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【サンプルシナリオ】ドラコ・マルフォイ解説
※ナレーターさんが読み上げることを想定しております!
ハリーの永遠のライバルといえるドラコ・マルフォイ。
今回はそんなドラコのキャラ解説をしていきたいと思います!
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それではいってみましょう〜
■ドラコ・マルフォイの基本情報
ドラコ・マルフォイはルシウスとナルシッサ・マルフォイの間に生まれた
純血の魔法使い。
青白く尖った顔に、プラチナブロンドの髪が特徴的です。
代々スリザリン出身で聖28一族にも数えられるマルフォイ家は、
極端な純血至上主義者としても知られています。
その思想はドラコにも受け継がれており、
作中ではマグルやマグル生まれを見下す発言も目立ちました。
実は父親のルシウスはもともとデスイーターです。
ヴォルデモート卿失脚後は「服従の呪文」をかけられていたと主張してアズカバン行きを逃れ、魔法省に多額な寄付をすることで魔法界でのポジションを維持してきました。
そんな環境で育ったからか、ドラコは「父上が〜」というのが口癖のようなもの。
2年生からはそんな父がチームに新品のニンバス2001を寄贈したことにより、
ドラコもチームのシーカーを務めることになっています。
大抵のことを父親の持つ権力とお金で解決しようとする、
典型的なおぼっちゃま気質ですね。
5年生からは監督生も務めていますが、どこまでが本人の実力なのかは疑わしいところです。
■ホグワーツへの入学
実は父のルシウスは、ドラコを闇の魔術にも力を入れている
ダームストラング専門学校に入学させることを希望していました。
ところがこれに妻のナルシッサは猛反対。
ダームスロラングは遠くスウェーデン、
もしくはノロウェーに位置するとされる専門学校。
大切な息子がロンドンから遠く離れたところに行ってしまうことに
抵抗があったのです。
こうしてホグワーツに入学することとなったドラコはマルフォイ家の他の家族同様にスリザリンに組分け、新しい生活をスタートすることになります。
■ハリー・ポッターとの関係
実はドラコはハリーがいちばん最初に出会ったホグワーツ生でもあります。
その出会いは入学前のダイアゴン横丁でのこと。
制服のローブを採寸するハリーの横に並んでいたのがドラコだったのです。
ハグリッドを「召使い」と呼んだりロンの家族のことを「下等な連中」呼ばわりするドラコにハリーは初めから嫌悪感を抱いていました。
またドラコはドラコで、由緒正しい純血の家系出身の自分にをおざなりに扱うハリーにプライドを傷つけられたのでしょう。
2人は学生活を通じてことあるごとに衝突するライバル関係になりました。
特に最初の飛行訓練での出来事は印象に残っている人も多いでしょう。
初めての箒での飛行に勢い余って手首を折ったネビルを嘲るマルフォイは、ネビルの「思いだし玉」を木の上にでも隠してやろうと勝手に空中へと飛び立ちます。
しかしそこでは生まれて初めて箒に乗ったハリーが才能を発揮して思いだし玉を奪回。
その飛行能力を認められてグリフィンドールのクィディッチ・チームのシーカーになることに。
ドラコにとっては自分の行動が裏目に出る結果となりました。
ただその直後にはハリーたちが夜間に寮を抜け出したことを告げして反撃。
2人はこんな応酬を学生生活の大半の期間にわたって繰り広げることになります。
■デスイーターとしての活動
父の保護のもとで学生生活を楽しんでいたドラコですが、『炎のゴブレット』での闇の帝王復活によって状況は一変します。
もともとデスイーターをまとめるポジションにいたルシウスはヴォルデモートから直々に命令を受けることが多く、しかもその任務はことごとく上手くいきません。
比較的気に入られていたために最初の数回は許されていたものの、
魔法省の神秘部に保管された「予言」の奪回に失敗した際にはついに激怒。
ルシウスに見切りをつけ、ドラコに任務に当たらせるようになります。
ただこれは決してドラコの能力を認めていたわけではなく、息子を危ない目に合わせることがルシウスへの最大の罰になることを知っていたからでした。
当初ドラコは闇の帝王に認めてもらったと有頂天でしたが、次第に自分がしていることの重圧と嫌悪感に耐えられなくなったドラコは精神的にも追い詰められることになります。
特にダンブルドア暗殺を命じられたときには嘆きのマートルのトイレで涙する姿も。
シリーズ当初から悪役として知られてきたマルフォイでしたが、本来持つ優しさや繊細さが垣間見えますね。
■その後の人生
学生時代は父・ルシウスの影響を強く受け、「父上が〜」というのが口癖のようになっていたマルフォイですが、大人になってからはかなり人が変わったようです。
実際ドラコは父親の反対を押し切り、
アストリア・グリーングラスというスリザリンの後輩と結婚しています。
彼女は先祖の血の呪いのために体が弱いことに加え、
ルシウスが望むような純血至上主義者でもありませんでした。
母親のナルシッサも純血至上主義を掲げるブラック家出身ですから、
これは反発を招くのも仕方がないかもしれません。
結局アストリアは若くして亡くなり、
ドラコは一人息子のスコーピウスを一人で育てることとなります。
妻を亡くした悲しみが癒えることはないでしょうが、
親子の仲は良好なようです。
純血至上主義を脇に置いて妻への愛を貫いた今のドラコなら、
きっとこれからも親子2人で仲良くやっていけることでしょう。
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