独り言

どうあったのか、辛かったのか、裏切られたのか、守ったのか、守れなかったのか、守りたかったのか、切り捨てられたのか、逃げたのか、飛び立ちたかったのか。
嘘か本当か、正しかったのか間違いだったのか。
危機を脱したのかまだ続いているのか。
私達はそれをなにも正確に知らないし知る由もない。
ただ全員が一様に傷ついただけだ。

誰が1番傷ついたとか傷ついてないか比べるのも現実と幻想の相中では難しいし人の心なんて見えた気になっても見えてやしない。


誰が誰を恨んでいるか、憎んでいるか、羨んでいるのか。

許しているも、許さないも、自分達は何も知らないし彼女達はそれを答えないだろう。

ただ傷は残したくても癒えるものだ。

いずれ痛みも無くなってしまうものだ。

だから痛いと泣きながら理不尽に怒りながら苦しいともがきながら、それでも立ち上がった事に敬意を。

だから今は優しさの中でゆっくりおやすみなさい。

私には殊更に明るく楽しそうに振る舞うことも、痛みを堪えて辛さを押し隠して笑うのも同じ人の姿に見える。

後悔や自責の念はそれぞれあるのだろう、あの時こうすれば良かったと思う事もあるだろう。

でもあなた方が決めた道だから敬意を持って見送ろう。

ただ昔を思い出してどこかの道で会えた時には、私達に見えない場所でもいい。

お互い笑顔で話せるといいな、と…、私は思う。

次会えたその時今日の話を笑ってできたら良いと思う。

まだ歩く道の途中だから、今なにが起こったのか確定できない以上はいつかそんな日が来るかもしれない事をファンの誰1人も否定出来ないだろう。

少なくとも自分が好きな推しが他人の不幸を望む子にはそれぞれ見えないだろう。

進んでたら許せない時がある、なら進んでたらいつか許せる日も来るだろう。

人間そんなもんだろうよ。

出来たら全員がまた笑えますように、それを願う事くらいしか今の私達には出来ないさ。

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