ニンジャバーガーTRPGの紹介
ニンジャバーガーRPGは2000年にアメリカで発売されたTRPGである。
君たち(プレイヤーキャラクター)は、デリバリー専門のハンバーガーショップ「ニンジャバーガー」の店員である。
ニンジャバーガーのモットーは
「世界中どんなところにでも30分以内にお届け!」
である。もうちょっと言うと
「30分以内にお届けできなかった場合、その場でSEPPUKU(切腹)してお詫びします!」
【世界中どんなところにでも の例】
・故障中のエレベータ内
・エベレスト山頂
・海底700mの原子力潜水艦
・メジャーリーグ試合中のピッチャーマウンド上
・アメリカ大統領専用機エアフォースワン(もちろん飛行中)
言うまでもないことだが、店員は全員ニンジャである。ニンジャに不可能はない。
注文方法はいたって簡単、オンライン注文フォームに「希望商品」「カスタマーの氏名」を入力するだけ。
住所電話番号? 入力不要です。 クレジットカード番号? もちろん入力不要です。
何故ならばニンジャだから。ニンジャはすべて知っているのである。
(具体的には、ニンジャの諜報技能で住所電話番号クレカ番号をハッキン…、調べます)
諜報と並行してバーガーの調理を進める。ちなみに調理技能はこのゲームでは「MAKUDONARUDO(マク○ナルド)」技能という名称である。
準備が終わったらすぐに配達に向かう。一般的には配達用の自動車で行くが、使用する技能はもちろんBAJITSU(馬術)である。何故ならば自動車は「馬力」であらわされるからだ当然。
配達も一筋縄ではいかず、ライバルチェーン「サムライバーガー」「オタクベル」「低カロリー族」「ガイジン」からの配達妨害がしばしば発生する
なおニンジャにはさまざまな掟があり、代表的なものには
「店長(まあゲームマスターですね)には絶対服従」
「デリバリー中の姿をカスタマーに見られてはならない」
がある。この掟を破ってしまったり、判定に失敗すると「名誉ポイント」が下がっていく。名誉ポイントは両手の指の数で表わされており、10ポイントからはじまり0ポイントまで下がってしまう。ちなみに不名誉1あたり指を1本詰める必要があるのだ。(ニンジャではなくヤクザでは…?)
その際、さらに2d6を振り、名誉ポイントを上回ってしまうと「ニンジャの言い表せない恥辱表」に基づきご先祖さまからの罰が与えられる。罰には何種類かあるが、3分の1くらいの確率でニンジャが死亡するくらい重いものである。
さてライバルチェーンからの数々の妨害をはねのけ…、ようするにサムライを切り、オタクを手裏剣の餌食にし、ガイジンをマキビシで巻いて、いよいよ敵の家にたどり着いたのだ。(敵?)
侵入する前には、番犬を無力化、セキュリティシステムをカットしドアロックを解除する必要がある。もちろんニンジャにとってはたやすいことだ。
住居の屋根裏に潜み、カスタマーに見つからないように進む。部屋に忍び込んで机の上にご注文の品「ニンジャバーガー コンボセット」を置き…、
置いたところで、うっかりカスタマーに配達中の姿を見られてしまった! これは不名誉である! 名誉ポイント-1。さらに2d6にも失敗したのでニンジャの言い表せない恥辱表をロール。
その結果、ご先祖様の怒りのエネルギーが地面から噴出し、10フィート以内の全員に3d6ダメージ。なんとカスタマーはそのダメージで即死してしまった!
からくも生き残ったニンジャは、カスタマーの遺体の脇にそっとニンジャバーガー コンボセットを置き、無事配達が完了したのである。
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こんな感じのゲームですが、死亡率も高いし色々と間違っているクソ馬鹿ゲームなので気楽に遊びたいですね。なんとなくパラノイアに似てる気もするなぁ。
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