ココアちゃん腎臓病闘病経過

4番目に我が家へ来たココアちゃんの腎臓病その他病気の闘病経過の記録用記事。私の為に、誰かの為に残す。

異変
10月1日
食事をあまり食べなくなる。保護した時から殆どの歯が歯槽膿漏で駄目になっていた事もありそのせいかと思っていた。

10月3日
病院へ。右奥歯辺りに僅かに赤みがあった。これが原因だと思っていたので炎症抑えるレーザー当てて貰い帰宅。まだこの辺りは僅かに食べていた。

10月6日
あからさまに食事をしなくなる。ギリギリ食べていたちゅーるすら口にしなくなる。水だけ飲んでいた。吐きそうな仕草を1回したので毛玉かと思っていた。思い返せばこの辺りから妙に尿の色が無かった。食べないだけで元気に動いていたので初動が遅くなった。明日血液検査してもらおうと決まる。

10月7日
検査の結果、腎臓にまつわる数値が振り切れているほど悪化していた。寝込んでいなかったのが不思議なくらいだった。初め皮下点滴でと言われていたがのちに病院から電話があり、あまりにも状態が悪いから1日静脈から注射(点滴)をする方がいいと提案される。家族で話し合った結果その方向でまとまる。吐き気止めや処置をして貰ったお陰かコンボのプレゼントを1袋食べ切る。久しぶりに見たかぶりつくように食べる姿に涙が出た。

10月8日
1回目。病院との行き違いがあり1日預けて治療する事を数日続けると突然言われて驚くなどあったが、後日母に謝罪があったようだ。病院内ではご飯食べず。静脈からの注射の効果は凄くあった。帰宅後コンボのプレゼントを2袋平らげ、その後カリカリも食べた。透明だった尿もアンモニアが出て黄色に戻った。

10月9日
2回目。朝は肝臓とステロイドの薬が入ったちゅーるのみ食べて固形物食べず。尿も透明に戻った。あまりにも数値が高くて10時間かもう少し前で効果が無くなるようだった。なのでこの日から帰宅後吐き気が無い間に回数分けて食事をとらせ体重維持させようと決まる。1日目は食べなかった病院でのご飯を少し食べたらしい。この日は吐き気止めも追加。帰宅後の食欲が凄かった。帰宅後2回した尿の色はあった。

10月10日
3日目。朝ちゅーるすら食べなくなった。再度血液検査をしたところ振り切れていた腎臓の数値が測れるところまで下がって来たので、もう一日通って下げれる所まで下げようという話になる。そしてこの日初めてエコー検査で腎臓を調べ、先天的に腎臓の片方が小さくて機能していないかわずかしか動いていなかった可能性が出て来た。相変わらず本人は穏やかで元気で、病院では先生と目が合えば小さく鳴いて呼んで扉開ければ擦り寄ったりと変な順応していて泣いて良いのか笑っていいのかわからなくなった。

10月11日
4日目。朝になると食欲はガクンと落ちるが、この日は出したカリカリを何回かに分けて食べ切った。少しだけ改善している。匂いの強いものはどうしても吐き気を産むらしく、ちゅーるでの投薬が難しくなったためスポイトであげる方向に切り替えた。随分先生達に慣れたようで可愛いを振り撒いてメロメロにして来たらしい。忘れてしまいそうになるほどココアちゃん自身は元気。帰宅後コンボのプレゼントを1袋完食。スポイトでの投薬も何とかできた。通院はあと一日追加になった。

10月12日
5日目。血液検査は芳しくない。ここで腎臓の四分の三が既に機能していない事を知らされる。そして言葉は濁したらしいが、後は家族で決めて欲しいとも言われる。話し合い、後は週二日程度の通院しながら小康状態を保ち、『その時』が来るまで支えようという方向になった。帰宅後コンボのプレゼント2袋完食。相変わらず元気だ。この日から活性炭の薬?サプリ?が追加される。僅かなお湯で溶いてスポイトに詰めて投薬。暴れられて手が真っ黒になった。もう少し上手く投薬出来るようにならねば。帰宅後3回トイレをしたが、どの尿もしっかり色があった。この日久しぶりに猫じゃらしで遊ぶ。

10月13日
朝ご飯を半分程食べた。9時過ぎくらいに肝臓・ステロイドの薬を投薬。投薬後コンボのプレゼントを1袋完食。兎に角今後はおやつもカリカリも食べられるときに少しずつあげてちりつも作戦で行こうと決まる。10時半頃カリカリを21粒ほど食べる。カーペットの上でお腹見せて撫でろアピールをしてきたのでひたすらもふもふした。こうしていると病気なのを忘れそうになる。10時半に食べさせたのでお昼はあげない方向でいたのだけど本人が食べたそうだったので少量持ってったら食べた。結局この日は通常時の2食分くらいは食べた気がする。尿は一定量あって色もあるが、夕方頃から少し薄くなった。

