6. 長男のロシです
どうも、絶賛発情期のロシだ。
今日は Master の実家に連れてかれた。
Master の父親が迎えに来たが、迎えが来るまで俺はキャリーに入れられて待機させられていた。
その時に俺のキャリーを体当たりで倒したやつ、許さんぞ。
どうせナイルとかマリンの奴らだろう。
Master は倒れたキャリーを見て、爆笑してたし。
ったく。
今日は Master の実家に 2 匹のガキも連れていった。
四男のカエサルと、五男のピノだ。
Master の実家には ロナ という不思議な生き物がいる。
ニンゲン達は確か、ダックスフンド、とか言ってたな。
俺は ロナ がお気に入りでいつも毛繕いをしたり、おしりの臭いを嗅ごうとするが、すげー嫌がられる。
おかしい、これは仲良くなりたいサインなんだが。
ダックスフンド というのは、我ら猫とは違う生き物なのだろうか。
ロナ は臆病だから、見知らぬ生き物を見ると直ぐに警戒して吠え散らかす。
その音がうるさい。
だがガキに関してはさほど反応しなかったが、それはガキが弱すぎるから眼中に入れてなかったのか。
まぁ、気持ちは分かる。
俺はともかく、カエサルとHを成し遂げたいが、どうもコイツとは上手くいかない。
しかも、俺がHという神聖な行為をしてる時に、Master は怒鳴り散らかしながら俺をカエサルから引き剥がす。
何故だ。
何故俺の幸せを奪う。
え、なんだって?
カエサルが未成年で同性だからダメ?
いいじゃないか、俺はショタ好きなんだ。
ほぉ?じゃあなんでピノにはHしないのかって?
決まってるだろう、アイツはケツが臭い。
耐えられん。
昔はカエサルはされるがままだったが、最近俺を酷く拒むようになった。
拒むどころか、この俺様にビンタを食らわせてくる。
心が折れそうだ。
だが俺は諦めない。
カエサルとHができるまで。
え?来月に俺の玉を取るだって??
おいこら、聞いてねぇぞ!!
ちょっと Master のやつ調子に乗ってるから、猫パンチでも食らわせて来るわ。
んじゃ。
長男 ロシ