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【TRPG日記】TRPGであったおもしろエピソード3選 ファンタジー編

どうも猫柳娘々です。TRPGで起きたおもしろエピソードを紹介します。

〇神聖なるハンドクロスボウの柄

魔法禁止部屋でのボス戦。全員が魔法を使うパーティーだったため火力が全く出ず大苦戦。そんな時、ルールブックを見ていたPL1が言葉を発した。

PL1「魔法使えないので神聖なる一撃を使います」
GM「ハンドクロスボウは射撃武器だから、神聖なる一撃は使えないよ」

PC1はパラディン(神官)かつウォーロック(魔術師)でハンドクロスボウを使う、変わったPCを使っており、神聖なる一撃は使えないはずだった。

PL1「だから、ハンドクロスボウを代用武器にして近接攻撃します」
GM「なに!?」
PL2「ということは……?」
PL1「ハンドクロスボウの柄に神の加護を受け、ボスを殴ります」
ガンッ!

神聖なる一撃はかなり火力が出る技であり、結果、なんとかボスを倒すことができました。神は寛大だなぁと思うエピソードでした。

〇ランダム遭遇の恐ろしさ

冒険者になるための試練という簡単そうなシナリオで起きた悲劇。PLもほとんど初心者で、そんなに難しいシナリオでもないはずでした。

GM「では、エリアを移動したのでランダム遭遇を行います」
PL一同「ワクワク」
\6ゾロ/
GM「あ、バンシーです」

バンシーは物理攻撃に耐性があり、初期作成かつ初心者の我々は全く魔法武器化系のスキルを取っていなかった。そのため、もちろん大苦戦した。

PL1「なんとか倒せた……」
PL2「リソースほとんど無くなっちゃった」
GM「回復したし、次のエリア行こうか」
\6ゾロ/
全員「あ……」

その後パーティーは全滅。冒険者にすらなれず、冒険とランダム遭遇の恐ろしさを痛感したエピソードでした。物理抵抗には気を付けよう!

〇絶対避けるマン VS 絶対当たる攻撃

PL1のPCのコンセプトは絶対避けるマン。回避にステータスを全振りして、両手に盾を持っている。攻撃はほとんど考えていない。

PL1「よし!今回の戦闘も全部避けた!」
GM「本当に当たらん、攻撃弱いけど」
PL2「データ見たら高レベル帯のモンスターの命中力と同等じゃん」
PL1「ガハハ」

本当に回避だけ高く、GMがRPでモンスターに「あいつは後回しにしろ!」と言わせたのがおもしろかった。しかし、その後悲劇は起こった。

GM「まあ、当たらんだろうけど攻撃!」
コロコロ……\クリティカル/
全員「あ……」

PL1もダイスを振るが、クリティカルは出なかった。敏捷全振りの紙耐久種族だったため、一撃で瀕死に。回避極振りは危険なので気を付けよう!

〇まとめ

いかがでしたか?こういうドラマが生まれる点もTRPGの醍醐味です。みなさんもおもしろいエピソードを人に話してみると盛り上げると思います。

結構楽しかったので、いつか現代編も書いてみたいなと思っています。最後まで読んでくださりありがとうございました!

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