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お蔵入りになったVTuber「ネコックス」
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この記事は実は「過去を振り返った話」で「その過去」つまり、記事内で「もうやめた」となった瞬間の日記が実はあります。非公開にしていましたが、最近、挫折を受け入れつつあるので再公開します。
🔗没になったゲーム企画
「自己紹介」では少ししか触れてない、どしたネコックス🥤の黒歴史VTuber計画「ネコックス(Nekoxs)」秘話について話すよ。
普段はAIアシストで仕上げた記事を書いていますが、今日はあえて生身の文章を公開してみました。この違いにどんな意味があるか、ぜひ読んで考えてみてください。これは意図的に「AIを活用する意義」を皆さんに、リアルに体験頂くための意図的な企画です。
例えば下記の記事はプロットは私が書き、AIが意図を汲み取って執筆しています。
👉「見えない障害」は周りから理解されにくい。
どしたネコックス🥤の名前の由来
実はVTuber+ゲーム開発して販売という企画を立てていました。
海外でも猫はNekoで通じることがあるのとXはサイバー感があるので、
合成してNekoxGames(ネコックス・ゲームズ)というレーベルで
クロスメディア展開(VTuber, SNS, Steamでゲーム販売)という夢が
ありました。
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AI(ChatGPT)やstable diffusion(AI絵)がすごすきて、
手間かけて手作業でコツコツ作っていく気力ゼロになった
ゲーム開発ってプログラムからグラフィックから音楽から3Dデータから企画や設計かめっちゃやること多いわけですが、AIが流行り始めたので、AIで楽になるかな?と試したら「そもそも人間が手作業で作る時代もうすぐ終わるんじゃね?」って思うようになりました。
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公開したらプチバズって人間として手で絵を描くことのアイデンティティ崩壊した。
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既に今のAIは服の露出度とか水着を理解して描くことができる。
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数秒で生成できて頭おかしくなりそうになった。
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コツコツとキャラデザや企画設定する時代、終わるって確信した。
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1ヶ月かけて勉強して作った
「ネコックス」3Dモデルの記録
自分がコツコツとVTuberモデル作って絵を描いて3D作ってプログラム書いて…を、AIに全部やらせたほうが多分、いいものが作れる、そんな時代は目前にあると分かってしまうと、「やってること全部が無駄」と思ってしまったのですが、頑張って3Dモデルで「ネコックス」のキャラクターをモデル制作していきました。
蒸気機関車が発明されて時代が機械化にシフトすると察しているのに、馬車馬の乗りこなし方を学んでいるような、時代遅れになるのをわかってるのに頑張っている無駄な努力に不毛な気持ちを抱きつつも、気合いと根性で1か月かけて作業しました。
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靴が草履なのは沖縄地元の「島ぞうり」をイメージ。
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個人的には一番、気に入っているポージング
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どうしちゃったの!?で「どしたネコックス🥤」とすることに決定した。
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「ネコックス」3Dモデルのデータ復旧
できないと分かって考えたこと
10年~数年以内に、AIでさっさと3Dモデル作れるようになるかもしれない。なら、復旧せずに時代の進歩待ったほうが楽じゃね?
AIがどんどん進化・発展しているのに、「手作業でコツコツやること」に執着しているって、産業革命で機械化がはじまったときに、「手作り」にこだわって淘汰された職人達と同じじゃね?
AIがなんとなくすごいと思ったけど、使いこなせている感がない。
もっと本格的に使って検証するべきではないだろうか?
