菜の花の辛子和え
今日の晩酌の一品は菜の花の辛子和え
スーパーの野菜コーナーで菜の花を見つけるとつい手が出てしまうけれど、買ってうちに帰ったあと数日台所においたままにしてしまって気づいたら黄色い花が咲いている状態になってから手に取ることが多い。
今回もそうだったけどこういう「買った時はすぐ使うつもりだったけどうちに帰ったらすぐ使わずにしばらく寝かせてしまった」ってあるあるではないのだろうか。
私だけか?
買おうとした時にだいたい私の場合、脳内で料理まですんでなんなら味のイメージで脳内が満足してしまい、帰宅したときにはその情熱がないなんて買ったモノに対してすこぶる申し訳ない状態になることもしばしばあるのだが…
これも私だけか?
ただ今回は「菜の花の辛子和えが食べたい」とリクエストされた経緯もあり、「作らねばならない」という気持ちが脳内イメージの満足に勝ったので購入後二日目に調理した。
それでも二日後かという気はするが、だいたいその日の疲労度なんてその日一日終わってみなければわからないわけで、イメージした通りに台所で夕飯なり晩酌の手仕事ができるかどうかはまぁ一日終わってみないとわからないので仕方がない。
というわけで菜の花の辛子和えである。
私は調理はすべて自分の脳内イメージで組み立ててしまう。
プロの料理家ならば調味料は小さじだ大さじだの分量を明示しなければならないだろうけれど、そのようなことは誰かのレシピをなぞる時はするけれど、自分のイメージだけで作る時は全くしないので、入れるものをまずじっくり頭の中で練り上げ、さらにどんな方向性の味にするかをさらにイメージして作るということになる。
辛子和えのイメージとしては
・辛子のピリッとした風味(当然それが必要)
・醤油(辛子和えはおひたしの辛子風味というイメージでもある)
はまず絶対。
それに加えて若干の甘みというか旨味が欲しい
となるとダシ系のもの…ということでいわゆるめんつゆ系か白だし。
あとは塩気がほしければ鶏ガラスープの素もありか。
おひたしならかつおぶしが絶対欲しいが辛子和えの場合は醤油と辛子があればまずは問題ないだろうが、最後に白ごまをあしらってもいいな
というわけで方向性は決まり。
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