【AMD Ryzen】B450からB550のマザーボードに交換する時の注意点
先日、Ryzen 3900X搭載のメインパソコンの組み直しを行った。
マザーボードも交換し、チップセットがB450からB550に変更になったが、その時の注意点やOSやドライバなどの再インストールは必要なのか備忘録。
交換前後のハードウェア
■交換前:MSI B450M MORTAR TITANIUM
https://jp.msi.com/Motherboard/B450M-MORTAR-TITANIUM/Specification
■交換後:ASRock B550 Phantom Gaming-ITX/ax
対応するCPUに注意
Socket AM4対応のB450とB550だが、B550は第3世代Ryzen「以降」に対応するのでそれより前の世代のCPU(1000番台、2000番台)は動作しない。対応しているCPUか確認しよう。
OSの再インストールは不要
マザーボード以外のパーツはそのまま接続したが、特に問題なくOSが立ち上がりOSの再インストールは不要だった。
ドライバのインストールは一部必要
基本的なドライバ類もエラーを吐くことなく、問題なく使える。
イーサネットコントローラーと不明なデバイスに警告マークがあるが、これはASRock B550 Phantom Gaming-ITX/ax に搭載されている 2.5G LANと無線LAN+Bluetoothである。
交換前のMSI B450M MORTAR TITANIUM にはどちらのデバイスも無いため、必要なドライバがインストールされていなかった。
ドライバをインストールしたところ警告マークは消えてデバイスが使用できるようになった。
Windowsのライセンス再認証は必要
OSのライセンスをMicrosoftアカウントに紐付けておけば不要のようだが、私はローカルアカウントのまま交換してしまったのでWindowsライセンス再認証が必要だった。
その他の注意点
B450とB550の大きな違いはCPU側のPCI Express Gen4・チップセット側のPCI ExpressがGen3になったことだが、体感上はあまり差が無くベンチマークのスコアを見て楽しむぐらいしかない。
私はMicro-ATXからMini-ITXにハードウェアを小型化するためにマザーボードを交換したが、B450でも特に問題がなければ無理に交換する必要は無いと思う。
まとめ
対応するCPUに注意
OSの再インストールは不要
ドライバのインストールは一部必要
Windowsのライセンス再認証は必要
その他の注意点 体感的には変化なし
B450からB550のマザーボードに交換してもそのまま使用できるので、ハードウェア故障時はありがたい。
同じCPUソケットを長く使うAMD Ryzenの良い点だと思う。