10月14日
朝ご飯は何回かに分けて食べ切ったらしい。食欲が落ちている。尿の色もほとんどなくなった。口をもごもごするので吐き気が強いのだろう。でも動き自体は変わっていない。カメムシを襲おうとして大変だった。明日チロ様とみーちゃんの通院なので明後日にと言っていたが、明日連れてった方が良い気がしている。夕飯は出した殆どを何度かに分けて食べた。夜食(10時)は半分。相談した結果明日午後チロ様を連れて行くときに一緒に行く事になった。

10月15日
朝ご飯は昨日と同じく何度かに分けて食べた。具合崩してから高い所へ登らなくなっていたけれど今日少し高い所へ登っていて感動した。お昼も食べたようだ。午後からチロ様と同タイミングで病院へ。体重が3キロ切ってしまってショックを受ける。初めて皮下点滴をするも割と大人しく受けてくれていた。吐き気止めも打ってもらう。先生からは家族の負担にならない程度に通院してくださいとかなり気を遣って言ってもらう。そして担当の先生はかなりココアちゃんにメロメロらしい。うーん人誑しな猫だ。帰宅後の夕飯は1粒だけ残し食べた。尿は点滴の色が出ているのか黄色が強い。点滴がほぼ抜けた時どの位色が残っているか見たい。今日は猫じゃらしで遊びもしたしかなり活発になった。少し回復の兆しが見えているのでこのまま油断せず行きたい。

10月16日
昨日と同じく食事は何度かに分けて食べる。尿の色は薄くなってしまったが量はあった。日向でほわほわしているココアちゃんを見てなんだか泣けてしまった。かなり食事は安定して摂ってた。

10月17日
朝ご飯、昼ご飯共に少し食べる量が落ちる。それでも元気があってボールを追いかけて遊んだりもした。私が体調崩して眠ってる間に吐いたり食事をとらなくなったりと色々あったと聞かされた。明日は皮下点滴の日だったけど診察次第では静脈注射になるかもしれない。

10月18日
尿毒症と診断され3日間連続で静脈注射と間髪入れずに言われる。腎臓病のステージ4にあたるもの。帰宅後はコンボのプレゼント1袋完食、10時の夜食も殆ど食べた。尿は色があり量もある。尿毒症が出たという事は割と絶望的というかずっと絶望してるのだけど、本人(本猫)がまだ元気なので実感が湧かない。いつ急変するかわからないので気は抜けない。家族とは無理な延命はしない。ココアちゃんが長く小康状態を保つことを祈りつつ、その時が来たら一番辛くない方法を選ぼうと決めた。覚悟は、半分だけつけた。

10月19日
静脈注射2日目。朝は殆ど食べなかったらしい。帰宅後はいつも通りおやつ完食。尿の色もあった。でもかなり寒がりになった気がする。ストーブの前から動かなくなった。

10月20日
静脈注射3日目。血液検査の結果は悪化していた。本来ならもう治療を諦めるレベルだけど、腎臓以外の数値がまだ良い為治療を続けてみようという事になる。帰宅後はおやつを食べて紐にじゃれて遊ぶ。でも寒がりは悪化しているし頻尿が酷くなった。

10月21日
朝4時半頃から部屋のあちこちで尿をしようとする頻尿が悪化。ただただ寒がるのでストーブ前にペットシーツを敷いた猫ベッドを置きそこへ寝せたら落ち着く。しかしそのまま排尿。排尿時僅かに出血があり相談してきた。急激に悪くなっている気がする。1日静脈注射。膀胱炎疑いがあったので抗生物質も入れて貰う。お陰で帰って来てからはかなり安定したし食欲も戻った。母が「普通なら諦めますからねって言われて、突き放された気がした」と言うけどそれに対して「家で穏やかに看取る、苦しい治療で延命はさせないって決めたよね。万が一強く入院させて延命させましょうって言われたらやらなきゃならない雰囲気になるし、多分変な後悔産まれるよ」と返した。これが正解かはわからない。でも命尽きるまで入院という終わりは避けたい。

10月22日
晴れ。窓際で日向ぼっこする姿に何だか泣けた。元気でそれなりの量のご飯も食べ、高い所へ自分から登るようにもなった。病気の進行具合と実際の行動があまりにかけ離れていて、何処かでこのまま治るんじゃ無いかと言う淡い期待を抱いてしまう。この日は本当に穏やかでいい日だった。

