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ポール・セザンヌ / メトロポリタン美術館
懸念事項と苦渋の対策
きのう書いた通り、人生初のコミケに参加することになりまして、いまから震えているわけですが。
「頒布」という言葉には「無料で広く配る」という意味合いがあるようにいままで思っていたんですけど、どうもコミケでは販売のことを「頒布」と言うそうです。たしかにいくつかググったコミケ関連のサイトにもすべて「頒布」という言葉が使われており、「販売」とはどこにも書かれていなかった。
そういうコミケのしきたりなのかもしれない。愛と涙と徹夜続きの荒い息が詰まった尊き薄い本を「販売」するなど軽々しい! 頒布とおっしゃい! そんなコミケの女王様の声にビビって、最初は「販売します」と書いていたきのうの記事のタイトルも「頒布します」に変更したのでした。
私がコミケ会場に持って行く予定の「頒布物」は、印刷会社にもう発注が済んでいます。締め切りギリギリまでペン入れするとかそんな無理はもうきかない歳なので、十分に余裕を持ったスケジュールを組んでおいた。
だからと言って油断はできません。コミケ会場の自分の設置スペースを彩るための値札やPOPや大きめのイラストなんかも用意する必要がある。無料で配るチラシとか、小銭やおつりのお札、袋やなんかも準備せねばならん。重い本を事前に自宅から会場へ発送したり、新幹線のチケットを予約したりしているうちに、すぐ当日を迎えることになるような気がします。通販体制も整えないといけないし。
そういうやることてんこ盛りな状況の中、いちばん気になっていて夜も眠れない重大事があります。
トイレです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。あなたにいいことありますように。