人を助ける仕事は、嫌でも自分を受け入れなきゃやってられなくなる
もともと、自分のことしか考えられない子供だったわたしが、人のことを本当の意味で考えられるようにならないと、自分の納得のいく人生にならない!
と、ソーシャルな仕事をしようと思い立ったのが働くきっかけだったのですが
人を助ける仕事をしてみたら、嫌でも自分を受け入れなきゃいけなくて、そのときはほんっとうに大変で
でも、それが目的で働いていたので無事乗り越えられたのですが
自分を受け入れるって相当エネルギー使うんだなと思い知らされました。。。
己を受け入れる、の自分なりの解釈は自分の良いところも悪い所も知り、意識的に行動を変えるということです。
例えば
-自分はもともと嫌な奴、だとしたらそれを受け入れて他人に対して嫌なことはしないなど
あと、近頃若い方から „自己肯定感“ という言葉をよく耳にするのですが、そんなに “肯定感“ をあげたいのであれば、短期でもいいので一度はお年寄りや持病のある人をケアする仕事をしてみることをおすすめします。
肯定感、爆上がりします(笑)
お年寄りや持病のある方は精神的に繊細になっていきます。
なので、健康な人よりさらに気をつけることが多く、その人の状態や、どんな人なのかを理解し、何をしたら嫌で何をしたら嬉しいと感じてくれるのかを知り、行動していくのです。
それをしていくと、自分がどんな人なのかおのずとわかってきます。
それに、いい仕事をしたら感謝されます。
つまらない仕事をして時間を潰しているなら、人を助けてみるといいかもしれません。
また、若い人にこの仕事をおすすめする理由として
おじいちゃんやおばあちゃんと一緒の家庭、または家で人が亡くなるということが当たり前でしたが、だんだん時代が変わるにつれそれが薄まってきているということもあります。
そうすると、人々の先を考えるとどうでしょう。家族を通して、老いや死を少しずつ受け入れていくといえ経験がなくなっていくと
自分が老いた時、受け入れるのが困難になっていくのではないかと思うのです。
私のお年寄りのお客さんでも少なからずいらっしゃいます。病気や死を受け入れられない人は、人に当たりちらしたり、ネガティブな愚痴を言ったりします。
そうすると、その人はどうなるでしょう。もちろん、嫌がられて人は離れますます孤独になっていきます。そんな愚痴を本当に聞きたい人は果たしているのでしょうか。
歳を重ねていっても、変化する自分を受け入れ続けていって、いつも自分はどう在りたいのか、きちんと考えることが自身の幸せを左右するのではないかとただただ思います:)
Liebe Grüße
Eier
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