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フル出社もフルリモートも経験した新卒4年目が、ハイブリッドワークを2年半してみて思ったこと

この記事は Feedforce Group Advent Calendar 2022 の 17 日目の記事です。

昨日はzomysan による「【約 50 回】2022 年、家族で毎週ふりかえりをした話」でした。最近ソーシャルPLUS社初のスクラムマスターとしてチームをサポートしてくださっているzomysan、私生活でもふりかえりをフル活用されていて素敵です。ふりかえりは重苦しい雰囲気になってしまうと続きにくいので、「ご機嫌でいる」ための工夫も凝らされているのが良いですねえ。

働き方の変化が著しかったこの数年。2019年新卒入社の私は、約1年間の平穏なフル出社時代を経た後、フルリモート、そしてハイブリッドワークを経験してきました。新卒入社から転々と働き方が変わってきた今だからこその新鮮な感想を、このnoteに残していきます。

前書き

「どういう働き方が良いのか」は会社・業務内容・個人の性質など様々な要因が関係し、一概には言えないものだと思っています。このnoteはあくまで私一個人の感想としてお納めください……ということで前提情報をお渡ししていきます!

自己紹介

  • 2019年新卒入社(4年目)

  • 業種:Web・IT関連(自社開発のサービス・アプリを提供)

  • 職種:Webマーケティング

  • 業務内容:自社Webサイトの運営、記事の企画・執筆、メルマガ配信、セミナーの企画・実施、事例インタビュー記事の企画/執筆、新機能・導入事例プレスリリースの作成などなど

フル出社・フルリモート・ハイブリッドワークの変遷

  • 2019年4月〜2020年春頃:フル出社(約1年)

  • 2020年3月頃〜2020年6月頃:フルリモート(約3ヶ月)

  • 2020年6月頃〜2022年12月現在:ハイブリッドワーク(約2年半)

ハイブリッドとはいえ、私が経験してきたハイブリッドワークはかなりリモート寄りです。

  • 原則出社指定は「毎週月曜の午後」のみ

  • 出社メンバーはビジネスサイド + 近場に住んでいるデザイナーさん

  • 毎日出社しているメンバーもいますが、週1〜2出社のメンバーが大多数

  • 感染状況や天気などをみて、月曜の出社がなくなることもあり

出社日にはほぼ欠かさず食べる坦々麺です(阿吽 | 湯島駅)

定期的にオフィス出社することでリモートワークの効率を上げるのが、私にとっては最高!


「リモートワークかオフィス出社か」という二項対立ではなく、「定期的にオフィスに出社して顔を合わせることで、リモートワークの効率を上げる」という考え方が一番しっくりくるなあと、この2年間のハイブリッドワーク生活をふりかえって思います。

今改めて新卒入社からの4年弱の働き方を選べるなら

  • (入社直後など)教えてもらう時間が長いうちは週4〜5オフィス出社

  • ひとり立ち後はリモート主体で、週1〜2出社

という感じで希望します。幸運なことにほぼ経験した内容そのままですが、オフィスに全く行かない完全フルリモート期間は個人的にはもう要らないかも。(ゆくゆくは京都近辺に住みたい思いもあるので、出社頻度はもう少し減らす希望になると思いますが、、月に数回は出社したいです)

取り組んでいる業務によって、出社とリモートを柔軟に切り替えられるのが良い


私の担当業務は「企画して→コンテンツを作って→レビューしてもらって→公開する」という流れのものが多く、中でも「コンテンツ(記事・資料)を作っている」時間が割合的には多めです。

「この時間は集中して記事を書くぞ!」という切り替えがしやすいリモートは本当にありがたいです。記事を書いている最中でもSlackやメールはこまめに見ていますが、その気になれば「○時まで反応できません」とアナウンスして通知を全切りもできるという安心感。

一方、企画段階でのアイデア出しは現場のCSさんと話したい機会も多いです。Zoomでアイデア出しの場を設けることもあったのですが、やはりアイデア出しは対面の方が捗る体感があります。

