フリースタイルポケモン
ここはコトブキシティ。
ラップバトルで人気の番組「フリースタイルポケモン」の収録の様子をお届けする。
~フリースタイルポケモンとは?~
ポケモントレーナーもバトルしたい!
ポケモンではなくトレーナー同士が戦う人気番組だ。
ただし、戦うと言っても肉弾戦ではない。
モンスターボールをマイクに持ち替えてその声だけでバトルする。
そう、それが「フリースタイルポケモン」だ!
舞台は架空のジム、「コトブキラップジム」。
そのボスであるサカキまでには様々なスタイルのラッパーに挑まなければならない。勝つのは挑戦者か、ジムトレーナーか!?
司会「おーっす!未来のチャンピオン!今日もフリースタイルポケモンの時間がやってきたぜ!!」
ジョーイ「アシスタントのジョーイです」
司会「今日の挑戦者はサトシfromマサラタウンだあー!!」
サトシ「よろしくお願いしますだぜ!チャンピオンゲットだぜ!」
司会「早速今日のバトルトレーナーの紹介だ!こちらも同じくマサラタウンからシゲルの登場だ!!」
シゲル「よろしく」
外野のギャル「きゃ〜!素敵~!こっち向いて~!」
司会「ルールを説明するぜ!ジョーイちゃん!よろしく!」
ジョーイ「バトルは3ラウンド制、審査員のジャッジで2ラウンド先取した方の勝利です。ただし、全ての審査員のジャッジが一致したら急所に当たってその場でバトル終了です」
司会「サンキュージョーイちゃん!そして厳しくも正確なジャッジを下すのはこの5人だ!」
エリカ「よろしくですわ」
マチス「オゥ!ヨロシク!」
カツラ「よろしゅう」
ナツメ「楽しみね!」
キョウ「厳しくするでござる」
司会「さて、バトルの準備が整ったようだな!先行はシゲル!2人とも準備はいいか!?」
サトシ「かかってこいだぜ!」
シゲル「ポケモンバトルでもラップバトルでも俺が勝つ!!」
外野のギャル「ゴーゴーシゲル!頑張れ頑張れシ・ゲ・ル❤」
司会「意気込みは十分だな!それではdj マサキ!かませー!」
ドゥクドュク♪
~BGM「赤緑トレーナー戦」
シゲル
電光石火カマすぜ 右ストレート 先行 結果 負かすぜテメェを
ケーシィ 逃げるぜ すぐテレポート MCシゲルが 踏む影と韻
でも俺は掴むぜ このマイク1本で この数分で腰抜かすぜ このスプーン曲げで
この通信交換した フーディンで お前をここで封印 俺のフィーリングは最強
サトシ
何がフィーリングが最強だ テメェは西京焼きにしたヒンバスでも食ってろこの[コンプラ]が!
テメーはただのオーキドの孫のボンボンだろうが!俺はコロコロ派だわ!
紛うことなき七光り いや隔世遺伝でヒカリすらねぇ
りゅうのいかりは使えねぇ いかりはもっと使えねぇ
何も知らねぇテメェ井の中の蛙 シゲルはもっと使えねぇ
シゲル
何だ?ヒンバスだ? [コンプラ]はテメェの股間に大量発生だろ
それより見ろよ俺のミロカロス メンズもギャルもジェンダー越えてメロメロ
つまらないラップしちまったイロイロ でもそれは自分に対するエゴ エゴ
これから時代はダイバーシティ ここコトブキシティで天下取る
サトシ
うっせぇうっせぇうっせぇわ! うっせぇうっせぇうっせぇわ!
あーどーでもいいわ!でもやっぱり傷つくわ!テメェが思うより繊細です!
俺はピカチュウが友達 テメェはギャルはべらして鼻下長男だろ
くっさいくっさいくっさいわ!ライバル臭が充満だわ!
俺が相棒の10まんボルト決めて 優勝ゲットだぜ!
司会「いやぁー!いい戦いだったな!」
ジョーイ「2人の熱い戦いでしたね!」
司会「さぁ!審査員の結果は!!」
エリカ「シゲル」
マチス「シゲル」
カツラ「シゲル」
ナツメ「シゲル」
キョウ「シゲル」
司会「サトシのきゅうしょにあたった~!!!」
ジョーイ「(あまり大きな声で言えなかったけどサトシさん下ネタばかりで上手じゃなかったですね)」
司会「サトシは めのまえが まっくらになった!」
ジョーイ「来週は注目のジムリーダーを賭けた対決、タケシとカスミです、乞うご期待!」
司会「フリースタイルポケモン、新しい戦いを作るのは、挑戦者の皆さんと客席の皆さん、そして…(みんな集まる)」
みんな「テレビの前のあなたたちです!!!」