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カモにならないための投資の基本 誰でも学ぶ事で、死ぬまで使える技術
Xのフォロワーが1300人を超え、noteのフォロワーは100人を超えましたので、自己紹介を兼ねて、投資に対する基本的な考え方をまとめてみました。
無料noteにしましたが、今後も具体的技術を追記していきますので、近い時期に有料にします。
はじめに
私は、学生時代から投資を始め、金融系サラリーマン→法律系サラリーマンのかたわら、投資を今も続けています。最初は、何となく始めた投資でしたが、今では自由な時間を手に入れ、家族との時間を大切にできるようになりました。
投資の始まりは「勘」と「興味」
最初の投資は、金や株を何となく始めてみました。当時は、投資について深く学ぶというよりも、興味本位で始めていたようなものです。しかし、投資を続ける中で、次第にその面白さに気づき、本格的に学び始めるようになりました。
投資の多様性と共通点
私は、株式、FX、不動産など、様々な投資に挑戦してきました。それぞれの投資には特徴がありますが、共通して言えるのは、「投資の基本は同じ」ということです。
投資の基礎を学ぶことの大切さ
世の中には、「株で一攫千金」や「不動産で安定収入」といった、具体的な商品に特化した情報がたくさんあります。しかし、それらの情報に振り回されるのではなく、投資の基礎をしっかり学ぶことが大切です。
なぜなら、投資の基礎を理解していれば、どんな金融商品が登場しても、その特徴を捉え、自分にとって最適な投資を選択できるからです。
投資は誰にでもできる
投資は、年齢や学歴、経験などに関係なく、誰でも始めることができます。大切なのは、継続して学ぶことと、自分の頭で考えることです。
子どもへの知の継承
投資は、自分自身のためだけでなく、将来の世代へ資産を残すことにもつながります。親子で投資について話し合い、知識を共有することは、子どもたちの成長にもつながるでしょう。
投資は、お金を増やすだけでなく、人生を豊かにする手段でもあります。このnoteが、これから投資を始めるあなたにとって、少しでも役に立てれば幸いです。
第1章 投資初心者が知っておくべきこと:金融機関の思惑と、私たちが取るべき行動
なぜ「カモ」になってしまうのか?
投資を始めるとき、私たちは必ず金融機関と対峙します。証券会社、FX会社、銀行など、様々な金融機関が、私たちに投資を勧めてきます。しかし、彼らの本心は一体どこにあるのでしょうか?
金融機関は、私たちが投資をすることで得られる手数料を主な収入源としています。つまり、私たちが積極的に取引をすればするほど、金融機関は儲かるのです。そのため、彼らは私たちに「もっと投資しましょう」「この商品がおすすめです」と積極的に勧めてきます。
しかし、金融機関はプロの投資家です。長年の経験と膨大な情報量を持っています。一方、私たちは投資の初心者。当然、彼らとの間には大きな情報差があります。この情報差を利用され、彼らの思惑通りに動いてしまうことを、投資の世界では「カモ」になる、と言います。
未来を予測するのではなく、仕組みを理解する
多くの人は、投資で成功するためには、未来を正確に予測する必要があると考えています。しかし、未来を正確に予測できる人などいません。大切なのは、未来を予測することではなく、市場がどのように動くのかという「仕組み」を理解することです。
金融市場は、売り手と買い手が価格を決めることで成り立っています。この仕組みを理解することで、より合理的な投資判断を下すことができるようになります。
投資は感情との戦い
投資は、お金が増える喜びだけでなく、お金を失う不安も伴います。感情に左右されず、冷静な判断を下すことが重要です。しかし、人間は感情の生き物です。特に、お金に関わることになると、感情に振り回されてしまうことがあります。
投資で成功するためには、感情のコントロールも必要です。焦らず、長期的な視点を持って投資に取り組むことが大切です。
投資先は多種多様、自分に合ったものを選ぶ
投資先には、株式、債券、不動産、FXなど、様々な種類があります。それぞれに特徴やリスクが異なるため、自分に合った投資先を選ぶことが重要です。
投資先を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
リスクとリターンのバランス:高いリターンを得たい場合は、それだけリスクも高くなります。
投資期間:短期で利益を得たいのか、長期的に資産形成したいのか。
自分の性格:リスク許容度や、投資にかける時間など。
投資に関する情報を見極める
投資に関する情報は、インターネットや書籍など、様々な形で手に入ります。しかし、全ての情報が正しいとは限りません。特に、広告や営業トークなどは、鵜呑みにせず、複数の情報源から情報を集め、自分で判断することが大切です。
第2章 投資、投機、資産運用…何が違うの?
投資の世界では、「投資」「投機」「資産運用」など、似たような言葉がたくさん出てきますよね。これらの言葉、一体何が違うのでしょうか?
