東洋経済の業界地図から気になる会社探し 37工作機械
ファナックは前回取り上げましたので他の主要企業です。
DMG森精機【6141】売上4,700億円 営業利益400億円
牧野フライス製作所【6135】売上2,200億円 営業利益170億円
オークマ【6103】売上2,200億円 営業利益240億円
アマダ【6113】売上3,600億円 営業利益500億円
ヤマザキマザックは非上場の為、割愛します。
そのほかにはシチズン、ブラザー、スター精密、ソディック等
売上規模数百億円の企業がたくさんあります。
DMG森精機から見ていきます。
大学生向けの奨学金、美術や芸術支援なども多彩にされており、凄いです・・・。
久しぶりに全方位凄い企業の統合報告書を見た気がします。
時代のテクノロジーを取り入れつつ、利益を出す。芸術などのCSR分野にも広く根を伸ばし実行する。出来そうでなかなかできない事だと感じました。
続いて牧野フライスです。
牧野フライスは統合報告書に特段、特異な記事はあまりなかったような気がします。
更にオークマです。
オークマは森精機に比べるとだいぶ泥臭い印象を受けました。最新のものというよりは愚直に良い物を作りたいという企業風土のようです。一方、新卒率が高いので異文化が入りにくい組織構造のようにも感じました。
最後にアマダです。これまで金属のブロックを加工する機械の会社でしたが、アマダは金属の薄板を加工する会社になります。
私が板金業界に身を置いているので必然的にアマダの割合を高くしてしまいました。板金業界ではトップ企業ですが、これから更にどう広げていくのか?という策が書かれていました。機械を売ってオシマイとはならない世界が来ていますね。