編み物の思い出[友達編]
※ショートショートではありません
逆子だの切迫流産だの緊急帝王切開だのを乗り越えて、めちゃくちゃ小さな赤ちゃんを産みました。
当時、母とあまり仲良くなかったので実家へ帰らなかった私…。他県で産んだので当然友人たちも近くにおらず、小さすぎる赤ちゃんは一緒に退院できないと言われ落ち込んでいると、高校からの友人から荷物が届きました。
何かなぁと開いてみると、たまご色のベビー服と若草色の大きなおくるみ。ってこれ、手編み!?
手紙には赤ちゃんの性別がわからない時から靴下や上着を編んだのでたまご色、男の子だったからおくるみは若草色にしたとのこと。
「大変だけど可愛いよ!」
何だかひとりぼっち気分で落ち込んでいたのが嘘みたいに暖かくなりました。
市松模様に編み地を変えたおくるみは大きくてとても手がかかっただろうなぁ、と感動。本当に嬉しかった!!
その後おくるみは成長してもベビーカーの膝掛けにしたりと大活躍しました。
ちなみに彼女は私の手袋が大きいと最初に指摘してくれた友人です。おくるみ、今も持ってるよ。
え!?サポートですか?いただけたなら家を建てたいです。