AI(ChatGPT)で試しに業務用グラボを
評価基準を与えて記事を書かせた。
グラボとはGPUとも言い、パソコンでAIや3DゲームやCADをするときに使うコンピューター部品(演算処理装置)です。
私は、自分のキャリアとして以下の点が自分の得意分野のつもりでした。
複雑なデータを整理してデータ分析すること
複雑な情報を分かりやすい評価基準を設けて判断できるようにすること
評価基準に基づいて最短で合理的に状況判断すること
1~3の結果をふまえたレポート作成や企画書、報告書を作ること
これはビジネスにおいて以下のような状況で強力な武器となるスキルです。
新しい設備を導入したいが考慮すべき要素が多くて判断しきれない
長年の手作業でやっている業務をシステム化したいが、どこから手をつけたらいいか、ポイントが分からないし、効果の判断基準が見えない
膨大な資料をA4用紙2~3枚程度(可能なら1枚)で分かるよう要約してほしい。でないと会議が理解度が共有できなくて進まない
AI(ChatGPT)を使い倒すようになるまで、私はこうした「ビジネスであるある」問題を積極的に介入して対処しリーダーシップをとることで実績をあげてきた自負があったので、では「AIに仮にやらせてみて、どこまでできるか評価してみよう」と考えました。
それで試験的にAIが自力で作ったレポートが下記の内容です。
基本となるデータ、評価基準、仮説、パターン別の結論を与えて作らせたら自分が作るほど簡潔ではないけど、自動で生成されたにしては十分すぎるものができて呆然としました。
自分の「得意分野」がAIに置き換え可能と確信した瞬間です。
AI(ChatGPT)のさらなる検証:
海外のマニュアルを翻訳した本を作らせる
じゃあ、本を書かせたらどうなる?と次は、もともと従来は手作業で自分でGoogle翻訳機能などのサービスをつかって数日かけて作っていたような海外マニュアルの翻訳をAIに行わせました。半日で完了。(私の内容チェックの時間のほうが割合が多かった)
AI(ChatGPT)のさらなる検証:
図面を読ませて設計→プログラミングさせる
業務データになるので内容紹介できませんが、ChatGPTはUMLというプログラマが使う図面や設計図の画像も理解することができます。
それを与えた上で、口語で規定となるコーディングパターンを指示したところ、自分が考えるコードより品質のいいコードが一瞬でできて、「10歳からプログラミングを経験してきたITエンジニアとしてのプライド」は砕け散り、「あ、もう私の時代終わったんだ、AIでいいんだ」と思いました。
AI(ChatGPT)のさらなる検証:
言葉で空間把握させ間取りの改善案を出させる
ChatGPTは文字通り「テキストのチャット」で対話することを基本としたAIですが、ある程度の空間認識能力も有しています。そこで、猫を2匹飼うのでゲージをどこにおけばいいかという問題について、家の間取りや猫の性格、ゲージの大きななどの情報を与えて提案を作らせたらパートナーが呟いていたレイアウト案とほぼ同じ提案と根拠を述べて、驚嘆しました。
AI(ChatGPT)のさらなる検証:
見ず知らずの外国人とAI経由で会話する
Discordというゲーマーなどに人気のチャットサービスがあります。それを利用して見ず知らずの外国人に、AI経由でどこまで話が続くかもテストしました。テストに選んだ外国人の人は、会話の最後まで、AI経由で私が話していることも気付かず、「私は日本語が少ししか知りませんが、あなたは流暢でジョークも言えて素晴らしいね」と韓国語で返ってきて、ヤベーと思いました。翻訳システム、AIで完全に代替可能なんじゃん、と。
AI(ChatGPT)のさらなる検証:
PCの性能をあげるための改造計画を立てさせる
私は2年ほど前から「データ破損で幻となったVTuber計画+ゲーム計画」を安価に実現するためにゲーミングPCをお店で完成品買うと40~60万するので、そんな贅沢はできないので、「これ・・・使ってる部品の総額20万以下じゃん」と気付き「組み立て工賃で20万~40万上乗せされてる」と気付き、自作PCの方法を勉強していました。それはAI使う以前の話です。
