5月
「イシナガキクエを探しています」
を観た。
元々私はホラー映像が大の苦手。
ジャンルとして大きく捉えれば、好きなので
(ダークミュージックやファッションなど)
その世界観を広げたくて
たまーに、頑張って観る。
"笑いは突き詰めるとホラーになる"
って誰かが何かで言ってた。
コント師がたまにホラーオチのネタをすることからして
なるほど、しっくりくる説だ!
って思う。
なので
この説を逆手に取って
ホラーは笑いに変換してなんとか観ていた。
しかし!
最近の、特にモキュメンタリーホラーは
研ぎ澄まされすぎて
もう 笑い には変換不可能だね。泣
イシナガキクエを探しています だって
『全力!脱力タイムズ』とやってる事は変わらないのに
偽番組としての作りや散りばめられた違和感が、研ぎ澄まされていて
「脱力タイムズじゃん!」
とはなれない。
ラヴィットで、盛田シンプルイズベストが
「イメージダイブ」をやってた。
相手がイメージしたものを言い当てる
というもの。
これが絶妙で上手い説明出来ないけど、あるあるネタに近い芸。
(ワラバランスでYouTube検索してほしい。笑)
あるあるネタとしてなら笑えるイメージダイブも
ホラーに重きを置いて研ぎ澄ますと
深層心理を突かれた様な怖さがある。
実際、昔やってた捜索番組は
まだ小さかった私にはちょっと怖かった。
淡々と事件の詳細が出され
リアルタイムに視聴者から電話で情報を募る感じが.....
他にもそう思っている人がいるからこそ
このイシナガキクエ(略 は成り立つのだと思う。
捜索番組の体だけじゃなく
ありとあらゆる角度から
不気味の共同意識を突いた演出があり
観ていて本当に怖かった(T_T)
さすがホラー職人集団!!!
AI補正画像で、
視聴者のふんわりした共同意識が
一つに ガチーン!って固まった感じがして
それもまた怖いぃ!
番組終了後の今も、SNSで考察が繰り広げられ
徐々に"みんなの"イシナガキクエが浮かび上がってる。
第二回はその答え合わせの様になるのか
意表を突いて新しい恐怖を植え付けてくるのか
多分どっちもなんだろうけど....
楽しみ半分、リタイアしそう半分。
(考察とかじゃなく、超個人的感想だけの記事ですみません。笑)