アメリカに来たら元気になった!
実は2ヶ月前からアメリカ・ロサンゼルスにいます!
もともと去年の8月から留学をするつもりだったのですが、まぁコロナのせいで延期になり。去年の11月にやっと大使館の窓口が開いて、半年遅れで留学生活をスタートすることになりました。
アメリカに来てみて......
楽しいぃ!!!!
渡米する前はアメリカでもオンライン授業が決定していたので、「行く意味あるのかな?」とかコロナのことももちろんあって、楽しみと不安がごちゃ混ぜだったんですけど......
楽しいっすわ。今回はなんでこんなに楽しいのかについて書いていきたいと思います!(雑)
まず、第一に気候が気持ちいい。雨が全く降らないので、毎日太陽を拝めて精神衛生がいいです。ホストマザーの口癖が「Tommorow is another day.」なんですけど、本当にその通りで、起きてカーテン開けて太陽の光を浴びたらリセットされる感じがします。
天気がいいと、お散歩したくなって。こっちに来てから、人の目を気にしなくなりました。土地が広いから道路も広くて、人とすれ違うことがほぼない。東京に住んでいたときは、みなさんご存知の満員電車に揺られていたわけで。人が自分の目の前にいることが当たり前だったし、自分の視野に絶対に人がいて。日本にいたときに「趣味はなんですか?」って聞かれたら、ウケ狙いのつもりもあったけど「人間観察です」って私は答えていて。それくらい私は人のことを見ていたし、だから自分も人から見られている意識がすごくあったんだなと気づきました。アメリカでは、人がいたとしても、人以外に視線をやることができる空白がいっぱいあって、人を見るっていうことをしなくなったから人の目を気にしなくなって、部屋着のままフラっと散歩に行けるようになりました。
あと、車社会っていうのもひとつあるかもしれません。それぞれ車の中にいて、プライバシーが守られた空間にいるから、相手も私のこと見ていないし、私も人のことを見なくなりましたね。いい変化!!
「友達」に関する価値観も変わって。友達は多い方がいいか少ない方がいいか論争があると思うんですけど。私はずっと多い方がいいと思っていたんです。友達が多いと、一個の相談をしたときに色んな意見をもらえるし、この子は自分と同じくらいの量のご飯を食べてくれるから、行きたいレストランができたらこの子を誘おうとか、恋愛についてプロフェッショナルなところがあるから恋愛相談はこの子にしようとか、言い方は悪いけど用途用途に合わせて選ぶことができるから、友達は多い方がいいと思っていたんです。全部を1人の友達に要求していたら衝突する機会も増えるよねとかって思っていたんです。
でも、この考え方は間違っていたなって気づきました。アメリカに来て、友達が自分の近くからいなくなって。もちろんラインとかSNSでは繋がっているけれど、すぐに何でもかんでも相談できる環境ではなくなったことで、自分で考える時間が必然的に増えました。そうして気づいたのは無意識に比較していたんだっていうこと。例えば、さっき書いた友達が多い利点も、結局は友達を比較して選んでいたっっていうこと。同じ相談を複数の友達にしていろんな答えをもらって、でもその中から自分が欲しかった答えとか、かけて欲しかった言葉だけを受け取るっていうことをしていたんだって。それって人に自分の機嫌をとってもらっていることになるし、私の中にすでに答えがあるんだけど、それを自分で主張せずに友達に探り当ててもらって逃げ道を作っていたんだなって気づきました。それはすごく友達に対しても失礼だったなって反省......。自分で自分の機嫌をとるというか、自分で解決策とかどうしたいのかっていうのを見つけなきゃなって思うようになりました。自分を一番理解しているのは、友達でも、ましてや家族でもなく、自分自身なんだなってすごく感じるようになりました。
アメリカに来て、ビザ的にアルバイトをしてはいけないし、車もないから外にも頻繁に出歩かないし、とにかく時間があって。大学1年生の生活を取り戻している感覚です。タノシイ。勉強だけしていればいいってなんて幸せなんだ!!だから、すごく自分と向き合う時間が取れて、考える時間がたっぷりあると、自分の気持ちの整理をしながら次に進めている感覚があります。自分を大切にしてあげられているから、精神衛生もいいし、楽しいんだと思います。
あとは......言葉がわからないっていうのも、すごくいいかも(笑)最近は日常会話程度なら少しは理解できるようになって来たんですけど、例えば皮肉混じりの言葉とか、怒っている言葉、SNSの攻撃的な言葉とかって、スラングが使われていて難しいんですよ!だからあんまりわからなくて。私は自分に向けられていない言葉にも一憂してしまう性格だけど、今は理解ができないから、影響されることもなく、メンタルが守られております。(英語力はもっとあげなきゃなんですけど......)
私のもう一個の性格として、思ったことを全部口に出したいタイプなんです。楽しいなら「楽しい」と、嬉しいなら「嬉しい」と、幸せなら「幸せだ」と、相手に言葉にして伝えたいんです。だけど、日本にいたときは、毎回毎回伝えることをウザがられてしまうことがあって。「そんなに言わなくていいよ」とか、言いすぎて嘘っぽく聞こえちゃったりとか。「本当に思っているんだけどなぁ」って、私の伝え方にも問題はあったと思うんですけど、相手とのコミュニケーションギャップみたいなのがずっとあって、うまくいかないなって感じていたんです。アメリカに来たら、自分の感情とか意見を言葉にして発信することが当たり前だし、大事にされていて。それが私が大事にしたいことと周りの価値観がピタって合っていて、生きやすいなって感じています。「ありがとう」って言えば、「もちろんだよ」とか、「どういたしまして」って、きちんと言葉を受け取って返してくれることがすごく嬉しい。最高です。
こんな感じで、アメリカに来たら、私はとても元気になりました。
前の投稿とか、暗いね(笑)。今回は明るい文体で書けたのではないでしょうか!
次の投稿では、日本にいたときにはただ「ん?」ってちっちゃい疑問だったことが、アメリカに来て学びを得たことで、これはおかしいんだって気づけたことがあるので、それを書きたいと思います!
また読んでもらえると嬉しいです!