(Zoomだと発言タイミングの被りなどでテンポが崩れやすく、テンポが悪くなると熱量を上げるのにすごく苦労します)

すんごい気まずそう

何より、偶発的に「これコンテンツにすると良いのでは?」「こういう内容にしたらもっとよさそう」という話が出てくるのは、圧倒的に月曜午後のチーム出社日です。こうした熱量のある雑談(?)をフルリモートで再現したいという取り組みは何度かチャレンジしてきたものの、やはりまだ難しいままです……。

▼Discord導入でなんとかしようとしていた時期に書いたnote

あと、午後から出社することで行きの満員電車を避けつつ気分転換できるのも良いなと思っています。運よくお店が空いていれば、阿吽(坦々麺)経由で出社できるのも嬉しいです。

こちらは阿吽のつゆなし坦々麺(黒) + パクチーです。
半ライスをやめてパクチーをつけることでギリギリ健康食にならんかなと思ってます。


対面で話すと、テキストコミュニケーションの摩擦が減る

「業務によってオフィス出社・リモートを切り替えられるのが嬉しい」という話をしましたが、完全フルリモートでの働き方とオフィス出社もおりまぜる働き方で生まれる違いとして、「テキストコミュニケーションがしやすくなる」という一面もあるのではないかと思っています。

定期的に対面で話す機会ができる

その人の表情・声・テンションがわかってくる

テキストだけでのやりとりでも、自然に対面時のコミュニケーションと紐づけて認識できる(発言ニュアンスがわかるようになる)

過度に言外の意味を考えて不安になったり、自分からチャットを送る時の文章推敲に時間をかけすぎたりというシーンが減る

テキストだけのチャットには「込められた意図をあれこれ想像する余地」が多分にあります。「もしかしてこういうことが言いたいのでは」「本当はこう思っているのでは」と心配になる気持ちを軽減するという意味でも、対面で話す機会は大切な気がしています。

普段のSlack投稿イメージ(チャットの雰囲気を柔らかくするのも大事です、もちろん)

「○時のMTGで / 今度の出社日に聞こう」には注意


一方で、ハイブリッドワークになってから一層気をつけねばならないなと感じることもあります。一番はリモートワークでも定番(?)の「後で聞こう」問題です。

質問したいことがあるが、「ちょっといいですか?」と気軽に聞けない
そんなに優先度高くないし、後回しにしてもいいかな

「○時のMTGでまとめて聞こう……」

結局別タスクをやっている間にも気になってしまって効率が落ちたり、いざ質問する時になったら忘れてて思い出すのに時間かかったりと色々大変。

この「後で聞けばいいか」の時間軸を伸ばして「今度の出社日に聞けばいいか」にしてしまうともう大変です。意思決定のスピードが格段に落ちます。

「すぐ聞く」のはリモート時に限らずオフィス出社時にも大切なことですが、リモートだと「わざわざ質問する場所」をどこかに作らなければいけないというハードルが邪魔をし、「後で聞こう」に倒す力がちょっと強くかかるものだと感じています。そしてオフィスの方が質問しやすいとなると、「次の出社日でいいか」になってしまいかねません。実際何回か言っちゃいました。反省。

スピード感を持ってコンテンツを作り続けていくために、「○時 / ○日に聞けばいいか」という考えがちらと脳裏をよぎっても、頬を叩いて「とりあえず質問だけは先に投げちゃおう」に倒す意志を強く持つ2023年にしていきます!

さいごに


駄文長文にお付き合いいただきありがとうございました〜〜

2023年はハイブリッドワークをする方もより一層増えるのではないかなと思っています。皆さんの工夫・知見もぜひ教えていただきたいです!そしてスキもぜひお願いします🙏🏻

さて、「Feedforce Group Advent Calender 2022」明日の担当は、グループ会社のアナグラムで働く里村くんです。昨日までの私と同じく「なんか書きます」とコメントしてありますね。明日テーマ決めから始める感じかなあと仲間意識を感じています。

それでは!

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