ニキビとの戦い(ニキビ跡との戦い①)

30代前半現在、肌悩みは2.5個ある。

1つはいちご鼻。1つはニキビ跡。
さいごの0.5はシミ。

20代後半まで、ふつうにニキビができ続けていた。

子供の頃から色々試し、どれもダメで、潰しまくり、たくさんのニキビ跡をつくった。

プ○アクティブ、クレア○シル、ア○ネス、オ○ナイン、さくらももこのエッセイを読んで、たこの吸い出しまで使って、どれもダメだった。

大人になってから使えるようになったあるものにより、劇的にニキビが出来なくなった。

ピルである。

人により、色々とニキビのできるメカニズムが違っているのだと思う。
私の場合はホルモンバランスの変動によりニキビができるタイプだったということだ。
この年齢になって、生理周期をきちんと把握するようになり、明らかに排卵前と生理前の、ホルモンの量に激動がある時にニキビができることがわかったのだが、当時は分からなかった。

ピルも三層式だとあまりニキビには効かないらしい。
ピルを服用するときも色々調べて、一層式のマーベロンにした。

全くニキビができなくなって、呆然としたくらいだ。

なお、ピルほどではないものの、ニキビにきちんと効いたな、と思ったのはベピオゲルだった。
私が大人になってから処方されるようになった、皮膚科の薬である。

これは皮膚を薄くし、できているニキビを早く直してくれる上に、ニキビをできにくくしてくれる。

本当に早く治る。
子供の頃、赤く腫れたニキビに、明日になったら治っていたらいいのにと、オ○ナインをポイントで乗せ、上手に絆創膏を貼って寝た。朝、期待しながら剥がしても、何一つ変わっていなかった。何回やっても、どの薬に変えても。

何一つ効かなかったのに、この皮膚科の薬、ホント早く治るからマジでおすすめである。
朝になったら、腫れが引いてきている。膿が小さく収縮している。治る方のステージに進んているのがわかることなんて、今までなかった。

もし2020年代の中高生でニキビに悩んでいるなら、最適解は間違いなく皮膚科に行くことである。

高い化粧品なんていらない。保険適用でバッチリ効く薬を出してくれる。

なお、プロ○クティブは、海外版だとベピオゲルに入っている成分が入っているからニキビに効くらしい。
日本では化粧品への添加が認められていないから、他の成分でニキビ対策しているそうだ。
そりゃ海外のは効いて、日本のは効かないわけである。

私が欲しかったときにはベピオゲルはなかった。
容易に治らなかったニキビは時に直径1cm程にもなり、私の頬の皮膚を深く大量に傷つけた。

幸いなことに、色素沈着をそこまでしなかったこと、一度に何個もできるほどではなかったので、美容皮膚科の症例に載るほどではないけど、本人はそこそこ気にするくらいのニキビ跡がある。

20代の頃はそもそも新しいニキビが出来続けていたのでニキビ跡を気にしている余裕がなかった。
30代になって新しいニキビができにくくなってくると、やはり気になり始め、ニキビ跡との戦いが始まる。


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