ある夜の悲劇~宗教勧誘~
ねこっちと申します。おととい、東工大通学のため上京していると、見知らぬ男2人に声をかけられ、宗教勧誘をされました。
私は、宗教勧誘が何たるものかを知らなかったため、その人たちの話を聞いてしまいました。そして私は、個人情報は言わなかったものの、男たちの問いに対する自身の考えを語ってしまいました。例えば以下のように。
男A「人生には目的があります。それは何だと思いますか?」
ねこっち「野を飛ぶチョウには、子孫繁栄と言う共通した目的がありますが、チョウたち各々は、ただこの世に生を受け、その生を全うして死んでいきます。人間もまたそうした動物の一部であるとすれば、一義的な目的などないように思います」
男A「成仏することです。」
男A「あなたも幸せになりたいでしょう?いいんですか?今から私たちについて来ずに帰ったら、あなたは不慮の事故で死ぬかもしれませんよ。明日大地震が来るかもしれませんよ。ロシアが攻めてくるかもしれませんよ。」
男B「そして地獄に落ちて、大きな苦しみを味わいますよ。」
ねこっち「それでもいいです。自分の幸せに全力で生きていれば、どんな事故や地震があってもいいんです。起きぬ未来をあれこれと悩んで今の時間を大事にしないほうが、よほど不幸せではないでしょうか。」
こんな問答をしてしまいました。そして、最終的に男Bが「精神不安定になるぞ」「あんた犯罪者になるぞ」と言ってきたので、「脅しと捉えてよろしいですか」と訊き、それでもしつこかったので警察の方に助けてもらい、事なきを得ました。(警察の方には、「勧誘は無視することです」とアドバイスをいただきました。今後はそうすることにします。)
しかし、この一件を私は昨日今日とフラッシュバックし、私の大きなサポーターである母とも不本意にも言い合いになってしまい、大変でした。「不安定になるぞ」「犯罪者になるぞ」。男Bの言ってきたその言葉は、偶然にも過去の私が悩んできたことだったので、古傷をえぐられたように感じ、しばらく私は苦しかったのです。
しかし、今日は秋晴れのいい天気で、私は外を眺めていると、次のような考えに包まれ、気が楽になるのを感じました。
「あの時勧誘してきた男A、Bも人間であり、誰かに愛されて生まれてきたはずだ。」
「私も人間であり、現に母をはじめとしたサポーター、先生方、その他出会ってきた様々な人に愛されている。」
「こんなにも愛されれているのだから、犯罪者になることはない。」
「不安定になったとしても、次がある。そこにこだわるほうが、不安定になってしまうかもしれない。」
こうして、心が少し楽になったように感じました。昨日は授業1コマ受けたものの力尽き、2コマ目は受けられずに帰ってきました。その後ショックで寝ており、今日も寝ようかと思っていましたが、こう思えた今であれば何かできそうな気がしてきました。まずは、こうしてこの記事を書いてみた次第です。
まずは温かい飲み物を飲み、今日の活動を始めてみようと思います。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
ねこっち
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