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ソルトさ〜ん!からの思ひ出ぽろぽろ

 先日、Yahoo!ニュースで見つけたこの記事。誰だこの人?と思って本文を読まずに過ごしていましたが、改めて読むと、なんと、私の大好きなピアニストの塩谷哲さんでした!ソルトさん(塩谷さん)といえばオルケスタデラルスのピアニストから始まり、方々でご活躍のさわやか系の実力派ピアニスト。国立音大の准教授でもある、インテリ。でも、中身は結構親しみやすい方、というか、ほんとうに、いい人。ライブでは、普通に、一生懸命に話をされてるのが、なんだか面白くなってしまう間というか、キャラが好きです。それでいて抜群の安定感。コンスタントにライブに行くし、何枚かのCDや直筆サインだっても持っているし、仕事で国立音大の最寄駅を通れば、ソルトさんに偶然に合わないかなぁ~とつい思ってしまうくらい??気にかかるミュージシャンです。確かに近年、丸みを帯びていらして、その天然なノリと見た目が一致してきたなぁ、とは思っていたのですが、ムロさんに似ているとは、気づきませんでした。。。

https://news.yahoo.co.jp/articles/54a9b26c6413d2465c1df51257a0e9170fffbb2b?source=rss

と思って調べてみたら、、以前から、ムロさんに似ていると評判だったのですね。。こんなところで、直虎の話題が~。確かに、このお写真、方久にしか見えませぬ。。。

・・とこの記事をきっかけに、楽しい妄想が広がったのでその記録。

 私は、そこそこ沢山の音楽CD持ってるんですけど、その中から、ベストな1枚を選べ、と言われたら、迷いなく選ぶのがこれ。2002年の六本木スィートベイジルで開催された、塩谷哲with SOLT BABDのライブ音源。この時のライブに行ったこともあって、お気に入りです。これほーんとに素敵。聴けば会場での高揚感がよみがえります。たぶん購入後の数年間は、一年365日、移動の時も繰り返し繰り返しこのアルバムを聴いていて、都心でも郊外でも、どの景色でも似合うなぁ・・なんて思っていました。さすがに、沖縄の竹富島の海をバックにした時は合わなくて、イヤホンを外して外界の音を聞くようになった、なんてことがあったけ。正気に戻ったというか。。

 このCDのジャケットを見ていただくとお分かりのように、中央のさわやかイケメン氏がソルトさんです。この時は、ムロさんでなく、間違いなく、ニノですよね。この時のメンバーはメッチャ豪華で、ドラムは沼澤尚(タカシ)さん、ギターは浅野祥之さん、ベースが松原秀樹さん、パーカッション、大儀見元さん。角松敏生さんやスガシカオさんらの、ツアーメンバーでもある、スタジオミュージシャンで超実力派。この組み合わせ最高です。今でもこの音源を聞くと、血が沸きます。その後も好きなCDやDLした音源は、あまたあるけど、20年たっても、ダントツ1位は揺らがず。すごいな。

 以下のサイトで視聴できるので、フィージョン系にご興味ある方はどうぞ。この1曲目の出だし10秒くらいの、ドラムがテケテケ?ってはいって、グルーブが始まることころ、その上に乗るギターの音、そしてピアノ、ここ、ば何度聞いても好きです。

https://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A014232/VICJ-61017.html

 六本木STB139、スィートベイジル。会場に至る芋洗坂や、店の雰囲気、よく覚えている。お料理がおいしかったな。ライブハウスとしては割と広くて、席もステージからやや遠かったけれど、それでも、生演奏に興奮したなぁ。行きたいなぁと思うライブをあれこれやっていた。2005年に日比谷線沿線の会社に転職したとき、これで、仕事帰りSTB139に行きやすい~なんて、思ったものです。結局、仕事が忙しくて、その後1度も行くことが無いまま、私もライブ参戦活動から撤退。そして、STB139も2014年に閉店。当初は再開の話もあったようだけれど、結局、再開はなく、跡地にはホテルが建ったとか。そのことを最近知って、キューンとする。ああ、無常。世の中の常ですかね。思い返せば、青春そのもの。

