アルゼンチン国境沿いの街にて
11/27から結構いろいろ起こってて旅してる〜って感じなのを誰かに聞いてほしいからつらつら書く。
起きたハプニング数えよう。あとこの数日でやたらと日本語はなせる人に出会った。これも数える。
前提としてチリのマーブルカテドラルに行くために、わたしがいたアルゼンチンの街からだとこのルートになる。
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アルゼンチンLos Antiguos
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国境越え
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チリChile Chico
↓
チリPuerto Rio Tranquilo(ここからマーブルカテドラルへのツアー出てる)
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11/27
まず、Los Antiguos行きのバスに乗るバス停の場所が違った(ハプニング①)
10時発に乗って23時過ぎについたあと、その日のうちに2時間ぐらい仕事したかったけど、なんとこの街全体でネットの調子がわるかった(ハプニング②)
このときはHostelだけの問題かと思って、とりあえず激弱いネットから「仕事できず申し訳ない、明日の朝カフェとかに行ってやる」と謝って寝た。
11/28
起きてカフェに行ってもネットなくて、バスターミナルに行ってもなくて、いまこの街全体でネットが使えない状態なのだとバスターミナルのお姉さんに教えてもらった。絶望。
諦めて移動することにしたけど、国境いきのバスが今なくて、タクシーを呼ぶしかない。でも書いてあるタクシーの番号に連絡しても返答がない。ここで同じくChile Chicoに行きたいインドのおじさんがカウンターにやってきた。タクシーにバスターミナルのお姉さんが電話してくれてもダメ。
とりあえずインドのおじさんについて建物の外に出たら、なんと同じくChile Chicoに向かう女子たちが6人いて、ここでわたしはもう助かった〜!仲間たくさんいる〜!ってはっぴーに。しかもなぜかタクシーのおじさん出てきて2台きてくれることに。4人でシェアしてまずアルゼンチンの国境へ。
出国手続きしたあと、アルゼンチンの国境からチリの国境までは結構な距離があって、歩きだと1時間ぐらいかかる。
だから車で来てる人たちに、もしスペースがあったらチリの国境まで乗せてくれないかと頼んで、乗せてもらう。
わたしは優しい3人組の家族に乗せてもらった。いや、あれは孫と祖父母だったかもしれない。小さくて可愛いらしいおばあちゃんが、男の子が運転してるのをスピード出し過ぎだと心配していた。
チリの国境で入国手続き終わって建物の外に出たら、先に終わってた女子4人が、わたしたちタクシー呼んでるから、来たら別のタクシーを呼べるか、またここまで来てくれるかを聞いてくれると。ありがとう〜。
無事にタクシーに乗ってChile Chicoのバスターミナルに到着。今度はPuerto Rio Tranquiloまでのバスを確認して、しばらく待つことに。バスターミナルの中にあったカフェでやっとWi-Fi使えて、仕事できた。
ミニバンのバスが来て、Puerto Rio Tranquiloへ出発。4時間ぐらい乗ってたんだけど、湖沿いを走る道でひたすら絶景だった。動画撮るのに疲れるぐらい。
Puerto Rio Tranquiloついて、インドのおじさんとHostel同じだったから一緒に探して少しうろうろ。無事にチェックインして、一安心。
同室の中国人の奥さんとイギリス人の旦那さん夫婦。この旦那さんが日本に住んでたことがあって、普通に日本語で会話できた(1人目)。久しぶりに日本語はなせて嬉しかった。
そしてあとからやってきたフランス人も、日本に旅行に行ってすごく好きになったから学生ビザをとって日本に行くつもり、日本語を勉強してると(2人目)。
4人部屋で3人が日本語はなせるの意味わからなくておもしろかった。
マーブルカテドラルを見るためだけにチリに移動したから、明日の朝見に行ったらまたアルゼンチンに戻る行程にして、Los Antiguosを夜に出発するバスチケットを買った。
11/29
朝、マーブルカテドラルのカヤックツアーに参加。ここで一緒に参加したアメリカ人夫婦の旦那さんが、また日本語はなせた(3人目)。空手を習ってたらしく、丁寧な日本語だった。晴れたおかげでマーブルカテドラルはとてもきれいで、湖の青さも美しくて、満足度高かった。
カヤックが終わってHostelに戻って、同じくアルゼンチンに戻る予定のインド人と、フランス人と3人でバス待ち。
13時半になったらバスがくると言われていて、結局来たのが1時間遅れて14時半に出発。
