猫は本当に肉食動物なのか?
そもそもの大前提に、猫は肉食動物である。という事を改めて確認したいと思います。
一体何がどうなっていたら肉食動物なのでしょうか?
一番わかりやすいのは歯じゃないかな?と私は思います。
我々人間とは違う尖った歯は食べる際に、骨から肉を引き剝がすための形状だと言われています。
例えば今まで発見されなかった未知の動物を見つけた時に、きっと歯を見て何を食べるのに適しているか?を見る気がします。
ちなみに草食動物は前歯がなかったり、平たい歯の形状ですよね。(牛を見て驚きました)
次に運動能力の高さと爪の形状からも肉食動物である事が推測されます。
肉食動物は基本的に草食動物を食べますので、高い運動能力がなければ獲物は捕らえられませんよね。
その際に相手の体をとらえやすい鉤爪をしていると考えられます。
人間で爪を尖らせている人も「肉食系かな?」と思いますよね。(何の話?)
目には見えない部分だと腸の長さで、これでほぼ決定だと思います。
草食動物(牛)>雑食の人間>雑食性を獲得した肉食動物(犬)>完全なる肉食動物(猫)の順番です。
牛は体長の約20倍、人間は体長の約10倍、犬は体長の約5倍、猫は体長の約4倍と言われています。(更に牛は胃が四つありますし、反芻して何度も咀嚼したりします)
余談ですが、高校生の時に施設名は忘れましたが畜産研究所?みたいな所へ見学に行き胃が丸見えになっている牛を見て衝撃を受けました。
要は咀嚼の経過を見る為のものなのかな?勿論牛は生きたままで、あの光景はトラウマ級に忘れられません。
肉は消化が早いため腸の長さは短くても消化できるんですね。
もっと細かく言えば目の付いている位置、動体視力の良さ、嗅覚の鋭さ、音をさせずに移動できる肉球、出し入れ出来る爪、瞬発力などからも猫が肉食動物である事を示していると考えられます。
その上で、次の話へ続きます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?