 私は2000年代の前半は、たぶん人生で一番沢山、ライブに行った時期です。あるミュージシャンのライブで、知り合ったライブ友に教えてもらって、随分色んなライブに足を運びました。インディーズ時代のスキマスイッチにも行きました。すごく鼻の利く??人で、これから売れるーってミュージシャンを見つけるセンスは抜群だった。彼女についていけば、間違いない?なんて、くらい。その中で、はまっていた人のひとりが、ドラムの沼澤さんであり、J&Bというバンド。

J&Bのご紹介は、こちらを。ファーストアルバムは、吉祥寺のライブハウスの音源で。ギターの浅野さんの「やるよー」って声で、テ~ケテテケテ??と始まる。インディーズのライブハウスでのライブって感じがいい。

http://www.paldiscs.com/jb/

この方たち、ほーんとに実力派で、ライブはメッチャ楽しい。演奏は超絶なのに、トークや全体に漂うノリが面白くて。まじめおふざけって感じ。

ドラムの沼澤さんが、ほぼ日で取り上げられることがあり、そのつながりで、J&Bもメジャーに。

https://www.1101.com/drum_t4r/2003-03-20.html

これは、J&Bが、メジャーデビューしたときのもの。インディーズ時代との写真の違いよ!おしゃれですね~。でも、前者のおやじー全開~!のも、らしくて好きです。当時は、「40代のおじさんたちの音って、円熟していていいよね!」ってきゃいきゃい言っていました。いつの間にか、当時の彼らの年齢を超えちゃいましたけどね。

https://victor-store.jp/item/34004/

 このアルバムのライブは、渋谷AXでした。今までにない、大きいところでやったんだ。で、もちろん行ったたのだけど、前の方の席に、たぶん、J&B初めてです、って人たちがいとかたまりいらして、まじめに座って聴いていた光景が忘れられません。どうして、このノリのライブで座っていられるのーって思ったから。士気が下がるからやめて・・笑、でもないけれど、やっぱり、大きすぎたかな、もっとこじんまりした箱で、お客さんと一体になって聞きたいなぁなんて思ったっけ。

 J&Bのライブの思い出は、尽きないな。色々出てきちゃう。特に印象に残っているのは、新宿から小田急線で1時間近く下ったところの、小さいライブハウスで、限定100名のライブが行われた時のこと。仕事帰りでくたくただったけど、絶対に行きたい!と思って。気合を入れていったら、ほんとに100名でぎゅうぎゅう。猫1匹入らないよって、思った。今だったらありえないけれど、みんなで密着して、グルーブに身をゆだねるっていのが、ほんとに心地よくて、音のシャワーを浴びている感じ。すごくリフレッシュして、また、2時間くらいかけて帰路に就いた、っていう思い出がある。あれは、どこだったんだろうなぁ。。

 そしてもうひとつ、ソルト&たかさん絡みの思い出。これも有名なライブ。SAXの本田雅人さん、ピアノの塩谷 哲さん、ベースは青木智仁さん、ドラムが沼澤尚。この4人のブルーノートでの、2日間ライブ。少しでも良い席を、と整理券をもらうために仕事を早引けしていったっけ笑。終演後にサイン会があって、念願のタカさんと握手をできたのだけど、お隣に本田さんが控えてて、はいはい、って積極的に手を出してくださって、ああ、タカさんのぬくもりが消えてしまう・・・と思いながら、握手を受け入れたというのも思い出笑。この時のライブで記憶に残っているのは、ベースの青木さんのMC場面。2日間とも一言一句たがえずMCを行ったこと。まじめな人なんだな~。とリズム隊らしいな、と思ってとても印象に残った。

https://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A016667/VICJ-60886.html