10月23日
何回かにわけてだけど食べる量はそれなりに確保出来ている。尿の色が無くなって来たのが気になる。膀胱炎は再発してないので安心。なんと具合崩してから登らなかったとても高いタンスの上に登ってくつろいだ。元気に動き回るのが嬉しい気持ちと、無理しないで欲しい気持ちに挟まれている。

10月24日
朝5時半頃から膀胱炎再発。ペットシーツが30枚ほど犠牲になる。ちょうど診察の日だったので朝いちばんで行って皮下点滴+抗生物質投与してもらう。体重は現状維持。(2.8㎏)1日通して食事を安定して摂り、今日も高いとこに登ってくつろいでいた。猫じゃらしで遊んだりもしたらしい。

10月25日
抗生物質のお陰で膀胱炎の症状は無し。食事も安定して摂れている。元気がありあまり人を呼んで駆けて遊ぼうとする。無理をして欲しくない気持ちと元気で嬉しい気持ちに挟まれている。食事を持っていくと「ひゃー!」と甲高い声で鳴いて歓迎するのが復活。泣けた。相変わらず活性炭を飲ませるのが下手で終わると手が真っ黒になる。明日皮下点滴予定。

10月26日
皮下点滴に行ってきました。相変わらずここまで回復した事を先生に不思議がられる。それでも腎臓が一割しか動いてない事実は変わらないので引き続き観察する。ふと気づいたが尿毒症特有の匂いがかなり薄くなった。尿も僅かだけど黄色が出ている。このまま安定して欲しい。

10月27日
11時過ぎから頻尿の症状が出てしまったので病院に急いで連れて行った。2週間効く注射を受ける。ついでに皮下点滴も終わらせた。5千円超える。高いけど本来明日皮下点滴だったので二日連続来るよりマシだなと思う事にした。その後ゆるやかに頻尿の症状は落ち着く。

10月28日
腎臓病、膀胱炎、尿毒症の症状は出ずご飯をよく食べ遊ぶ。本当に病気をする前に戻ったようだ。この日はチロ様とみーちゃんの通院。元気がありあまり過ぎて高い所に飛び上がったり激しい運動をして嬉しい気持ちと無理をしないで欲しい気持ちに挟まれた。

10月29日
今日も小康状態を保てていたがややトイレをする回数が多かった。量はそれなりに出ているからまだ大丈夫そう。それ以外は気になる点は無し。今日は新しい委託先での販売が開始して祝杯を上げて、酔っ払ってココアちゃんの部屋で爆睡する。気付いたら傍で一緒に眠ってくれていて可愛すぎて愛おしさが爆発した。

10月30日
昨日と同じく状態は安定している。昨日よりトイレの回数少なく感じる。ご飯もよく食べてくれてとても嬉しい。

10月31日
今日も安定している。皮下点滴してきた。体重が2.9㎏になってとても嬉しい。この調子で3㎏超えて欲しい。トイレの回数も落ち着いている。

11月1日
少し食欲が落ちる。尿毒症が悪化したかと思ったけれど特有の匂いはほぼ無い。投薬の関係で便秘気味になっているのでもしかしたらそっちかもしれない。水を飲む量は普通。猫じゃらしで遊ぶ元気があるのできっと大丈夫。

かなり時間が空いてしまった。
少し忙しいのと体を壊したりして余裕がなかった。再開する。

11月14日
何回目かの血液検査。なんと腎臓に関わる数値がおよそ半分ほどにまで下がっていた。奇跡だ。最近のココアちゃんはかなり元気でご飯もよく食べていた。体重ももう少しで3㎏に戻りそう。本当に嬉しい。一時的であれど元気な日が多いのに越したことは無い。このまま細く長く元気でいて欲しい。

11月28日
あれから元気な日が続いている。元気過ぎて点滴が大変なくらいだ。本日も点滴と吐き気止めだけ。1日ごとに半入院だったのが今は3日に1回の点滴と2週間ごとの抗生物質で腎臓病も尿毒症も抑えられている。

2025年
1月1日
バタバタしていてここの更新が出来なかった。ココアちゃんはずっと小康状態を保てている。3日に1回、もしくは4日に1回の通院。薬も変わらず。体重は3㎏に行って時々3.5位になる事もある。今日も絶好調でボールをおっかけて遊んでいた。無事年越しが出来て安心している。どうか今年一年、ココアちゃんが元気でいられますように。

1月15日
相変わらず元気で暮らしている。右目の上に皮膚炎が出来た。多分目がかゆくて掻いて出来てしまったもの。(昔もあった)目薬を差したら掻く回数は減った。

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