算します。移動力は敏捷度で決まります。
武器と防具のデータを書きます。魔物知識は知力、先制力は敏捷度が関係します。戦闘特技や練技などのスキルを書き写してデータは完成です。
今回は文字数の関係性で省略しますが、背景も考えます。ルールブックにある経歴表などを使うと楽です。今回は以下の設定にしました。
グスタフ・アドルフという名の男ドワーフ。元々山で木こりをしていたが、山に蛮族が増えてきたことを機に都市にやってきた。
仕事が見つからずヤケ酒していたところ、今の仲間に声をかけられて冒険者になった。怪力と野外活動の技術で仲間に貢献している。
頑固で嫌味な性格で、最初は飲み代のために冒険者をしていたが、喧嘩も含めて仲間と冒険するのも悪くないと思い始めている。
〇まとめ
いかがでしたか?サムネイルの立ち絵はkuki1210さんの「ファンタジー風巨漢親父メーカー」を使用しています。
実はドワーフや戦士ってあんまり作ったことなかったので楽しかったです。最後まで読んでくださりありがとうございました!