 この青木さんは、その数年後、40代で急逝してしまった。それを知らせてくれたライブ友からのメールはショックだった。そして、その翌年、J&Bの浅野さんも、同じく40代で病気で亡くなってしまった。これも、ライブ友からのメールで知った。そのころ、ライブ友のAちゃんとは、お互いに忙しくて疎遠になっていた。このメールが久々のコンタクト。「ぐれこちゃん、いつもこんなお知らせで残念だよ」とそれが最後のやりとりだったなぁ。喪失感。もう、永遠にJ&Bはないんだな、って思った。でも、浅野さんのトリビュートライブは定期的にずっとやっていたらしい。私は行ったことはないけど、こういう心意気っていいよね、って思う。


 さて、最後に、今回、この記事を書くにあたって、凄く印象に残っているのだけど、いつのなんているライブが思出せないものを一生懸命探した。でも、さすがに20年も前となると記事がない。2001年~2023年ごろの12月、南青山マンダラで行われたライブ。NOTHING BUT THE MIDNIGHT FLASH GROOVEじゃないかな、と思うのだけど、当時のスケジュールを見ると、私の記憶とメンバーが違う。記憶では、沼澤尚さん、マルコススザーノ(パンディエロ)、塩谷哲さん、森俊之さん(キーボード)。素晴らしいミュージシャンすぎて、だれを見ればいいの?って思ったし、タカさんと、スザーノのリズム隊の息のあいっぷりには、夫婦か~!なんて盛り上がった。ゲストに山崎まさよしさんが来て、事務所に内緒ねっていうパタンもあった。至近距離で、歌を聞いた。山崎まさよしさんも大好きだったから、もうどうしよーって感じ笑。一方、まさやん(山崎さんのこと)も黄色い声の歓声が無いから、ちょっと不思議な顔をしていて(当時、山崎まさよしさんは、まるでアイドルのライブのように、若い女の子のファンが多くて、いつも歌にかぶせるような感じの、黄色い歓声が飛んでいた。この時のライブは、もっとコアな音楽好きな大人の集まりって、感じで、彼の歌声にすごく聞き入っていたから。)でも、ぜいたくだったなぁ。でも、何ってライブだったかな。もし、ご存じの方がいらしたら、教えてほしいな。

そのな中で、みつけた、どなたかのHPの断片。これ、私?って思うほど、好みのライブの数々。この中のいくつかは行ったよ。もしか、私のライブ友かな?なんて思ったり。そんなことあるのかな??だとしたら!、でも、よく見ると違うかな、なんて思ったり。どういう出自の記事かわからないけれど、思い出にのっからせてもらおう。ということで、貼り付ける。

http://42world.web.fc2.com/live/2001/2001.html

 そんなこんなで、とりとめもなく綴ってしまいました。ここまで読んでくださったかた、ありがとうございます。ちょっとでも、楽しんでいただけるポイントがあれば嬉しいけれど。。ちょっとオタクでしたね笑。

 上にも書いたけれど、2000年代の半ばから、うすら10年近く、公私ともに滅茶苦茶忙しくて、色々あって、音楽から遠のいてしまった。ほんとにしんどいと、ライブにいけないどころか、音楽が聴けない、ってことも体験。

 でも、そんな時期も過ぎて、気づいたら、またそこそこ楽しんでる。それは有難いなと。

 そして、今回、ムロソルト!さんのおかげで、おもがけず楽しい思い出ぽろぽろ。これもありがたい。だから最後に、ソルトさんの本領の音楽の方で、見つけたちょっといいページをご紹介。方々で演奏家としてご活躍されているのに加え、こうやって人材育成にも貢献、っていうところが、かっこいいなぁと思うのです。このページでの、高校生へのメッセージがいいなぁと思ってます。それにジャズセッションの講義も。ジャズ・アンサンブルの体験授業も視聴できます。

https://www.kunitachi.ac.jp/faculty_list/50on/sa/shionoya_satoru.html


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