調子に乗って4Kモニタ2枚同時出力でブラックアウトした

AMD Ryzen 7 PRO 4750Gでオンボード出力(GPUを使わない)しているPCでブラックアウトが起きました。

原因を調べたところ、新調した4Kモニタ2台に同時出力したタイミングで発生していることに気付きました。なんてこったい。

今まで2Kモニタ2台で作業していましたが、モニタが経年劣化してきたため、作業の快適性を求めてサブディスプレイにモバイル13インチ4Kモニタを導入しました。これが非常に快適で、「2Kモニタはもういらない」と感じました。そこで経年劣化も進んでいたモニタを資産価値が0円になる前に売却し、そのお金で4Kモニタ27インチを新調しました。ここでブラックアウトが発生しました。倍々で解像度を上げるとオンボード出力では厳しいと、GPTにもパソコンショップの店員さんにも指摘されました。確かにその通りです。

# 省電力でロープロファイルのGPUを求めて

今、世間ではRTX5000番台の噂や新しいCPUのモデルの話がホットですが、ひっそり予約販売が始まった業務用GPUにRTX A400というのがあります。省電力に特化しており、ゲーミングには厳しいが最低限のロープロファイル要件は満たすGPUです。

NVIDIA RTX A400

  • 型番:ENQRA400-4GER

  • JANコード:4524076071666

  • メモリ:4GB GDDR6(96 GB/s)

  • 最大消費電力:50W

  • 最大解像度:4x 5120x2880@60Hz

  • 予約価格:30,800円

  • 保証期間:3年

最大消費電力がわずか50Wで、私の持っているRTX 3070Tiの270Wと比べると非常に省電力です。また、最大解像度が4x 5120x2880@60Hzで、4K2画面も対応可能です。高負荷にはメモリが少ないため向いていませんが、静音でコンパクトな点も魅力です。

RTX A400はTDP:50W,ゲーミングGPUより保証期間も3年と長めだ。

# 業務用GPUという選択

業務用GPUは高価ですが、最近私は業務用GPUに傾倒しつつあります。重たいゲームをしないことや、ゲーミングはXBOXで楽しむことが理由です。

コンソールベースのアプリ開発などでも4Kの恩恵は大きいです。スクロールが少なく、情報を一画面に集約できるため効率が良いのです。これを省電力で実現できるのが業務用GPUです。

# 保証期間や安定性

業務用GPUのメリットには、省電力以外にも保証期間の長さがあります。基本的に3年保証が一般的で、ゲーミングGPUの1年保証と比べて安心です。先日調達したRTX A2000は静音で最大消費電力70W、RAM12GBと満足な仕様です。

# 資産価値の高さ

ゲーミングGPUは仮想通貨バブルのころは高い価値がありましたが、今は市場が正常化し、持っていると価値が下がります。一方で業務用GPUはレアリティが高く、暴落しません。長く使うには業務用GPUがぴったりです。

# まとめ

業務用GPUが絶対に良い訳ではありませんが、省電力やコストパフォーマンスを考えると、実直堅牢な作りの業務用GPUは、ゲームをあまりしない人にはおすすめです。

少なくとも私は業務用GPUにして満足しています。

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