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モンハンワールドとライズの比較【どっち】

みなさん、こんにちは!ねこです🐈

この記事では、『Monster Hunter: World』と『MONSTER HUNTER RISE』の比較を通じて、考えたことを書きたいと思います。

また、どっちがゲームとして完成度が高いかについても個人的な見解を述べたいと思います。

ぜひ最後までお読みください🙌

【比較】

『Monster Hunter: World』と『MONSTER HUNTER RISE』の違いは、どこに「モンハン」の面白さを見出しているかだと思いました。

『Monster Hunter: World』

『Monster Hunter: World』は、準備からモンスターの狩猟まで、狩り全体に「モンハン」の面白さを見出していると感じました。特に、調査、探究に軸が置かれているなと思いました。

モンスターの痕跡集めが最たる例です。具体例としては、「痕跡を集めることでモンスターの居場所がわかる」、「古龍調査として各ステージの痕跡を集めることで、生態がわかり、ストーリーが進む」などが挙げられます。

また、狩り全体(調査から狩猟まで)をより面白くするために、ストーリーが作り込まれていると感じました。「調査団が新大陸の謎を解明する」というコンセプトのもと、狩り全体に意味が生じるように、キャラクター設定や構成が考えられているのだろうなと思いました。

これらのことから、『Monster Hunter: World』は、リアルの狩りに近づけつつ、それらにゲーム要素を付与することで、面白さを追求しようと試みたように感じました。これは、グラフィックの良さと相まって、成功していたのではないかと思います。

(個人的には、2ndGらしさが感じられたなと思いました。これは、痕跡集めなどのある種の面倒くささが、昔のモンハンのリアルな狩り感を想起させたからなのかなと思っています。)

『MONSTER HUNTER RISE』

『Monster Hunter: World』は、モンスターの狩猟自体に、「モンハン」の面白さを見出しているなと感じました。つまり、モンスターの狩猟以外の面倒くさい部分をできる限り少なくし、かつ狩猟自体の面白さが増幅する部分を増やしたのだと思いました。

具体的には、「ガルクに乗って移動できる」、「クーラードリンク、ホットドリンクの廃止」、「マップにモンスターの居場所が既に表示されている」、「採集回数を1回だけにまとめる」などで、狩猟以外の面倒くさい部分を減らす。

そして、「操竜」、「環境生物の携帯が可能に」、「翔蟲(かけりむし)で空中を飛び回れるように」、「壁や建物を登れる」などで、ダイナミックなアクションを可能にし、狩猟自体の面白さを増幅させているのだと思いました。

(ヒトダマドリの実装については、一貫性がないように個人的には感じました。ただ、オプションとして難易度を自分で設定できることや、マップの探索をさせることで、翔蟲や壁走りでの移動を楽しんでもらうことなど様々な意図があったのかなと思っています。)

【考察】

『Monster Hunter: World』と『MONSTER HUNTER RISE』は、どこに「モンハン」の面白さを見出しているかに違いがあり、

『Monster Hunter: World』は狩り全体(調査から狩猟まで)に、『MONSTER HUNTER RISE』はモンスターの狩猟自体に面白さを見出していると考えました。

ゲームの完成度としては、『MONSTER HUNTER RISE』の方が高いと個人的には思いました(どちらも本当に素晴らしいゲームなのですが)。

理由としては、私自身が、「モンハン」の面白さの核を、モンスターの狩猟だと考えており、その面白さのノイズになる部分はとことん減らし、面白さが増える部分に注力したという方針に賛同したからです。

面白さの核を深掘りし、リアルではなく、面白い狩りをとことん追求してできたのが『MONSTER HUNTER RISE』なのかなと個人的には思っています。


最後までお読みいただきありがとうございました。いいねやシェアをしていただけると励みになります。また次回の記事をお楽しみに。それでは!!

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