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夏といえば・・・
岡山県に移住してから夏の日常着といえばこちら
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タイパンツ(フィッシャーマンパンツ)です。
生まれ育ったのは、東京都新宿区でした。岡山県に移住する前は大阪市の谷六に住んでおりました。
岡山の夏は、生涯で一番、太陽光が刺さります(苦笑)。
山沿いの古民家暮らしという場所柄もあるかもわかりません。山沿いというよりは、山の中ですね・・・見渡す限り山に囲まれております。
”晴れの国”岡山は日照率が日本一ということで降雨量も少ないです。毎年梅雨があるかないかわからないくらい、雨の日は少ないです。
移住したてだった2021年の夏はカラッとしてました。
湿気がなかったのと、夜間は24℃以下に下がったので都市部の夏よりしのぎやすいと感じました。
このところは高温かつ多湿で、日中は完全防備をしないと表に出られない危険な暑さです。
ともないまして服装がインド・ネパール・タイ化しています。
いわゆるエスニックファッションが日常着になりつつあります。
好む色の傾向も180度変化しました。
都市部に住んでいたころは、黒かネイビー、グレーといったアスファルトに溶け込む色を好んで着ていました。着物を着る機会も多かったのですが、お気に入りの着物も黒が基調の辻が花でした。
大自然のふところに抱かれて暮らすようになってからは、空と大地の色を選んで身にまとうようになりました。
いま着物を着るとしたら、草花の緑を彷彿とさせる緑の江戸小紋を選ぶと思います。
人間国宝の作家さんの江戸小紋 雲の中に仏様が浮かんでおられます。
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ただでさえ暑いのと、こちらは袷のお着物ゆえに今は無理。
涼しくなったらこれを着てお能を観に行きたいです。