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シニア猫さんにおすすめのキャットフード(ドライフード)

猫ちゃんは、年齢によって必要な栄養素の種類や量が異なります。
7~10歳のシニア期と11歳以上のハイシニア期に適したフード選びのポイントと、おすすめシニアフードをご紹介します。


キャットフードを選ぶ5つのポイント

  • 原材料に炭水化物の使用が少ないフードを選ぶ

  • 対象の年齢が愛猫にあったフードを選ぶ

  • たんぱく質の多いフードを選ぶ

  • 添加物の使用の多いフードは避ける

  • 消化吸収のしやすさが期待できるフードを選ぶ


■原材料に炭水化物の使用が少ないフードを選ぶ

消化負担を軽減するために、原材料に炭水化物の使用が少ないフードを選びましょう。
猫はもともと肉食動物のため、炭水化物を摂取する習慣がなく、消化に対応していないため、消化吸収に時間と負担がかかってしまいます。
シニア猫は消化器官も弱まっていくため、炭水化物が少ないフードが良いでしょう。
また、シニア猫は運動量が減るため太りやすくなります。
炭水化物は肥満の原因にもなるため、穀物不使用のグレインフリーや、使用量が少ないフードを選びましょう。


■対象の年齢が愛猫にあったフードを選ぶ

キャットフードは、全年齢用・子猫用・成猫用・シニア用など、ライフステージごとに分けられています。
そして、シニア用フードの中でも『7歳以上』や『11歳以上』などに分けられているものもあります。

7~10歳のシニア期には、成猫用よりもエネルギー量が抑えられたフードを選びましょう。
11歳以上のハイシニア期には、痩せやすくなるため適度に栄養を摂取できるフードを与える必要があります。

一緒に暮らしている猫さんのライフステージに合ったフードを選んであげてください。


■たんぱく質の多いフードを選ぶ

たんぱく質の多いフードを選び、筋肉や内臓、皮膚などの健康をサポートしましょう。
猫の体は主にたんぱく質でできており、たんぱく質の摂取量が少ないと健康の維持が困難です。
目安として、良質なたんぱく質が25〜30%含まれているフードを選ぶと良いでしょう。

【注意】
腎臓の調子が悪い猫にはたんぱく質が負担となります。
獣医師に相談し、たんぱく質量を調整して与えましょう。


■添加物の使用の多いフードは避ける

添加物の使用が多いフードは、猫さんの負担になるため避けて選びましょう。
添加物には、保存料・着色料・香料・酸化防止剤などがあります。
シニア猫は消化器官の働きが弱くなっていくため、負担を少しでも軽減すると良いです。
ビタミン剤やミネラルなどの栄養剤が含まれているフードもあるため、どのような添加物が含まれているか確認して選びましょう。


■消化吸収のしやすさが期待できるフードを選ぶ

シニア猫は消化器官の働きが低下するため、消化吸収のしやすいフードを選びましょう。
消化に負担がかかると消化不良を起こし、下痢や嘔吐などの症状もあらわれる恐れがあります。
特に、穀物が使用されているフードは消化負担が大きいため、グレインフリーや穀物の配合が少ないフードを選ぶと良いでしょう。


おすすめのキャットフード

商品ごとに、体重3kgで計算した1日あたりの食費を掲載しています。
セール等で安く買ったり、大容量パックで買った場合は、この表記よりもっと安くなります。
また、猫さんによって適切な量は前後しますので、あくまでも目安としてご覧ください。


■レオナルド シニア 高齢猫用

『レオナルド』は、厳選された高品質な原材料を使用したドイツ生まれのキャットフードです。

歳を重ねると必要とする栄養素も変わってきます。エネルギーの必要数は減り、加齢とともに免疫システムは弱くなっていきます。
レオナルド シニアは、健康な状態を保つように特別な処方でこれらの変化に適応しています。リン・ナトリウム・タンパク質の量は、腎臓に負担をかけないように調整されています。

《体重3kgの猫さんで計算した、1日あたりの食費の目安》
146.3円(1日35gで計算)


■ジウィピーク エアドライ・キャットフード ラム

『ジウィピーク』は、ニュージーランド産の飼育方法にまでこだわった素材を使用し、『エアドライ製法』により栄養素がぎっしり詰まったフードです。

余計なものが入っていないシンプルなレシピは、全猫種、全ライフステージ対応です。
食欲の落ちているハイシニア期の猫さんには、少量でも栄養素を摂取できるフードがおすすめです。ヒューマングレードの原材料で、余計なものが一切入っていないのも安心です。
いつものご飯にトッピングするのも◎

《体重3kgの猫さんで計算した、1日あたりの食費の目安》
354.75円(1日30gで計算)


■モグニャンキャットフード

『モグニャン』は、ヒューマングレードの白身魚をたっぷり使用し、穀物類を使わずに仕上げた体に優しいフードです。

主原料に白身魚を使用することで、低脂質のフードになっています。基礎代謝が落ちて肥満になりやすいシニア猫には、低脂質で質のいいタンパク質が摂れることはとても大切です。
他のキャットフードよりもタンパク質の成分が少ないため、腎臓に悪い猫ちゃんにもおすすめなところも魅力的の1つでしょう。
グレインフリーですが、穀物の代わりにジャガイモやサツマイモが使用されています。2つの食材は栄養価が高く食物繊維もたっぷり含まれているため、猫ちゃんの便通にも◎です。
また、小粒設計なので歯の弱いシニア猫でもかみ砕きやすくなっています。

《体重3kgの猫さんで計算した、1日あたりの食費の目安》
122.4円(1日39gで計算)

当方が運営するショップでは取り扱っていないのですが、下のリンクから購入すると最大20%OFFで購入できます!

https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3TH6AM+26LAY2+3J8+1TKWAA


■セレクトバランス グレインフリー 猫用 エイジングケア チキン

『セレクトバランス』は、良質なチキンを使用し、健康を維持するための素材を盛り込んだフードです。
うちの猫たちも『セレクトバランス』を食べています。価格が低めの高品質フードを探して、これに辿り着きました。
『エイジングケア』には、健康維持のために抗酸化作用のあるコエンザイムQ10を増量。さらにL-カルニチン、グルコサミン、コンドロイチンも配合されていて、中~高齢期の愛猫の若々しく活き活きとした生活をサポートしてくれます。

《体重3kgの猫さんで計算した、1日あたりの食費の目安》
151.25円(1日50gで計算)

当方が運営するショップでは今のところ取り扱っていないのですが、お取り寄せすることができます。


まとめ

いかがだったでしょうか。
今回はシニア猫さんに合ったご飯選びのポイントや、おすすめのキャットフードを紹介しました。

良質なタンパク質、低炭水化物、添加物不使用などは、チェックしておきたいところです。
また、年齢や食欲など猫さんに合ったキャットフードを選ぶことが大切です。

今回はドライフードをご紹介しましたが、食事から水分を摂取できるようにウェットフードも併用することをおすすめします。
歯の弱った猫さんの場合は、ドライフードをふやかして与えるか、ウェットフードを与えるようにしましょう。
家族の一員である猫さんのために、食事を通したエンジングケアを行っていきましょう。


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