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病気で寝込んだ話

体調を崩す人が増える時期でしたが、今までめったに体調を崩さなかったのに、珍しく熱が出た時の話です。たぶん一生忘れない病気体験。備忘録にしるしておく。


発症 熱が出た

2月のある日、熱っぽいのでパブロンを飲んで横になって休んでいた。
いろいろとやることが終わってなかったけど、体調回復が優先。
週末2日を寝て過ごした。
それでも熱が下がらないので、仕方なく近所の内科の病院でちゃんと予約してから診てもらった。
コロ・フルは陰性だった。結果、葛根湯とカロナールをもらって帰った。
月曜日のことだった。
しかし、金曜日になっても熱は下がらない。
夕方にもう一度、同じ病院へ。
問診と血液検査をした。異常値の項目があったようなので、月曜日になっても熱が下がらない場合は、もっと大きな病院を紹介するから、と言われた。

熱が下がらず、地元の大きな病院へ

結局月曜日でも熱が下がらず、地元の大きな病院を紹介された。
先生は「すぐに行くのがいい。でも経過観察しかないと思うけど」と言って紹介状を渡された。
この時、熱はカロナールで下げて歩いて病院に行くが、数分歩くのがつらい状況だった。

病状「急性肝炎」

翌日の火曜日にすぐに紹介された病院に行った。
そして血液検査。やっぱり異常値。
仕事を休む必要があったので、診断書をもらいたかったが、
それなりにお金がかかるので、どんな病状なのか先生に聞いてみた。
「急性肝炎ですね」とだけ。
「経過観察しましょう」ということで
2週間後にまた病院へ行くこととなった。
その後はネットで調べまくりました。
自己免疫で治すにはヒントが欲しい。
ウイルス性肝炎とは言われなかったけど、「ウィルス性の疑い」と書かれた記録簿が目に入った。さて、どうするか

感染経路不明

ウィルス性肝炎と言っても、いろいろな種類がある。
主に4種類(A、B、C、E型)あって、それぞれ違うらしい。
https://www.aska-pharma.co.jp/kansikkan/disease/05.html
たぶんAだと思う。先生はそう言わなかったけども。

このサイトには、こう書いてあった。
>貝類や海外旅行での飲食によって感染します。
>慢性化することはなく、ほとんどが自然治癒します。
>肝臓に負担を与えないように糖類中心の低カロリー食が推奨されています。

思い当たること

貝類は食べたかもしれない。でも発症近くには食べていない。
海外旅行はしていた。1月にアメリカに行っていた。
いろいろ調べていくと潜伏期間は平均4週間。
本当にウィルス性だったとしたら、海外でもらったのかもしれない。
治安が良くないということで、昼間に行動することは注意していたけど、
食べるもので衛生面を心配したことはなかった。

経緯と結果

普段から糖質控えめにしていたので、
ご飯を食べる習慣がなかったのだが、
食欲がないので、まずは玉子のおかゆを食べていた。
今では信じられないが、最初は少しのお米でも食べきれなかった。
果物や玉子がゆとか、なんとか口に運んでいた。
薬が無くても熱が上がらないようになるには20日くらいかかった。
熱がでなくなっても、まっすぐ歩けるようになるまでには
さらに1週間かかった。
結局、治療期間は4週間。
血液検査で通常の値に戻ったのはさらに1週間後。
今ではすっかり元気だけど、ほんとうにつらかった。

思ったこと

体調のせいで支障がでることが許せなかったけど、
病気であることを伝えて、まとまった業務をキャンセルした。
とある取引先は、レポートの締め切りを伸ばしてもらったりもした。
お取引先様が、気休めのために猫グッズを送ってくれたりした。
いろんな人に支えられているのを感じた。
そして、
いざというとき助けを呼べる人がいることは大切なことなのだと思った。
今回は母が来てくれたけど、いつまでもそうではいけない。
猫はいつも横にいて添い寝してくれた。
おなかが空いたときだけは、ニャーニャー言って駄々をこねたけども。
もう、病気は嫌だ。

食事も暮らし方も、ふるまい方も改めなくては。
いつまでも自分は健康だから大丈夫、と油断してはいけないのだ。
未来の自分を過大に信頼しているけど、実はそうじゃない。
今の積み重ねが将来につながっていると考えて行動したい。


河津桜を見逃した備忘録  

おしまい

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