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日本ハムファイターズに見る破壊と創造

日本ハムファイターズ、新庄劇場の躍進に注目が集まっている。クライマックスシリーズ1stステージでロッテに勝利し、ソフトバンクの戦いに進む。

新庄就任時、日本ハムは栗山監督時代の主力選手をたくさん放出した。

ホームランバッター 中田
巨人から来たポテンシャルの塊 大田
イケメンスピードスター 西川
ヤクルトから来た中継ぎ 秋吉

中田は実力以外にも課題があったのだけど、控えや二軍ではなく、主力選手の放出は色々な声を産んだ。

結果論が中期(3年)でいい方向に行ったからこんなことが言えるのだけど、結果的に良かったのだろう。今の日本ハムは若い選手ばかりだ。

最下位で20ゲーム離れるという結果に
日本ハムのフロントが我慢した。いや、新庄がそれぐらい外科手術をするならかかると言ったのかもしれない。

水谷や郡司など他球団からチャンスが欲しかった選手を活用、山崎や伏見などオリックスFA選手の補強も足りないピース、特に落ち着きや経験値を埋めたのかもしれない。

昨日、最後を締めた宮西をベテランながら残したのも放出した選手とは違う何かを彼が持っていた(先輩風を吹かせないとかだろうか?)のかもしれない。

日本ハムファイターズという本流事業でここまで破壊と創造をすることが新規事業をこれからする組織は学ぶことが多い。

・数年は待てること
・過去の栄光ではなく違う何かを尊重できる
・必要な人は取ってくる
・ボスがしっかりかまえられる

ここからソフトバンクを倒して日本シリーズと進み、日本一になったら新庄はどうするのだろう。 
個人的には新庄の航海をまだ見たい。



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