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カミーノ巡礼-フランス人の道-Day:38

From: O Logoso
To: Fisterra
28.7km

5:45に起きようとアラームかけたのに、鳴らずに起きたの5:55。準備して朝ご飯食べにカフェ行ったのが6:15。そしたらミッキーがいて、「早く起きたんだね!」って一緒に食べて、次の街の分岐まで一緒に歩いた。1年に2回は海外旅行しててトップ3はノルウェー、ドイツのクリスマスマーケット、イタリアの南らしい。ヨーロッパがお好き。道の分岐で写真撮って、連絡先交換してバイバイ。

山というか丘を上り下りしてる時からまあまあ風強かった。でも少しずつ曇りが晴れていった。1人でもくもくと歩いた。

しばらく歩いてたら小さく海が見えて、どんどん見える海が大きくなっていってわくわくしてた。風が強すぎて途中ふらふら風とあそんでた。

下り坂をたたたって小走りしてたらカーブで急に視界が開けて、どーんって海が視界に飛び込んできて、嬉しくてびっくりして、へへって声出して笑っちゃって、立ち止まってそのまま感情がぎゅんってなって泣いた。あ、終わるんだなってストンと理解した。
コンポステーラついてみんなとバイバイしたときにメインが終わって、未練がましく歩き続けたこのエピローグも、これで完全に終わるんだって。
泣き終わって歩き始めたとき、すごくスッキリしてた。

海と山の感じが沖縄北部に似てるな〜海きれいだな〜わたしの海の基準って沖縄なんだよな〜って思いながら楽しく歩いてた。

山が終わって、海沿い歩いてる時に影になってるベンチで海眺めながらバナナとプロテインバー食べて休憩。 

18.3km歩いた地点のCorcubiónでカフェ休憩にオレンジジュース。日曜で手前の街のカフェが全然あいてなかったから、まあまあしんどかった。

そのあともまた丘超えて、最後は白くて長いビーチを歩いた。本当に気持ちよくて幸せだった。San Xulián do Camiñoから毎日顔合わせてるイタリアのドメニコがいて、貝拾って嬉しそうだった。

そのまま予約してたホステルついて、チェックイン。トレッキングシューズ脱ぐときに、もう明日は履かないんだなって少し感慨深くなった。

とりあえずインフォメーションセンターに証明書もらいにいったら、イタリアンガイズとイギリスのアルフィーに再会して嬉しかった。Grañonから顔合わせてたこのイタリアンガイズに綺麗な顔の男の子ルカスがいて、見かけるたびに眼福だったのだけど、「反対側のビーチで夕焼け見るのすごく綺麗だよ」って教えてもらって、So see you there?って聞かれたらYesしか返せなかった笑

インフォメーションセンターの中でも貝のモチーフくれたイタリアのおじちゃんに再会できて、イタリア男性とめっちゃ縁あるな今日!って感じだった。たぶんここまで歩き続けるイタリア人が多い。

一度証明書を置きにホステル戻ってからランチ。海沿いに来たからにはガリシアのシーフードを食べなくては!最終日だし!って奮発して貝食べた。ガーリックソースおいしかった。

歩いてきた白いビーチに戻って、海に足つけてリフレッシュ。冷たかったけど痛くなるほどではなくて気持ちよかった。塩水は足の疲れに効くということはこの1ヶ月で学んだ事のひとつ。ただ強風で砂が吹き付けてきて痛かった。

そこから最終目的地Faro de Fisterraまで3km弱また歩いた。ここで本当に終わり。岩場おりてたらまたドメニコに会ったから写真撮ってもらった。そのあとカフェでビール飲ませてくれた。ごちそうさま!ありがとう!夕飯もみんなで食べるからおいでって誘ってくれた。

一緒に街まで戻ってきてバイバイして、ホステル戻ってシャワー浴びて少しゆっくりして、見かけてた美味しそうなアイス屋さん。
ワッフルコーン、ワッフルがふわふわのワッフル!どちらかというとクレープみたいですごく美味しかったし、店員さんがいろいろ話してくれて嬉しかった。

19時ギリギリに待ち合わせ場所いったら、2日前に同じホステルで一緒にご飯食べたオランダとフィンランドの2人と、日本の方と、知り合い多くてうれしかった。しばらくうろうろ店探し。

合計12人のメンバーになって、そのうち4人でメニューシェアした。おいしかった〜。結構長い間見かけてたカップルもきて、初めて話した。イタリアとフランスのカップル、ずっと英語で会話してたからカミーノで出会ったのかと思ってたらその前から付き合ってるらしい。

食べ終わってから何人かで別のバーに行ってみんなでショット飲んで、おしゃべりして、ビーチに夕焼け見に行った。残念ながら水平線の上に雲があって少ししか太陽が沈んでいく様子は見られなかったけど、そのあと空のグラデーションが変わっていくのは綺麗だったし、ショットでテンション上がってるから波打ち際できゃっきゃしてるの楽しかった。

イタリアンガイズもいて、ルカスが「ね、すごく綺麗でしょ?昼はそこまで海があったんだよ」ってもう可愛い〜。教えてくれてありがとう〜!サンティアゴでもミサについてたくさん重要な情報を教えてくれてあれなのよ、ゲーム上で話しかけたら情報くれるキャラクターなのよ。

少しずつ暗くなってきて、いつのまにか焚き火してる人たちのところに加わって、わたしは煙が嫌で1人でぼーっと空と波を眺めて、終わりだなって噛み締めてた。

犬2匹がいてじゃれててかわいかった。

23時すぎて、アルフィーとルカスたちにバイバイして、帰ることに。みんな泊まるとこ違ったから1人ずつバイバイしてって、最後にドメニコとバイバイ。

ここ数日ずっとなんか縁があったドメニコ、今日楽しめたのはドメニコのおかげだった。ありがとう。

ホステル戻ったらみんな寝てたからそーっと歯磨きして寝た。

Stay at : Albergue y Pensión Finistellae

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