見出し画像

SNS漫画でバズを出すためのヒント

<有料としているが無料で全部読める。万一投げ銭をいただけたら、漫画の本を買って作品に還元させていただく所存だ>

漫画家兼ヒットマンのネコロスだ。

今日は、SNS漫画でバズをだすヒントを伝えようと思う。

まぁ俺もあんまり偉そうなことを言えるほどバズを出しているわけではないのだが・・・

せっかく漫画を描いて投稿するなら、できるだけ多くの人に見てもらったほうがいいに決まっているよね。

「あたいももっと沢山の人に漫画を見てもらいたい!!」

そんなあなたが、漫画を描く上でのヒントになれば幸いだ。

バズ漫画実績

「偉そうなこといってるけど、どんなもんなの?」とあなたは思ったかもしれん。

無理もない話だ。

そこで、俺のバズ実績をお見せしようと思う。


まず起点となったのがこれ。8月中旬の出たバズで、4.5万

このバズ、正直燃えた
燃えたのはコスモじゃない。炎上だ。

反ワクチン・反マスクに対する潜在的な怒りをあぶり出した感があった・・・。


俺が直接攻撃されたわけではないのだが、引用RTの辛辣なコメントになかなか疲弊したことは未だ忘れがたい。


その後に漫画を投稿しまくるも、10,000は愚か100ファボいくかいかないかが続く。

そう、1発ヒットが出ただけで売れっ子になれるほどデジタル社会は甘くないんだ。


そんな中、次に出たバズがこれ。

またもやコロナ関連でアレだが、1.4万ファボ。まぁ二塁打って感じだな。


そのあとは、わりとコンスタンスに1000ファボから2000ファボ行くようになった。なにかつかめてきた感もあった。

そして次のバズがこれ。

俺たちの進次郎ネタで4.8万。ホームランって感じだ


これに味をしめて続編を描いたのだが、こちらはダダ滑り
かなり自信があったにも関わらず、400ファボぐらいで撃沈した。

やはりSNSは甘くない(いまでもこの漫画は傑作と思ってはいる)。


もうだめだ・・・そう思った8回裏。まさかのさよならホームランがこれ。

6.5万ファボ。感涙に噎びながら、俺監督と俺ナインが心の中で胴上げした。

まぁこんな感じだ。

バズった瞬間は1000ファボまでの風速でわかる

自分の漫画がバズったとき、なんとなくわかるようになった。

ファボの通知の風速が違うのだ。

投稿した時間帯にもよりが、3時間以内に1000ファボいったら、ガツンと伸びる可能性は高い。あとは引用RTのコメントの熱量で「来たな」というのがわかる。

まぁ時間がたってジワジワ伸びてくるものもあるかもしれんが、一日立って500ファボ未満なら、それ以上ガンと伸びることは考えにくい。

あなたが投稿した漫画がバズるかどうか。一つの目安になれば幸いだ。

漫画をバズらせるためには

さて、お待ちかねの本題だ。

漫画をバズらせるための秘訣なのだが、明確に「これがこうなればこう」というものがつかめたわけではない。

だが、いくつか考えられることを述べて見るとこの3つがあげられる。

1)共感性のもてること
2)変顔は強い
3)インフルエンサーのRTは加速をしやすい

順に解説していこう。

1)共感性のもてること

これは言うはやすし、実践するにはなかなか難しいところがある。

ただ、読者が「わかるわ~」と思うものが重要な気がいたします

あるいは「いるわ!こんなやつ!」みたいなものもあり。


よくある「作者のあなたと身内のかけあい」みたいな漫画は、なかなか共感を得にくいかもしれない。

ほっこり路線でいきたい気持ちはわかるが、よほど絵がうまいか、内容にひねりがない限り、「自己満」ならぬ「自己漫」になっていやしないかと見ててヒヤヒヤいたします

読者の共感が得られるかどうかを意識して描くことはとても大事だ。

2)変顔は強い

すでに実践している人も多いと思うが、作中の変顔やリアル顔はとてもパンチがあるウケる。

だが、この変顔もなかなか技術が必要で、やみくもにJOJO化してもお寒いことが多いので注意が必要だ。

下手でもいいので、「描いていて自分が笑ってしまうような顔」がいいのではないかと思う。

ちなみに最初に引用した、コロナおばちゃんは、「ゾッとする感じ」をだすために楳図かずお先生の目の描き方を参考にした

古典的な名作には、人の心を揺さぶるものが「タッチ」に込められている。

ジョージ秋山やつのだじろう、楳図かずおや日野日出志あたりは押さえておきたい。

なんならまんまタッチをパクっても、効果的な笑いを生むことがある。

3)インフルエンサーのRTは加速をしやすい

これはちょっとチートなところではあるが、インフルエンサーがRTすると、バーっと広がることが多い。

私も懇意にさせていただいているインフルエンサーが何名かおられるが、そういった方の拡散力は舌を巻くばかりだ。

とはいえ、インフルエンサーの方のアンテナは鋭敏なので、「つまらねぇなこれ」と思ったらRTしてくれない(いや、実際はしてくれてるかもしれんが)。

アンコントローラブルなところがあるが、もしFF相互にインフルエンサーがいたら、それは思わぬ追い風になる可能性は高いと思う。

4)自分の「星」を見つけろ

最後に4つめの要素だ。

あれ?「3つじゃなかった?」と思ったあなたの記憶はただしい。

さきほどあげた3つに加えて大事なのは「自分の星を見つけろ」だ。

「星」とは「自分が強いジャンル」と考えてもらって差し支えない。

正直俺は風刺漫画はあまり描きたいジャンルではなかった。人の心に波風を少なからず立てるからね。

どちらかというと、二頭身のねこがじゃれ合うような漫画で人気者になりたかった。


しかし、残念ながら俺には「癒やしの星」はなく「風刺の星」があった。

風刺に振り切ったところで、レスポンスが徐々に上がってきた感は、正直あり。

それも、いろんな漫画を書き続け、反応を見ながらわかったことだ。

とにかくいろんなジャンルのものを描き、自分の天分にあった漫画を描くことがいいのではないかと思う。

まとめ

マー 偉そうなことを描いたが、正直バズが出始めて1ヶ月そこらしか立っていない。

だけど、ぶっちゃけこれからもバズは出す自信はある

ただ、作品の価値=バズ ではけっしてないことは強調しておく。

ファボがついてなくても素敵な作品はな

たくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんあるんだ。。。。

だが、「せっかく描いたんだから読まれたい」という人もいると思う。

そういうあなたの参考になれば幸いだ。


おや、誰か来たようだ・・・。今日はこのあたりで失敬する。


ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?