MEMORIES

（レイ）　飛び越えたんだ 水たまり ほら
　　　　　モノクロームの雨上がり また
（まりん）泣いてばっかいた 夜の記憶に
　　　　　滑り落ちていく

（紫晞）　きみがいなくて きみがいなくて
　　　　　思い出が 全部 全部 溶けていく
　　　　　さよならの先に 僕らの果てに
　　　　　ぼやける未来 踏み出せない
（つゆり）ここにいたって ここにいたって
　　　　　思い出は 全部 全部 溶けていく
　　　　　いつもの景色で ひとりの夜が来るよ
　　　　　きっと大丈夫 と 嘘をついた

（まりん）「もっと話したかったよ」
　　　　　なんて言えばよかった？
　　　　　もつれたボタンの糸をほどく様に
（紫晞）　寂しさの消し方を教えて
　　　　　笑いあった日々が締め付ける
　　　　　呪いのように

（つゆり）重なり合って 確かめ合った
　　　　　あの夜を 全部 全部 憶えてる
（レイ）　ふざけた写真で となりにいたきみが
　　　　　焼きついたままでいる あの続きを

（紫晞）　泣いてばっかいた 夜の記憶が
　　　　　こぼれ落ちていく
　　　　　変わりたいよ ただ

（つゆり）きみがいなくて きみがいなくて
　　　　　思い出が 全部 全部 溶けていく
　　　　　さよならの先の僕らの果てが
　　　　　見えなくても 再会はなくても
（紫晞）　ここにいたって ここにいたって
　　　　　思い出を 全部 全部 置いていく
　　　　　いつもの景色で ひとりの夜が来ても
　　　　　きっと大丈夫 と 踏み出せるの

（全員）　踏み出せるの