投資と投機
「投資」と「投機」は、よく一緒に使われる言葉ですが、厳密には少し意味が違います。
投資:将来、より多くのお金を得ることを期待して、お金を運用することです。一般的に、中長期的な視点で、企業の成長や不動産の価値上昇など、資産の価値そのものが上がることに期待して行われます。
投機:短期的な価格の変動を利用して、素早く利益を得ようとすることです。株価のわずかな変動や、為替レートの変動などを予測して、売買を繰り返します。
つまり、投資は長期的な視点で、資産の価値そのものに期待するのに対し、投機は短期的な視点で、価格の変動に賭けるという違いがあります。
資産運用と資産管理
資産運用:すでに持っている資産(不動産、株式など)をさらに増やすために、積極的に運用することです。例えば、不動産賃貸収入を得たり、株式の配当を受け取ったりといったことが考えられます。
資産管理:持っている資産を安全に守り、有効活用することです。資産の価値が下がるリスクを最小限に抑えながら、安定的な収入を得ることを目指します。
まとめると…
投資・投機:お金を増やすことを目的とし、積極的に運用する
資産運用:すでに持っている資産をさらに増やすことを目的とする
資産管理:持っている資産を安全に守り、有効活用することを目的とする
どれを選べばいいの?
どれを選ぶかは、あなたの投資目標やリスク許容度によって異なります。
短期間で大きな利益を得たい → 投機
安定的に資産を増やしたい → 投資
持っている資産を守りながら、収益を得たい → 資産運用
重要なのは自分に合った方法を選ぶこと
投資の世界には、様々な選択肢があります。大切なのは、自分の目標や性格に合った方法を選ぶことです。
第3章 投資は人気投票?成功するための秘訣
投資は多数決ゲーム
投資は、単に自分の考えで決めるものではありません。多くの投資家が同じように考え、行動することで、その資産の価格が上昇します。つまり、投資は一種の「人気投票」のようなものなのです。
例えば、ある商品が人気になると、その商品を手に入れようとする人が増え、価格が上がります。これと同じことが、株式や不動産などの投資対象にも起こります。
投資で成功するには?
投資で成功するためには、多数派の意見に注目することが重要です。つまり、多くの投資家が注目している商品や市場に投資することで、大きな利益を得る可能性が高まるのです。
なぜ、人気に注目するのか?
価格の上昇: 人気があるということは、需要が高まっているということ。需要が高まれば、価格が上昇し、利益を得やすくなります。
市場の拡大: 人気商品が出ると、関連商品やサービスも注目を集め、市場全体が拡大することがあります。
情報収集の効率化: 多数の投資家が注目しているということは、その商品に関する情報が豊富に手に入るということです。
バブルに注意!
しかし、人気がずっと続くわけではありません。ある時点で人気が飽和し、価格が下落することがあります。これを「バブル崩壊」と言います。
バブルの初期には、誰でも簡単に利益を得られるように思えますが、ピークを過ぎると大きな損失を出す可能性もあります。そのため、人気に飛びつくだけでなく、いつピークが来るのかを予測することが重要です。
過去の例から学ぶ
過去のバブルを振り返ってみると、投資の仕組みがよくわかります。
日本のバブル経済: 1980年代後半には、日本の不動産や株価が急騰しました。しかし、バブル崩壊後、長期間にわたって経済が低迷しました。
ドットコムバブル: 1990年代後半には、インターネット関連企業の株価が急上昇しました。しかし、2000年初頭にバブルが崩壊し、多くの投資家が大きな損失を出しました。
これらの例からわかるように、バブルは必ず崩壊します。人気に飛びつくだけでなく、冷静に市場を分析し、リスクを管理することが大切です。
まとめ
投資は、単なるギャンブルではありません。市場の動きを分析し、多数派の意見に注目することで、より高い確率で成功することができます。
人気に注目する
バブルに注意する
冷静に市場を分析する
これらの点を踏まえ、自分にあった投資方法を見つけていきましょう。
第4章 投資のリスクとリターン:高いリターンを求めるなら、リスクも覚悟しよう
投資の世界では、リスクとリターンという言葉をよく耳にします。
リスクとリターンとは?
リスク: 投資によって損失が出る可能性のことです。
リターン: 投資によって得られる利益のことです。
リスクとリターンの関係
一般的に、リスクが高い投資ほど、高いリターンが期待できると言われています。これは、高いリターンを得ようとするには、それだけ大きなリスクを負う必要があるということです。
例えば、
預金: リスクは低いですが、得られる利息も少ないです。
株式: 株価は変動が大きく、損失が出る可能性もありますが、高配当や株価上昇による大きな利益が期待できます。
なぜリスクとリターンが比例するのか?
これは、高いリターンを求める人が多いからです。みんなが安全な投資ばかりを選んでいたら、その投資の価値はどんどん上がってしまい、もはや高いリターンは期待できなくなります。
つまり、高いリターンを得たいのであれば、多くの人が敬遠するようなリスクの高い投資にチャレンジする必要があるのです。
投資における「腹をくくる」とは?
投資をするということは、ある程度のリスクを覚悟することです。
リスクを避けたい場合: 預金や債券など、安定した投資商品を選ぶ
高いリターンを求める場合: 株式や投資信託など、変動の大きい投資商品を選ぶ
どちらを選ぶかは、あなたの性格や、どれくらいのリスクを許容できるかによって異なります。
投資の技術でリスクを下げる
投資の技術を身につけることで、リスクを下げながら利益を上げることができます。
例えば、
分散投資: 複数の投資先に分散することで、リスクを分散させることができます。
ストップロス: 損失が一定の金額を超えた場合に自動的に売却する注文を出すことで、大きな損失を防ぐことができます。
まとめ
投資は、リスクとリターンのバランスを取ることが重要です。高いリターンを求めるのであれば、ある程度のリスクを覚悟する必要があります。しかし、リスクを完全に回避することはできません。
投資をする前に、しっかりと情報収集を行い、自分の性格や目標に合った投資方法を選びましょう。