たまには猫になりたい #わたしの大切なひと描いてみた
だいすーけさんの企画「#わたしの大切なひと描いてみた」に参加しまーす。
上の告知noteのカバーは、だいすーけさんが彼女を描いたイラストなんですよ。
私が「描いて」っておねがいしました。なぜって、だいすーけさんのアイコンね。
彼女さんが描いたものなんですって。だいすーけさんといえばこのお顔。
線に迷いのないシンプルなボールペン画を、私もとても気に入っています。
こないだの池松さんのzoomイベント「求められた読み手」で、はじめて画面越しにだいすーけさんご本人を見ました。
アイコンそっくり!
あまりにも似ていて、というかアイコンのほうが本物のだいすーけさんに似ているわけですが、アイコンに親しんでいた私は思わず、
「だいすーけさん、アイコンに瓜二つ!」
と叫んでしまったのです。
こんなにそっくりに描いた彼女さんすごい!という思いが、
「だいすーけさんも彼女の似顔絵を描くべきだ」
という思考に直結し、だいすーけさんに「描いてよ〜」と絡んだのでした。
自然な流れですよね?
まあ、半分、というか9割冗談だったわけですが、そこは生真面目なだいすーけさん、翌日にはきっちり仕上げ、私にメンションつきで送ってくれたのです。
悶絶しました。悶絶。
なに、この愛。あふれ出る彼女への想い。ちょっと漫画ちっくに描かれているところがまたにくい。いとしい髪もていねいに1本1本表現し、か細い首に巻かれたストールが風にゆれ、だいすーけさんに向かってにこっと照れ笑い。
速攻で自分のMacに保存したよね。どまんなか。
永久保存です。80になっても縁側でひなたぼっこしながら、この絵を眺めてほっこりしたい。
*
だいすーけさんの愛のこもった似顔絵に触発されて、よし!私も「わたしの大切な人」を描くぞー!と、わくわくしながらペンを取りました。
わたしの大切な人。
あのですね。正直に言っていいですか。
この人描くの、もう飽きた。
だって絵日記ブログの時代から、かれこれ15年描いてきたんですよ。
寝ながら描けます。全然ときめかない。わくわくしない。
この企画のために描くのもめんどくさくて、スキリアクション用に用意したやつ、そのまま貼りました。
この人じゃない。
いや、大切だけども、そうじゃない。だいすーけさんの告知では、描いた絵を相手に渡すところまでがセットになっています。渡された相手がいったいどんな反応を示すのか。そこにこそドラマがある。
だいすーけさんの場合はこうです。
何時間か早く職場に行って、ひとり写メ見ながら描きました。
メモパッドにボールペンで。似てるかもわからないし、ちょっとかわいく描きすぎたかも。笑 でも、何だか嬉しかったんですよね、描き終えたあと。これ、彼女に渡したい。そう思いました。はやく帰りたかった。
家に帰って、ふたりで吞みはじめたときに、渡しました。
とっても嬉しいと、言ってくれました。
「とっても嬉しいと、言ってくれました。」
あっさり書かれていますけどね。ふたりとも真っ赤な顔してうつむいちゃったと思うんです。このメモパッドは彼女さんが、いまもお守りとして大切に持っているでしょう。ふたりの愛はいっそう深まったはず。
私も夫の絵を本人に見せてみました。彼の答えはこうでした。
「カーテン洗いたいよね」
絵なんかぜんぜん見てない。Macの向こうに下がっているカーテンの汚れのほうが気になってる。いいもんね。
さあどうしよう。猫を描いて、その紙を猫に渡しても、ぐしゃっと踏まれるだけです。困ったなあ、誰にしようかなあ、と思案していて「あっ!」と思いつきました。
そうだ、そうだ。たいせつな人、最近描いたじゃない。たくさん。
猫耳ですよ。
先の池松さんのイベントレポで描いた猫耳似顔絵が好評だったので、これが「#いま私にできること」だ!と思い立ち、描いてほしい方いらっしゃいますか?と呼びかけたのです。
5人ぐらい声かけてくれるかな〜とたのしみに待っていたら、それどころじゃなかった。Twitterにも流したので、noteの外からもラブコールをいただきました。お名前は伏せて、似顔絵だけ紹介させてください。
なんか卒業アルバムみたいになっちゃった。みんなnoteを卒業しないでね。
頼まれてもいないのに、勝手に描いた人が少し混ざってます。あと、最後にしれっと私も入ってますが、これはみんなのTwitterアイコンが猫耳ついてるのに、自分にないのがさみしくなって、あわてて描きました。
描いててとてもたのしかった。みなさん、ご自分のお写真を送ってくださったんですが、知らなかったお顔をはじめて見て、しかもそれがみんな笑顔で、まるで私に笑いかけてくれてるみたいで、めちゃくちゃしあわせな気持ちになりました。距離がぐんと縮まった。ものすごい役得です。
受け取った方がTwitterでたくさんの感想を書いてくれました。noteで顔出しされている方のツイートを一部紹介しますね。
おまけ。
みなさん、ありがとうございました。
誇張でなく、この10倍以上の感想ツイートをいただきまして、広瀬すずにでもなったかと勘違いするぐらい、たくさんの賛辞やお礼の言葉をいただきました。
それだけでも身に余るしあわせなのに、サポートをくださった方まで!しかもたくさん・・・!私から愛を贈りたくてはじめたことなのに、みなさんからの愛のお返しがすごすぎる。ほんとうにありがとうございます!
そのうえさらに。
ごけちゃ丸さんが、こんなアニメーションを作ってくれました!!
すす、すごい。
こげちゃ丸さんのnoteのスキボタンから、この猫耳こげちゃんがぴょこんと飛び出してきたときは、本当におどろきました。「この画像ほしい!メールでください!」とゴリ押しし、もぎとった作品です。
この短いアニメーションに、なんと144枚の画像が使われているんですよ!
さすがデザイナーさん。プロの技炸裂!
こげちゃ丸さん、たのしい作品に仕上げてくださって、ありがとうございます!
(作者が私の名前になってるけど、こげちゃ丸さんですよーーー)
*
では最後に記念撮影です。パシャリ。
ちいさいサイズでごめんなさい。
(まんなかのハートの下のかもめさん、ナイスリアクション!)
みなさんのおかげで、とってもたのしいお祭りになりました。心より感謝申し上げます。
だいすーけさん、Stay Homeが続く中、素敵な愛の企画を作ってくれてありがとうございます。
うまいヘタ、関係ありません。「手書きnoteを書こう」企画でも同じことを言いました。こころをこめて書いたものって、ほんとうに届くから。
あと、そうだ。描いたものはぜひ、手渡してあげてくださいね。
きっと喜んでもらえると思います。
「#わたしの大切なひと描いてみた」あなたの大切な人は誰ですか?
最後まで読んでくださってありがとうございます。あなたにいいことありますように。