また帰りも湖沿いの絶景を堪能できた。行きは曇ってたけど帰りはすごい晴れてて、本当にきれいだった。
ただ、このバスは地元民も乗せてて途中途中で停まることが多く、なかなか進みが遅い。わたしは国境が20時に閉まるという情報をネットで見ていて、買ってあったLos Antiguosを23時に出るバスチケット(2万)が無駄になるかもしれないとだんだん不安に。
結局Chile Chicoに戻って来たのは20時前で、インド人に「国境って何時に閉まるか知ってる?」って聞いたら、「22時だよ」って言われて超安心した。
よし、3人で国境行こうってタクシーを探してたら、やっぱり国境が20時に閉まることが判明。絶望(ハプニング③)
2人が泊まるところを探してくれて、3人でAirbnbに泊まることに。スーパーに寄って2人が買い物している間、わたしは荷物とお留守番。
部屋について、明日のバスを探すも、なんと満席で買えない。明後日の23時発が最短。まじか〜。
そしてチリ入国時にもらっていたPDIというレシートみたいな紙が出国時に必要だということを2人に教えてもらい、全然知らずに捨てていたわたし(ハプニング④)でもフランス人も無くしてた。仲間。
フランス人がご飯作ってくれて、3人で食べた。美味しかった。久しぶりに誰かが作ってくれたご飯を食べられて嬉しかった。3人でいろいろおしゃべりして、へとへとで寝た。
11/30
わたしとフランス人は次の目的地が一緒だったけど、インド人は違うところを目指していて「とにかくできるだけ早く進め、その方が選択肢がある」と朝早くにLos Antiguosのバスターミナルに着くために7時半に出て行った。
見送ってから二度寝して、わたしはもう今夜もChile Chicoに泊まろうと服をクリーニングに出しに行った。フランス人はPDIのことが不安だから、今日アルゼンチンに行くと出発していった。
結果PDIがなくても無事に出国できたと連絡がきて安心。予約したChile Chicoのホステルに移動した。
そしたらこのホステルのオーナーも日本語はなせる!!!(4人目)東京工業大学に2年通っていたらしい。
このホステルすごくスペース広くて居心地よくて、しかもわたしともう1人しかいなくてとても快適だった。
クリーニング3時間ぐらいで終わってとりに行ったら、可愛いお店のエコバッグくれた。
カフェ行って日記書いて、展望台に行ってみたり湖沿いを歩いたりして、この街好きだなって思った。
スーパー寄ったら日清ラーメン売ってたから夕飯に買って帰った。味は普通だった。
久しぶりにゆっくりできた1日で、強制的に休むことができてよかった。2万をパーにしたことは痛手だけど、3人でどたばたしたのは楽しかったし、この街を好きになった。
12/1
11時頃にチェックアウトして、国境までホステルのオーナーが送ってくれた。優しい。ありがとう。
チリの国境でPDIなくても無事出国。
スイス人のバントリップしてるカップルの車に乗せてもらって、アルゼンチンの国境の手続きもして、Los Antiguosまで送ってもらった。1年半も旅してるんだって。すごい。
さて、バスが出発する23時まで11時間なにするかな〜と、とりあえず丘の上にあるWi-Fi使えそうなレストランに行ってみようと階段のぼり始めたんだけど、やっぱりWi-Fi使いたいタイミング今じゃないなと思い直して降り始めたら、足を踏み外した。完全に右足首がぐきってなった(ハプニング⑤)
バックパックをクッションにしてしばらく横たわって、落ち着いてからまた歩き始めた。とりあえず歩けてよかった。無駄に歩かないために早々にバスターミナルへ。
バスターミナルついて足を確認したら膝もすりむいてたから水道で洗って、オロナイン塗って絆創膏。しばらくぼーっとしてたら、3日前にいろいろ教えてくれたバスターミナルのお姉さんがやってきた。バスターミナルのおじさんもきて、昨日インド人がいろいろバスチケットについて聞いて来たけど、連絡とってたのは君か?と。インド人ありがとうね、たくさん確認してくれて。
バスチケットの残数が少なかったからオンラインで買っちゃってたけど、ここのカウンターで買った方が安いと教えてくれた。お姉さんがWi-Fi教えてくれたので、暇つぶしが快適に。今日はインターネット使えてよかった!!!Los Antiguosがネット使えない、足を捻挫した街だという思い出で嫌いになるところだった。
しばらくしたら、おじさんがあったかいもの飲むか?ってお湯沸かしてくれた。ありがたくマグカップ借りてコーヒーいただいた。優しい。
そしてこれを書いてる今。いろいろ起こってるけどみんなが優しいから、楽しめてる。
次の目的地、たくさんトレッキングしたくて行くから、足首が不安だ〜。痛いけど歩けるから骨折ではなさそう。腫れてはいる。明日の朝ついてから様子見て考えるしかない。
はあ〜バス乗るまであと4時間!