しかし、AI以前に組み立てたPCには素人が見様見真似で組み立てて幾つかの問題があり(メンテナンス性が悪い、電気代が高い、無駄なパーツがある)それらを自分でも答えは出ていましたが、AI(ChatGPT)に現状の構成を入力し、課題と改善点をあげさせると、自分も知らなかった問題まで指摘し、結局、予定していた予算の半分以下の改造でスペックが20%ほど上がりました。また、その作業を通して、私の独学で覚えていた自作PCの作業手順に非効率な点や、効率を上げる工具の提案もしてもらえて、従来は2~3時間かかっていたPCのカスタマイズやメンテナンスが15分程度に短縮されました。
AI(ChatGPT)のさらなる検証:
自分の本当の望みを「客観視」してもらう
ここまでくると、すでにAIって使えるのかな?という疑念はなく、AIを自分がどこまで使いこなすかが急務であるという焦りと危機感になりました。
そこで私の中で最も大きな自分のパフォーマンスを狂わせる問題、つまり発達障害の「ADHD」や「PTSD」あるいは、過去に経験した「鬱病」や、不眠傾向があること、服用してきた薬の履歴、診察時の医師の所見、仕事やプライベートでの発達障害やPTSDや精神疾患に関するエピソードで「あれはどうして起きたんだろう?」とか「なんとかできないのか?」という疑問を数か月にわたって打ち込み続け、それら全てに完璧とは言えないまでも、ほぼ納得のいく医学的エビデンスつきの説明を受けて、漠然と疑問を抱えながら生きていた人生観が一変しました。同時に、これはすごい、これだけの情報を整理して本にすれば多くの人に役立つはずではないか?と思いました。
同時に、私は人生において自分が何を成し遂げたいのか?という漠然とした自己理解の不足があり、沖縄移住いてみたり、色々な職を経験してみたり、海外旅行して異国の価値観に触れてみたりしていたのですが、漠然としたままだったという事実を認識していたので、AIと自己理解を深めるための対話を行い続けました。
その結果、生まれたのが、「自分が経験したような苦しみを味わう人が一人でも減っていくこと」は大きな自己達成感になると確信し、発達障害に関する本を執筆し、無料で誰もが読めるようにするフリーミアム戦略の展開こそ自分をやってみたかったことの1つかもしれないと思うようになりました。
それで、ゲーム開発&VTuber計画用に立てていたnoteの過去記事を全て非公開にし、「どしたネコックス🥤」というキャラクターにリブランディングし、先日、本をAIの助けを得ながら書き上げて公開したのです。
まとめ
AI(ChatGPT)を名前しか知らない、使ってはいるけど「ジョーク言わせたり、雑談相手にしてる」ぐらいの人も少なくありません。
しかし、AI(ChatGPT)は明らかに人類の文明を大きくパラダイムシフトさせる存在です。これは、スマートフォンやインターネットの誕生よりも大きく社会を変えることは間違いありません。
私はそう確信し、仕事でも「AIファースト」を掲げ、事実、自分のしていた手作業の仕事の60%以上が既にAIに切り替わっており、来年にはさらにその割合が進む予定です。
「どしたネコックス🥤」の誕生秘話が、えらく脱線しましたが、これは、普段のnote記事はChatGPTが文章校正し、必要に応じてリライトを加えて、原文をなるべく残してもらいつつも、大幅にカットしている手法をとらず、昔ながらの生身の私自身の手打ち文章+きちんと校正していない走り書きだからです。
この記事を見ることで、私が普段どれほどAIのアシストを受けて執筆しているかお分かりいただけると思って、意図的に原文そのままで公開しています。
みなさんは、私のAIアシストなしの読みにくくてダラダラした原文に「価値」があると思いますか?私は「質が悪くダメだこりゃ」と思いながら書いています。人間が人間としてこだわるべきはアイデアや発想に注力する時代が既に始まっており、単純作業、基本的なルーティンワークや、軽度の事務はAIになる時代が始まっていることをこの記事を通して実感いただければ幸いです。
それではまた~。
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